2007-02-11 06:35:24

伝統を守り続ける太白酒の姿勢に拍手

テーマ:中国の白酒の実態

 太白酒さんの酒蔵で16年物の白酒をいただき、ご満悦になった空太郎は、ちょっと意地悪な質問をしたくなりました。

 「蒸留したお酒を寝かすところまではアルコール度数はほとんどが60度台ですよね。出荷する前には加水して度数を整えると思いますが、近年、茅台酒や五粮液などの大手はそろって、50度前後の昔からの高度酒に加えて、30度台の低度酒も販売しています。太白酒も消費者ニーズに対応して、低度酒も出していますか?」と聞きました。

 中国では白酒をストレートで飲むのが普通です。このため、50度以上のアルコールは「強すぎて飲めない」と敬遠する消費者が増えており、90年代以降、大手メーカーは揃って、39度や38度といった度数の低い低度酒の販売に力を入れています。



高度酒固執02


 ところが、同じ銘柄の同じデザインで、高度酒と低度酒を販売しているので、買うときには注意をしないと、間違った買い物をしてしまうリスクも伴います。

 また、度数を下げるために加水の量を増やせば「白酒本来の深みのある旨みが失われてしまう」と嘆く左党もいらっしゃいます(06年7月24日付ブログ を参照してね)。

 いわば、低度酒は大衆迎合型ともいえるわけで「当社は李白がこよなく愛した歴史と伝統のある地酒会社です」と胸をはった社長さまに突っ込んでみたわけです。

 これに対して、彼は「当社は低度酒には手を出しません。一番低くても45度止まりです。太白酒ファンは(低度酒を出さないことを)当然と受け止めています」ときっぱり答えてくれました。


高度酒固執01 高度酒が並ぶ


 おお、そうですか、その意気やよし、です。

 早速、いただいた製品ラインナップをチェックしてみると、販売する50近い銘柄のうち、50度が23種でトップ、次が一番低い45度で17種。52度も2種ありました。


高度酒固執03


 そして、同じブランド名で違う度数の商品を作るといった混乱しやすいことは一切やっておりませんでした。

 所得が先行して向上し、アルコール度数の高い酒を敬遠する消費者が多い北京や上海などの大都市にほとんど出荷していないことも原因ではあるでしょうが、あくまでも伝統を守ろうという姿勢は、日本酒における大手メーカー対地酒メーカーの構図に酷似しているなあとしみじみ感じ入った空太郎でした。

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