M5.8 Earthquake shakes D.C.

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8月23日13時51分(EDT)、米東部バージニア(Virginia)州を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生しました。その後M2.8の余震が起きました。

$ランチタイムのブログ-1米地質調査所(U.S. Geological Survey、USGS)によりますと、震源はバージニア(Virginia)州ミネラル(Mineral)群でワシントンD.C.(Washington DC)から約141km南西。震源の深さは5.9kmです。

揺れは20秒から30秒続き、米中西部のインディアナ(Indiana)州やミシガン(Michigan)州のほか、北はカナダ・トロント(Toronto)、南は米ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)の広範囲に渡って揺れを感じたとのことです。

同州では1897年に起きたM5.9の地震以来114年ぶりの規模の地震です。因みに、東海岸で起きた地震としては1944年のM5.8の地震が起きています。

写真参照:5.8 Earthquake in Virginia
Credit: U.S. Geological Survey / U.S. Department of the Interior

の影響で同州の原子力発電所が運転を停止したほか、首都ワシントンD.C.(Washington DC)の連邦議会議事堂や国防総省等の連邦政府の建物が閉鎖され,職員らが一時避難したり、歴史的建造物等でも一時的に立ち入りが禁止されました。

そして、ニューヨーク(New York)では高層ビル群などから人々が避難したり、観光地への立ち入りが一時禁止されたりするなどの影響が出ています。ジョン・F・ケネディ国際空港 (John F. Kennedy International Airport、JFK)などでは管制官が避難しましたが、その後通常通りの運航を再開しています。

ワシントンD.C.(Washington DC)の消防局によりますと、壁にひびが入ったり、煙突が倒れたなどの建物の損傷の報告がいくつか寄せられています。怪我人の報告もありますが、重傷者はいないとの事です。また、バージニア(Virginia)州では学校の建物に被害が出たり屋根の煙突が倒れたりするなど一部損壊の通報が相次ぎ、軽傷者も出ているもようです。

の地震で同州のドミニオン・リソーシズ(Dominion Resources)が運営するノースアンナ原子力発電所(North Anna Nuclear Generating Station)の原子炉2基が自動停止しました。

$ランチタイムのブログ-2同原発は地震で停電により外部電源が全て喪失しましたが、緊急用のディーゼル発電機が起動し原子炉の冷却を継続しています。放射性物質の流出もなく、現在は電力の復旧作業を進め、原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission、NRC)が状況を監視しています。

ノースアンナ原子力発電所(North Anna Nuclear Generating Station)について、原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission、NRC)のDavid McIntyre広報官は『我々の知りうる限りにおいては、安全だ』と述べています。

原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission、NRC)によりますと東海岸一帯にある7カ所の原発で、4段階ある原発の非常事態のレベルとしては最も軽い「非日常的事態」が宣言されています。

ニューヨーク(New York)市から約80km北のインディアン・ポイント原子力発電所(Indian Point Nuclear Power Plant)を運営するエンタジー社(Entergy Corporation)の広報担当者は、同原発では『何の問題も起きていない』 と述べています。

写真参照:Program Activities For the Deployment of Nuclear Power
Credit:U.S. Department of Energy

海岸では地震に慣れていない人が多く、地震の揺れをトラックやヘリコプター、爆発物などによる振動と思った人も多かったとの事です。なお、地震発生から1時間ほど携帯電話がつながらなかったことから、2001年の9.11同時多発テロ10周年を前に追悼行事の準備を進める同国に、一種の恐怖が蘇ったとも伝えられています。

Quake Rocks Washington Area, Felt on East Coast

from AssociatedPress



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