カキクケコ | Papanity Life <パパ二ティーライフ>

カキクケコ

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娘にはもうひとつクリアさせなければならない課題がある。早い時期から喋ってはいたが、どうしてもカキクケコがうまく言えない。

舌が口の上についてしまうのか、タチツテトになってしまう。先日もジイジ(私の父)と公園から帰ってきたので、「うらら、公園に誰かいた?」と聞くと身振り手振りで「トトロちゃんトウエンで、タテットチテタ」と最初は何をいっているのかわからなかったが、何度か聞いているとどうやら、こころちゃん(近所の女の子)が公園で、かけっこをしていたと説明していたらしい。

何とか上手く発音させようとゆっくり「カキクケコ」と練習させるが、大声で「タチツテト」と言っている。本人は言えているつもりらしい。

妻は「このまま言えるようにならなかったらどうしよう」と心配しているが、私は「まーそのうち言えるようになるよ」と、楽観的だ。それには理由がある。以前にも書いたような気がするが、あっという間にできてしまうものと時間をかけてできるようになるものがあるからだ。

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先日お風呂上がりにパジャマのボタンの止め方を母に教え込まれた娘は、一つのボタンをとめるのに一生懸命だ。

私が、手伝おうと手を出すと、手を出すなと言わんばかりに「ダメー」と部屋の隅っこの方で独り、ボタンと格闘している。

その三日後には一つのボタンを十分くらいかけてとめられるようになった。その時の嬉しそうな顔は忘れられない。

その一週間後には四つのボタンすべてを短時間でとめられるようになっていたから驚きだ。

些細なことだが何かを成し遂げるために集中して取り組む姿勢は、我が子ながら感心する。きっと俺に似たんだと思う今日この頃。