「とーたん、それなに?」

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「バター」

「バカじゃないもん!」

「いや、だからさ、ば・た・あ」

「ふうん。じゃそれたべたい!」

「ダメ」

「びえ~~~」

そんなやりとりが日に数十回

子育てってさ

ひとことで言えばそんなことな気がするさ

楽しめる余裕がこちらにありさえすれば

それはかけがえのない時間に昇華しうるもの
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三日月の夜に・・

三日目の

まだ消え入りそうな

細い月が沈んだ暗い空を

それもかなり高い場所を

白い鳥が二羽

寄り添って


まるで星の間を縫うように

ゆったり羽ばたきながら

南の彼方へ消えて行く

「あんな人生がいいな」

ふとそうつぶやく☆

世界に平和を

おやすみなさい

咲き始めたんだ・・

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海で知り合った

タフで気さくなじーさんは

漁師を引退して

80をとうに過ぎた今も

海とは気まぐれに付き合っているような

こんな俺達のサポートを

いつもニコニコしながら

続けてくれている

なんの見返りも求めることなく

「生身で海と関わるやつらは

海の怖さを知ってるから
おくゆかしい

差し出がましいことは言わないし

差し出がましいことはしない

みんな一生懸命

海と自分に向かって行くから

応援してやってんだ」

砂浜の見晴らしのいい場所に腰をおろして

俺達を眺めている

誰かが困れば

一目散に駆け付けてくれる

「こないだもらったパンの礼に菊をやろうと思ってな

欲しがる親戚に見つからないように

いいのを一鉢垣根に隠しといたんだ

忘れずに持ってけ」

何千ものつぼみをつけた

じーさんのコギクが

清かな黄色の

指先ほどの小さな花を

一斉に開かせ始めた☆

両手を広げて

「これっくらいの水を

毎朝ちゃんとやれ

あとはなあんにもしなくていいから

それから

二番目の娘によろしくな」

どうやら二人は相思相愛らしい・・