『私の履歴』①

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backpacker

 中学、高校以来(げっ、もう30年にもなるのかっ!)バックパッカー&ヒッチハイカーでした。

 写真は京都「三年坂」。となりの人は,途中で知り合ったひとり旅のお姉さん。この写真を撮ってあとで送ってくれたのも、ひとり旅のお姉さん。人と出会っていろんな話ができることにハマった頃です。(たぶんこれは17才頃)

 そんな貧乏旅行知ってるせいで、未だに2万円もあれば1ヶ月ぐらいはだいじょうぶさっ、とか思っていて、新聞広告のパックツアー、「3泊4日で激安39800円!!」なんて日にゃあ、「ちょ、待てよ!」と、いちいちツッコむのほほん親父なのでした。 パン衛門

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若い友人が結婚を機に『キャンプ』を始めるという。


山積みのカタログを精査し、


昨冬以来、


休みごとにしらみつぶしに「ショップ」を歩き回って買い集めた「グッズ」がいかに優れているかを語った。


そして、


選んだ「キャンプ場」がとても真新しく、


最新の設備をそなえ、


すみずみにまで管理が行き届いてこの上なく清潔で衛生的、


かつ最高のロケーションであること。


それだけのスペックだからこそ、


自分たちの初めての『キャンプ』にどんなに相応しいかということを、


事細かに話した。

「いっしょに行きませんか?」


「いや、やめとこ。人といっしょだと気も使うし。水入らず邪魔するのもなんだしな。」


「残念です。退屈させないのになあ。トレッキング、沢下り、渓流釣り、バードウォッチング、バーベキュー、天体観測。盛りだくさんですよ。」


「・・・。」


「どんな本にも書いてあったんですけど、キャンプ場に着いたらやっぱり、とりあえず水場の確認とテントの設営って感じですよね。」


「それより、その左手にいつも握りしめてる『ケータイ』の電源切って、腕時計はずすことから始めたほうが、すげえ楽しいぜ。」


「・・・。」


彼は、おでこの斜め上前方に「はてなマーク」を11個連射した。 ぱん衛門

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chp_0005 『ノラ・ジョーンズ』はうちのカミさんの大のお気に入りです。その『ノラ・ジョーンズ』のお気に入りらしい『エイモス・リー』のデビューアルバムが、最近私のお気に入り。当然、店でもずいぶん流れていて、はじめて聞くお客さんたちもけっこうお気に入りのようです。

若い頃の『ニール・ヤング』に声がちょっと似てて、メロディーの音のつながり具合が『エルトン・ジョン』にちょっと似てて、出来上がりは『ノラ・ジョーンズ』にとっても似てますが、なんだか癒されて心地よいのがオススメです。

「なになに、けっこ、いんじゃないの。」

と、お気に召された方には、『ジェシー・ハリス』や『ポール・ブラディー』などもおよろしいかと思われます。 ぱん衛門

アーティスト: エイモス・リー
タイトル: エイモス・リー (CCCD)

アーティスト: ジェシー・ハリス, ノラ・ジョーンズ

タイトル: ザ・シークレット・サン


アーティスト: Paul Brady

タイトル: Nobody Knows: The Best Of Paul Brady

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anpan

つい先日、


店先でお客様に、


「どうして、あんパン の真ん中にくぼみがあるんですか?コンビニのあんパン にはなくて、パン屋さんだと時々見かけるんだけど。」


いわゆる、あんパン の『へそ』のことです。


さて、みなさん。


あの『へそ』はなぜあるんでしょうか?

餡を詰めて、醗酵室に入れる前のあんパン の中心を、真上から指でそっと押す。


生地を切らないように、天板に指が触れそうなところまで押して、すっと指を抜く。


形状はどうなったでしょうか?


この一手間にどんな効果があるのでしょうか?


たしかな理由を教わった記憶はありませんが、この仕事を長くしていれば答えは明白です。


生地を餡ごとドーナツ状にすることで、


①あんの塊があるために中心部の火通りが悪くなることが、著しく解消される。


②そのおかげで焼き色のムラも少なくなるし、


③火通りが良い分、焼成時間が短くなって


④皮の薄い


⑤フワフワで美味しいあんパン ができる。


⑥外観も、装飾効果で付加価値が上がるし、


⑦よく焼けていれば当然日持ちもする。


⑧また、餡と生地の硬さの差や、餡の水分によってできる、餡の上の大きな空洞をなくすことができる。

先輩たちの工夫や知恵には恐れ入るばかりです。


うちの店では、


昔ながらのやり方で、


程良く塩抜きした桜の花が『へそ』にあしらわれます。 ぱん衛門

Over The Top.

pan-1 どこの パン屋でも見かける『レジカウンター』の高さは、


売り子さんの作業性を考えて、約80センチ。


小さな子が歩き始めてしばらくすると、


両手の指先をこの台の縁にかけていっしょうけんめい背伸びするようになります。


「ママ、見えない。見せて。」


成長と共に、


そのうちおでこが越えて、


鼻が越えると背伸びはおしまい。


そんな頃には自分でパンを選んでトレーにのせて。


ママの財布からお金を渡すお手伝い。


笑顔がまるごと越えられそうな頃にはもう小学生です。


「入学おめでとうございます。はじめて来た頃はまだ顔も見えなかったのにね。」


「ありがとうございます。そうそう、そうだったわねえ。過ぎちゃうと早いわねえ。」


最初にだれが決めたのか知らないけど、


80センチはとても素敵な高さです。 パン衛門



mixflowerd 数種類の野草の種をひとふくろに詰めた、


『ワイルドフラワーミックス』


を、広口で浅めの植木鉢で育てると、


庭先やベランダに


「ちっちゃな草原」


ができます。


いま一番のお気に入り☆


仕事の手がちょっとあいた時とかに、


鉢の前にしゃがんで、


しばらく眺めてると、


メアリーも


ローラも


キャリーも、


あの曲といっしょに駆け下りてきそうで、


ほんのひとときなごむなごむ。


とってもおすすめです。


我が家のアルバートは、もうとっくに夢の中。


おやすみなさい。


でも明日はせっかくの定休日だし、もっかい飲み直そうかな。 パン衛門


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一途にお陽さまに向かうひまわり が好きです。


イカロスのように。


ことし我が家では、ひまわり の鉢が3個になりました。


「種蒔き」が、すっかり上手になった長女のひまわり の鉢。


土を押しのけて芽を出す種たちの気持ちを話してくれながら、


一粒ずつていねいに土をかける姿に、


思わず目を細めました。


お姉ちゃんの見よう見まねで、ことし初参加の次女のひまわり の鉢。


土をならして、「わーい、わーい!」


種を植えて、「わーい、わーい!」


水やりをして、「わーい、わーい!」


なにをしても、「わーい、わーい!」


ま、ええか。


娘たちより育ちが悪いとカッコわるいから、


こっそり違う品種にした、負けず嫌いな父のひまわり の鉢。


そのうちばれそうな気もちょっと。



静岡は暖かくて、去年は12月初旬まで花をつけたから、今年もいっぱい咲くといいな。


ちなみに、0才9ヶ月になる長男の名前は「太陽」です。(^^)v 


追伸、


出生の届けを出すまで、


「太陽」


と書いて「サンダンス・キッド」と読ませようかなと、密かに思っていたのですが、


役所の住民課の窓口のお姉さんに、


「お名前は『たいようクン』でいいですね。ここに鉛筆で薄く書いてあるのじゃなくて。」


と、まわりの市民30人ほどが一斉にふりむくほど大きな声で問われ、


消え入りそうな声で、


「ハイ。」


と答えた父なのでした。 パン衛門


自称『5月病応援団長』。


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地元のいくつかの保育園に、給食用のパンを納めています。


バターロール は、


一般的な巻く成型より丸めて丸くする方が、


小さな子供たちの小さな手には持ちやすく食べやすい事がわかりました。


巻いた分だけ引きが強くなるので、


軽く丸めるだけの成型の方が食感が優しくて、食べやすいこともわかりました。


普段当たり前だと思っていた、艶出し用の卵を塗ったパンの皮は、


うんと小さな子供たちの口の中では口溶けが悪く、


まるで紙のように残ってしまうことも知りました。

「今日は食べ残しがなかったのよ。」


調理の人がうれしそうに教えてくれます。


「ありがとうございます。」


そんな日はいつもより、もう20㎝頭が下がります。


こんな気分を味わえるのも、


きっとこの仕事の喜びなのでしょうね。


感じること。


考えること。


工夫できること。


反省させられること。


まだまだたくさんありそうです。  ぱん衛門


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夫婦で本場香川に転居して、うどん修行に励む後輩から、うどん用の小麦粉「讃岐の夢2000」が届きました。

「食べてみたいから、パンにしてみて!」


さっそく、


フランスパン用の粉とブレンドして数種のレーズンを混ぜ込み、


小ぶりのハースブレッドに。


日本人の心にそっと触れそうな、


懐かしくて優しい美味しさが、とても好感の持てるいいパンになりました。


興味のある方(香川在住限定)はご一報下さい。


作りやすくて美味しいレシピお届けします。


「讃岐の夢」


はやっぱりみなさんの夢のはずですからね。 ぱん衛門


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ケーキ屋の友人と酒の席。


カスタードクリームの話になりました。


「おまえんとこのクリームパン 美味いよなあ。あれなんか入ってんの?」


「生クリーム入れてるわけでもないし、特別何も入れてないよ。」


「味にけっこうインパクトあるんだよなあ。」


「ちゃんと甘いってだけだよ。牛乳1本(1000cc)に砂糖300g。」


「さんびゃくう!???」


「あんたたちが、『甘さひかえめとってもヘルシー』なんてこと始めて、なんでも砂糖減らしちゃうまではみんなこれくらいだったんだよ。パン屋もいつのまにかずいぶん減らしてる。」


「なんでおまえは減らさなかったの。」


「ああ。卵の生臭さや牛乳の乳臭さを抑えて、うまみを際だたせて、パンと一緒に口に入れるとちょうどいい甘さ。300って絶妙な量だとずっと思ってるから減らしてない。俺、クリームパン 好きだしさ。ちっともヘルシーじゃないかもしれないけど、うちはそれでいい。」

「バニラビーンズも使ってないんだろ?黒いつぶつぶなかったもんなあ。」


「バニラの香りは実じゃなくてサヤにあること知ってるヤツはあんなもの入れないよ。サヤごと牛乳に入れて煮出すだけ。色も美観も損ねるし、口に残るし。実際、うちの4才の娘はアイスクリームのあれ見て、『ゴミ入ってる。』って言った。」


「でも入れたほうが本物っぽいじゃん。」


「本物っぽくなくてもいいよ。たしかに商売考えれば、バニラビーンズ使ってることをアピールすることは有効かもしれないけど、つぶつぶ残して美味しくなるわけでもないからさ。みんながそんなことするようになってきたから、そのうちバニラの実に見えるような物を混ぜちゃうヤツでてくるんじゃないの。」  ぱん衛門