先日の薬膳鍋イベントでは「めっちゃ温まった」とか「辛くないのにめっちゃ汗が出た」とかいい感想をいただきました
今回集まりが悪かったんですが薬膳って別に苦いものでも特別なものでも何でもなく仏にスーパーに売っている食材でも薬膳の効果があるんです
それを知って欲しくって今回の薬膳シリーズを書くことを決めました
ぜひ家庭の医学として使ってみてくださいね
第1弾はとっても手軽な価格て家庭の食卓に出てきやすいお肉・・・・
「鶏肉」
について書きますね
【鶏肉】
五味:甘 五性:温 帰経:脾
鶏肉は肉類の中でも肉質がやわらかいので消化しやすいので胃腸の調子の悪いときでも摂取しやすいお肉になります
さらにお腹を温めて気を補うので食欲のないときや慢性の下痢にもいいでしょう
疲れやすい人にもいいですしコラーゲンが鶏皮に豊富なので美肌効果が期待できます
気虚タイプ(エネルギー不足で疲れやすい人)にぴったりの食材です
なのでオススメのお料理が
サムゲタンです
でもなかなか自分で本格的に作るのって手間ですよね
簡単に手羽先などでできるレシピがあるので紹介しますね
作り方
1 ) もち米は軽く洗ってたっぷりの水に1時間つけておく。
2 ) ゴボウをささがきにして水にさらしてからごま油で炒める。
3 ) 手羽先は骨の所に包丁を入れて
関節を折り、骨を抜く。袋状にする。
4) もち米と黒米をざるにあけて蒸し器で10分くらい蒸して冷ましておく。
5 ) ネギは白髪ネギにする。
6 ) 1に2を手羽先の半分くらいまで入れて爪楊枝できっちりと止めておく。
7 ) 鍋に水、青ネギ、にんにく、ショウガを入れて4と余りのもち米を入れて塩小さじ1/2を加えて強火で煮てアクをとる。
8 ) アクが取れたら弱火にして紙の落としぶたをしてフタをしてから1時間くらい煮込み火を止めて味をみて塩こしょうで整える。一度火を止め冷ます。
9 ) ささがいたゴボウを6に入れて再び煮こむ。
少し煮こんだら、肉の楊枝を取り、松の実、クコの実、白髪ネギをのせて熱々をいただく。
高麗人参を入れなくっても体がぽかぽかしていいですよ
この時期風邪がまだ流行っていますのでブルっと寒気のする風邪にいいですよ
手羽先にはコラーゲンが豊富だって有名ですが薬膳の考えでは
「似類補類(にるいほるい)」
という言葉があり似たものは似たものを補うという意味があります
この場合動物の皮膚を食べているので皮膚がよくなるってことですね
貧血にはレバーってのも納得ですね
肝臓にもいいですしね~