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2017-11-13 17:45:41

想いを込める小さなチャーム

テーマ:アンティーク豆知識

ロケットとは、写真や小さなものを保管するスペースのある開閉式のチャームで、主にペンダントにして身に着けるもの。
その始まりは中世のヨーロッパといわれています。

 


 

 

当初は宗教的な意味合いが強く、聖像などを入れて身に着けていました。

 

また、時代によっては、国が荒れ、囚われの身となるのを避けるため、自決用の劇薬を入れたり、きついコルセットが原因で失神する女性のための気付薬を入れることもありました。

 

 

 


ヴィクトリア時代には葬儀に身に着け、写真が普及する以前は、中に故人の髪の毛を入れていました。

 

多くはチェーンに通してペンダントとして身に着け、中にはブレスレットに付けることもあり、1860年頃には故人を偲ぶ指輪、モーニングリングに代わる存在となりました。

 

 

 


オーバルやハートの形をしたものが多く、金や銀でつくられた高価なロケットは、相応の宝石で飾られ、美しい装身具のひとつとなりました。

 

19世紀中頃になると、愛のメッセージが彫られることが多くなります。

 

 

 

 

ヴィクトリア&アルバートミュージアム所蔵のロケットペンダント。
製作元は不明ですが、1840年頃、ジェラルド・ハリスなる人物が妻シルビアに贈ったものとされています。

このロケットに隠されたメッセージとは。

 

左上の赤い石はルビー(Rube)。そこから順にエメラルド、ガーネット、アメジスト、ルビー、ダイヤモンドが配されています。
頭文字をつなげると「Regard」。
愛する人への想いを込めた、なんとも情熱的な贈り物です。

 

 

大切な人への想いを受け止めてくれるロケット。
パンカーダではそんなアクセサリーやジュエリーを美しく見せながら収納してくれるキャビネットがございます。

 

 

http://pancada.net/item/cabinet/post_1436.html

 

 

http://pancada.net/item/table/cat45/post_1316.html

 

 

http://pancada.net/particular/cat71/1940/post_837.html

 

 

ヴィクトリアンの頃から続くキャビネットが、貴方の宝物をお守りいたします。

 

by A

 

 

 

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2017-11-09 00:00:00

フランスで最も感嘆すべき廃墟

テーマ:パンカーダのこだわり

11月に入り、抜けるような空が広がる日が多くなってきました。


そんな空を見るたび、必ず思い出す場所があります。


ジュミエージュ修道院 / Abbaye de JUMIÈGES。

 

以前フランスの旅にでたときに巡り合った場所です。

 

実のところ、目的地はここではなく、モンサンミッシェル等を巡る旅の通過点としてこの近くの宿をとりました。

 

 

車で宿に向かう途中、名所らしき佇まいがみえたので、「じゃあちょっと見ていこうか」と門をくぐったのは、ほんの軽い気持ちから。

 

 

そして、衝撃。


青い空にけぶる雲を切り取る、圧倒的な廃墟。

 


正面のファサードの入り口をくぐれば、そこは緑の芝生と青い空に囲まれた、見上げるほどの壁。

 


柱の根元に生い茂る巨大なアカンサス。

 

 

歳月が洗い流したあとに残った清冽ななにか。

 

 

後に調べれば、654年に設立されたという古い古い歴史をもつこの修道院は
ミシュランガイドにも掲載されており、「フランスで最も感嘆すべき廃墟」として有名な場所でした。

 


日本であまり認知されていないのは、アクセスの悪さゆえかもしれません。


セーヌ河が大きく蛇行する中にあるため、車と人を乗せる渡し舟(フェリー?)を使わないと、かなり遠回りになってしまう地形のなかにあるからです。

 

 

かえってその不便さが、それほど観光地化されずにすんでいる理由でもあるかもしれないのですが。

 

 

多くの場所を訪れてきましたが、私にとっては、心の中にしっかりと刻まれている場所のひとつとなっています。


1300年以上の時を超えて、変わりゆく空のもと、ひたすら立ち続ける廃墟。

 

 

もし機会があれば、ぜひ一度行ってみてください。


とてもとても、お勧めいたします。


ジュミエージュ修道院オフィシャルサイト(フランス語/一部のみ英語)
http://www.abbayedejumieges.fr/


by N

 

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2017-11-02 10:35:40

螺旋と巻貝についての雑考

テーマ:パンカーダのこだわり
少し前に会津に行く機会がありました。
 
武家屋敷や大内宿など情緒溢れる名所を巡りましたが、一番印象に残ったのは、飯盛山に寄り添うように建つさざえ堂という建造物。
 
 
1796年に建造された六角三層のお堂で、独特な二重螺旋スロープの構造が特徴です。

登りは時計回り、下りは反時計回り。
 

一般的に、螺旋階段は降りる時に反時計回りが基本です。

まじない説、心臓が左側なので降りる時に楽、など諸説ありますが、妙に腑に落ちたのは以下の説。
 
螺旋階段と言えば、城の塔などに作られたものが始まり。
そして、城に敵が攻めてきたとき、護る側は上から、攻める側は下から剣で戦うことになり、右利きからすれば、護る側(降りる側)から見て反時計回りの螺旋階段のほうが有利に戦える、というもの。
 
ちょっと考えてみれば、確かにそのほうが、上から右手で大きく剣を振ることができます。
 
そういえば、かなり昔に訪れたピサの斜塔も、上るときに時計回りでした。
 
 
さて、自然界の螺旋と言えば巻貝。
 
前述のさざえ堂も、まさに螺旋と巻貝をかけたネーミングです。

巻貝の美しい螺旋は、昔から自然が創り出す見事な幾何学模様として尊敬をもって遇されてきました。
 
 
聖なる楽器として。
通貨の代わりとして。
 
いつまでも続き広がる回転に、人々は永遠への力をみてきたのかもしれません。

パンカーダでご紹介しているアームチェアは、そんな巻貝のインレイが背もたれに施された珍しいお品物。
 
 
輝く星のような意匠の中心に配された巻貝のマーケットリーは、オーダー主のどんな想いがこめられているのでしょうか。
 
 
自然の神秘への敬意が込められた美しいお品物を、ぜひおそばでご覧ください。
 
パンカーダ田園調布にて、お待ちしております。

by N
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2017-10-26 12:27:02

ボンシック Vol.16に掲載されました。

テーマ:パンカーダのこだわり

主婦の友社発刊の別冊プラスワンリビング、ボンシック Vol.16が発売されました。

 

今回のテーマは、「アンティークとともに 心豊かな暮らしを」。

 

パンカーダも巻末をはじめ、編集部おすすめのインフォメーションページで紹介されております。

 

 

アンティーク家具とインテリアが美しい誌面で掲載されており、いつまでも手元においておきたくなる1冊となっています。

 

ぜひ書店にてお求めください。

 

by N

 

 

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2017-10-19 11:00:00

ドールハウスの最高峰 Queen Mary's Dolls' House

テーマ:美術館・博物館巡り

 

 

英国滞在中、ウィンザー城に行く機会がありました。
ロンドンにも近く、人気の観光スポットでもあるウィンザー城はやはり多くの観光客が訪れていました。

 

城内はもちろん素晴らしいのですが、それとは別に長蛇の列を発見。
展示されているのはQueen Mary's Dolls' House(メアリー王妃のドールハウス)。
ドールハウスの最高峰として最も有名なもののひとつです。

 

残念ながらその列に並ぶ時間はなく、後ろ髪を引かれながらウィンザー城をあとにしました。
後日、「メアリー女王の人形の家」という日本語版の公式ガイドブックを譲り受けることができました。

 

 

世界中のファンが憧れるドールハウスのご紹介です。

 

 

メアリー・オブ・テック(Mary of Teck 1867-1953)は国王ジョージ5世の王妃で現在の英国女王エリザベス2世の祖母にあたる人物。

 

幼少期は外国を転々とする生活を送っていましたが、ヴィクトリア女王の計らいで英国に戻ったメアリーは女王に見初められ、ヨーク公ジョージ・フレデリック(後のジョージ5世)と結婚することになります。メアリーの強靭な性格は国王の妻として必要だと考えてのことでした。

 

 


 

最初にドールハウスを提案したのはいとこのメアリー・ルイーズ王女で、建築家エドウィン・ラチアンズ卿(Sir Edwin Landseer Lutyens)がその指揮を執ることになります。

 

ロンドンの王立美術学校に学び、インドのデリー都市計画やカントリーハウスの設計に携わった経験と遊び心を持ち合わせたラチアンズ卿は熱心に取り組んだそうです。

 

 

Royal Collection Trust/© Her Majesty Queen Elizabeth II 2017

 

1924年に国から親善の意を表してメアリー女王に贈られたドールハウスは、当時専念していた慈善事業の資金集めにも利用できるもので、実際に大英帝国展やアイディアル・ホーム・エキシビジョンに展示されました。

 

 

Royal Collection Trust/© Her Majesty Queen Elizabeth II 2017

 

1フィートが1インチになる縮尺12分の1でつくられた世界は、人が12分の1になれたら本当に住むことができる完璧なもの。

厳密な尺度によって小さくても違和感のない空間が再現されています。

 

 

Royal Collection Trust/© Her Majesty Queen Elizabeth II 2017

 

本で埋め尽くされた図書室や絢爛な食堂、電動で動くエレベーター、水もお湯も出る水道、イニシャルが刺繍されたリネン、宝石や銀のディナーセットは鉄格子の貴重品保管室で厳重に管理されています。

 

 

Royal Collection Trust/© Her Majesty Queen Elizabeth II 2017

 

家具は家具職人、庭は庭師が担当し、可能な限り正確に製作されています。

 

製作時は物理的に困難なことも多く、リネンなどの生地はどんなに高級であっても小さくすると柔らかく見えず、本も通常の皮革を使うと厚すぎて12分の1にならないなど、ミニチュアならではの問題がありました。

 

そんな困難を乗り越え、1500人もの職人や芸術家たちにより3年の歳月をかけて完成したドールハウスは紛れもなく世界の称賛を集める宝物です。

 

 

 

 

いつか本物を見たいと切に思っています。

 

英語語表記ですが、ウィンザー城のサイトからドールハウスをご覧いただけます。

https://www.royalcollection.org.uk/visit/windsorcastle/what-to-see-and-do/queen-marys-dolls-house

 

by A

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2017-10-12 12:25:33

イングリッシュ・ブレックファーストの新潮流

テーマ:注目のモノ・コト・ヒト
かつては英国では「朝食を3回食べれば美味しく過ごせる」とまでいわれたイングリッシュ・ブレックファースト。
 
 

Victorian family at breakfast, c.1840

それは英国の食事があまり美味しくない、という一方で、朝食だけは美味しい、という意味でありました。
 
確かにヨーロッパ大陸ではコンチネンタル・ブレックファーストが一般的。

パンと飲み物のみ、シリアルやフルーツがつけばよいほう。かつてフランスに長期滞在した際には、朝食はパン(クロワッサンなど)とジャム、そして飲み物のみ、というところがかなりあり、少し寂しい思いを持ったものでした。

「バターはクロワッサンに入ってます~」ということで、バターもつかないホテルとか・・・。
 
 
 
それに比べれば、ふかふかのソーセージ、やたらと黒いプディング、大きなベーコン、焼きトマトや凶悪なくらい巨大なマッシュルーム、お好み次第の卵料理に加えて定番のお豆が山盛りになってくる「フル・イングリッシュ」(すべて盛り込まれたイングリッシュ・ブレックファースト)は素晴らしい、の一言。
 

ただ、今どきは一般家庭ではあまり食べられていないのは事実。
 
知人の英国人(30-40代 家族と同居)に聞くと・・・
「フル・イングリッシュなんて滅多に食べない。せいぜい1年に数回かな。朝は忙しいから大抵シリアルとフルーツとか」
・・・という状態のようです。
 
一方で、ホテルやインなど宿泊施設では、きちんとした「フル・イングリッシュ」をだしてくれるのがまだまだ一般的。
 
そして、最近グルメ度が増している英国では、「フル・イングリッシュ」一辺倒ではなく、少しお洒落な朝食を用意してくれるホテルやインが増えてきています。
 
選択肢のひとつとしてよく見かけるのが、「エッグ・ベネディクト」。
 
イングリッシュマフインの半分にサーモンやベーコンなどをのせ、ポーチドエッグをトッピングしオランデールソースをかけたものです。
 
 
アメリカ発祥といわれるこの料理はかなり英国人のお気に召したよう。
 
「朝食は「フル・イングリッシュ」or「エッグ・ベネディクト」、どちらにしますか?」
と聞かれたりします。

滞在する旅行者には、なんとも嬉しい新潮流。

ぜひぜひ、さらなる美味しい潮流が生まれることを、心から期待しています。
 
 

by N
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2017-10-05 00:00:00

秋におすすめする奇妙な味わい

テーマ:季節の話題
いつの間にかもう10月。
 
本格的な秋を迎えると、頭に浮かぶフレーズがあります。
 
読書の秋。

気候変動が激しい昨今、昔ほどダイレクトに季節が感じられなくなってきてはおりますが、うだるような暑さが過ぎ、風がひんやりとしてくれば、ゆっくり物事を咀嚼する気持ちになるのは、間違いのないところ。
 
Reflection 1871 by Francis John Wyburd(1826–1893)
1826–1893

そんな10月、ごく個人的におすすめしたい作家をご紹介いたします。
 
ロアルト・ダール/Roald Dahl。
 
 
もちろんご存知の方々も多いはず。
でも、ちょっとだけおつきあいください。

1916年にウェールズ最大の都市、カーディフに生まれたダール。
 
 

第二次大戦時には空軍パイロットとして活躍し搭乗機が撃墜され重傷を負うも生還。しかし、この際に脊髄を負傷した事による後遺症に生涯苦しめられることになります。その後、小説家となったダールはもともとの素養に自らの経験を積み重ね、多くの傑作を生みだします。

日本で有名な小説として「チョコレートこうじょうのひみつ/Charlie and the Chocolate Factory/1964」(実写で映画化もされた「チャーリーとチョコレート工場」)があげられます。

こちらはダールが得意とした分野の中では児童書となりますが、今なお愛され続けている名作。
 
 
また一方で、ダールが評価を得たのは「奇妙な味」と評される多くの短編小説。
 
あなたに似た人/Someone Like You  1945
南から来た男/Man from the South  1948
大人しい凶器/Lamb to the Slaughter 1953
等々・・・
 
日常にひそむちょっとした恐怖。
人間の精神の底知れなさ。
 
英国人ならではの鋭い皮肉に溢れていて、読む者の心を弄びます。
 
1話づつが短いので、とびきり美味しいお菓子を少しづつ愉しむように
1日1話まで、と決めて読むのもよいかもしれません。

ちなみに2015年10月にはイングランドの小説家、サキをご紹介しております。
(ブログ記事はこちらからどうぞ)

読む手法は、紙の本でも、タブレットでも、スマホでも。
巧妙に組み立てられた世界に浸る悦びは、いつの世でも変わりません。


ぴったりのお椅子も、パンカーダでご用意しております。
秋の夜長、最高の椅子に包まれながら、奇妙な味をごゆっくりご堪能ください。
 
by N
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2017-09-28 11:20:52

暖炉前の贅沢な空間:長野県 K様 セティ・サロンチェア納品

テーマ:パンカーダのこだわり

初めてK様がパンカーダにご来店された時の事。

 

一目で上質とわかるキャメル色のコートをお召しのK様は計画中の別宅の為に「特別な何か」をお探しでした。


お話を伺った際に、「次回入荷のなか素敵なものがございます」とご紹介させていただいたのがこのセティ。

 

 

 

アンティークのセティで左右対称のタイプはしばしばみかけますが、中央部にこれだけのカーヴィングが施されているものは滅多にありません。

 

目の肥えたK様だからこそ、その希少さをすぐに見抜き「特別な何か」として別宅の計画に加えることとなったのです。


この夏、ようやく完成に近づいたK様の別宅に、セティを納品させて頂きました。

 

八ヶ岳の麓。

 

 

秩父の山々まで見渡せる緑豊かな地に建つ、大屋根と開口部をもつ美しい家。
ドイツ・バイエルン地方を思わせる、信頼感、力強さを秘めた家がK様の別宅です。

 

 

重厚なエントランス・ドアにはK様オリジナルの、伸びやかな枝が鋳造にてあしらわれています。

 

 

大きな吹き抜けには、こだわりの暖炉、そしてきらめくシャンデリア。

 

 

暖炉の向かいには、白い大理石から立ち上がるボウ・ウインドウが庭の緑を取り込むように外の世界とつながっています。

 

その中心に、特別なセティを納めさせていただきました。

 


それはまさに、K様が思い描いていた完璧なパズルの1ピースが「かちり」とはまった瞬間。

 


ウィンドウ・トリートメントや他の家具はこれからの設置とのことでしたが、
暖炉とシャンデリア、そしてセティはそこだけで既に美しい空間をつくりあげていました。

 

K様のこだわりは至る所に。


例えばこちらはご自身でデザインされたという建具の引手。

 

 

自然の生き物をモチーフとした鋳造で、クローゼットの引手として取り付けられていました。

 

 

そこに手が触れる度、思わず微笑みがこぼれてきそうな仕上りとなっています。

 


暖炉に火が入る頃。


K様ご夫妻はこのセティに座り、ゆらめく炎をご覧になるのでしょうか。

それはきっと、とても贅沢で心豊かなひとときとなることでしょう。

 

 

K様、この度は誠に有難うございました。


素晴らしい別宅で寛ぎのひと時を過ごされます事を、心より祈っております。


by N

 

 

 

 

 

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2017-09-21 10:41:09

表参道で英国最先端の紅茶をたのしむ

テーマ:注目のモノ・コト・ヒト
2012年リバプールにて創業されたBrew Tea Co. /ブリュー・ティー・カンパニー。
 
英国でも評判の新進気鋭のティー・カンパニーが東京・表参道にオープンしたとのこと。早速脚を運んでみました。
 
青山通り「AO」の裏手。
こじんまりとお洒落なブリュー・ティー・カンパニーがあります。
 

各茶葉のイメージをアイコンで表した美しい色合いのパッケージが並び、紅茶好きならわくわくしてしまう空間です。
 

オリジナルのアレンジティー・レシピも見逃せません。
 
 
明るく品の良いスタッフの方一番のお勧めはイングリッシュ・ブレックファーストでしたが、今回は自宅に常備しているアールグレイを購入してみました。
 
 
なんか、茶葉の量が多い・・・。
 
ブリューティーのテトラパックのティーバッグは、茶葉の量が一般よりも多い3g。
そして、砕いてないホール・リーフ!
 
 
そのため、気軽に飲めるティーバッグでも本格的な味わいがたのしめるとともに、一人でマグカップで飲むならば2杯目もOK、

ティーポットにいれれば2-3杯はいけてしまう贅沢さです。
 
実際に飲んでみると、ベルガモットの香りはやや薄め。
そのかわり、オレンジピールとキンセンカの花が入っており、柑橘系のかぐわしさと柔らかな花の香りがたのしめます。
 
 
たまに気になる渋いタンニンの苦みはほとんど感じず、すっきりとした爽やさだけが残りました。
 
手軽で美味しく、お得感たっぷり。
まさに、日常使いにぴったり。

お店では、お洒落な黄色いカップでテイクアウトも可能。
秋を感じる表参道を、紅茶片手に散策してみてはいかがでしょうか。
 

もちろん、通販もしているオフィシャサイトから茶葉を手に入れて、ご自宅でゆっくりティータイムもおすすめ。

その時はぜひ、アンティーク家具とともにお愉しみください。
 

ブリューティー・オフィシャサイト(日本語)
https://www.brewteacompany.jp/

by N
 
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2017-09-15 00:00:00

絵になる鏡

テーマ:パンカーダのこだわり
自立式の鏡、シュバルミラー。
 
ヨーロッパのアンティーク・アイテムとして定番の品物のひとつですが、実は絵画のモチーフとしてよく登場していること、ご存知ですか?

今日は、そんな絵画を何点かご紹介いたします。
 
 
 
"Vanity"
ピンクのドレスに身を包んだ貴婦人がキスをしているのは、ナポレオン三世様式の豪華なシュバルミラーに映った自分自身。

『虚栄』のタイトルが画家の冷静な目線を感じさせます。
フランスの画家Auguste Toulmouche(1829-1890)の作品。
 
 

"Reflection"
イングランドの画家 Jerry Barrett(1824–1906)。
グリーンタフタのスカートが良く似合う、メイドを従えたうら若い女性は良家の子女でしょうか。薔薇色の頬でのぞき込むのはライオンパウフィートがついたマホガニーのシュバルミラー。
 
 
 
"Getting Dressed"

レディ達が厳しく、そして楽しげにドレスの仕上がりをチェック中。
描かれているシュバルミラーはゴールドギルドのロココ・スタイル。
ハンガリーに生まれたフランス人の画家、Charles Édouard Boutibonne(1816-1897)による作品。
 
 
'Elegant Woman Looking at Herself in a Mirror'

犬を従え、パラソルを小脇に、手袋を忘れずに。
花束を持って、どこへ出かけるのでしょうか。
シュバルミラーは品の良いルイ16世様式のようです。
パリ出身のCabaillot-Lassalle(1839-1888)は。中産階級の市井の女性を多く描きました。
 
 

まさに「絵になる」シュバルミラー。
 
絵画のモチーフとして、存在感、フォルムの美しさ、そして画面に奥行きとテーマ性をもたせるのにぴったりの小道具といえるでしょう。
 
これは、そっくりそのまま「空間」に置き換えることができます。
お部屋に置けば、存在感、フォルムの美しさ、そして空間に奥行きとテーマ性がうまれます。
 
パンカーダにも、ヴィクトリアンの逸品シュバルミラーがございます。
日常を彩る、最高の小道具としていかがでしょうか。
 
by N
 
*シュバルミラーの歴史や語源についてはこちらのスタッフブログでご紹介しております。

 
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