2014-03-20 11:00:00

カールトンハウスデスクとは

テーマ:アンティーク豆知識

カールトンハウスデスクとは、天板の上にU字型に

小さな引き出しなどの収納が配された書き物机のこと。



カールトンハウステーブルとも呼ばれます。


由来は18世紀、後のジョージ四世(1762-1830)が皇太子・プリンスオブ

ウェールズだった頃、彼の為に当時の有名家具デザイナー、

ジョージヘップルホワイト(1727-1786)によってデザインされたのが

始まりといわれています。




名前の由来である「カールトンハウス」とは、ロンドン中心部、

セント・ジェームズのペルメル通りとザ・マル通りの間にありました。





1783年から1826年の間,、皇太子ジョージのロンドンの宮殿のような邸宅であり、

彼はそこを飾り立て、贅沢な家具を持ち込み、絵画、彫刻、金めっきの銀器などの

華麗なコレクションを楽しんだといいます。




構造上の問題から1827年に取り壊されてしまいますが、

ポルチコと呼ばれる柱で支えられた屋根つきの玄関・ポーチだけが
これはトラファルガー・スクエアのナショナル・ギャラリーに残されています。


19世紀には上流階級の間で流行しもともとは皇太子のための家具であったことから

素材は選りすぐりのマホガニー、ウォールナット、もしくはサテンウッド。





凝ったカーヴィングやインレイ、ペイント等が施され、トップには真鍮のリムが回り、

職人の技が凝らされた贅沢な嗜好品として愛されてきました。



強硬な君主としてナポレオン戦争に勝利したジョージ4世。


彼が皇太子時代に愛した贅沢な家具のエッセンスを伝える

カールトンハウスデスクは、まさに英国の歴史そのもの。





おそばに置いて、その歴史に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。


パンカーダのカールトンハウスデスク・コレクションはこちら からどうぞ。




by N

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