2011-04-20 11:00:00

アカンサス文様

テーマ:アンティーク豆知識


アカンサス(Acanthus)は地中海地方に自生する鋸歯状の葉をもつ植物のこと。


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アザミに似た葉は、古代ギリシア以来、建築物や内装、家具などの装飾モチーフに

なっています。


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紀元前5世紀末より古代ギリシャのコリント式柱頭装飾に用いられ、



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その影響は古代ローマ、ロマネスク、ゴシック、ルネサンスへと続いていきます。


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今でもヨーロッパでよく目にするモチーフです。


ウィリアム・モリスのアカンサスも有名ですね。


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19世紀のイギリスでは、日用品は機械化により、大量生産が実現しましたが、

反面、品質低下が問題となってきました。


モリスの起こしたアーツアンドクラフツ運動は、中世の職人的な手仕事の価値を見直し、

ゴシック的な作家精神を復活させようとしたものです。


彼はアカンサスを愛好し、室内装飾、ファブリック、家具、壁紙などの装飾に多く取り入れました。


それはルネサンス期のやや形式化したものとは異なって、

生命力に満ちあふれ、文様としての新鮮さを復活させています。


今でも壁紙やファブリックに利用されるほど普遍性のあるデザインを残した

モリスは本当に偉大だと思います。。。




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