2010-10-24 11:00:00

ステンドグラスの色①

テーマ:アンティークステンドグラス

アンティークステンドグラスの美しさは、デザインや、

古いガラスの持つ柔らかさに負うところも大きいのですが、

一番の魅力は、やっぱり多彩な色味ではないでしょうか。



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透過光による色彩の美しさは、その瞬間瞬間で違っています。


日光といっても、朝日や夕日、晴れ、曇りなど、天気によっても、

全く別の発色に見えます。

そして、国によっても、日の差し方は異なっているので、

イギリスと日本とでも、ちょっと違った美しさなのかもしれません。


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照明にしても、クールな光源、あたたかみのある光源によっても違います。
LEDライトであれば、お好きな光色に設定することも可能なので、

そのステンドグラスの美しさを最大限に引き出すこともできるのではないでしょうか。


ステンドグラスは、他の金属を混ぜ込んでいくことで着色します。
混ぜ具合によっても、表現は全く変わってきます。


よく混ぜ込めば均一な色、軽く混ぜただけなら、マーブル模様に。
金属溶液を混ぜて色をつけていくので、混ぜる量によって、

色の濃いガラス、薄いガラスが作れます。


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また、主原料・副原料によっても違ってくるそうで、金属・非金属、

あるいは金属の酸化物などの着色剤の組み合わせ、
酸化・還元の状態を選ぶことにより、さまざまな色をつくり出すことができます。
 
 色別 主原料
赤 :金、酸化銅、金属セレンと硫化カドミウム、酸化コバルト
黄 :硫化カドミウム、酸化セリウム、酸化チタン、銀、ニッケル、クロム、
緑 :重クロム酸カリウム、酸化クロム、酸化鉄、酸化銅、

    酸化コバルト(緑系統の色はクロムが一般的)
青 :酸化コバルト、酸化銅
紫 :二酸化マンガンと酸化銅、酸化コバルト
茶 :酸化鉄と硫黄(還元剤として炭素を一緒に使う)
黄赤:金属セレンと硫化カドミウム
赤紫:二酸化マンガン、酸化ネオジム、酸化コバルト
黒 :濃い色を出すいろいろな着色剤(Mn、Cr、Ni、Co、Fe、Cu等)を混合
乳白:フッ化カルシウム、フッ化ソーダ、りん酸カルシウム、酸化ニッケル、

    硫酸バリウム


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色を作るときには、真っ赤に溶けたガラスに

金属を混ぜ込んでいくわけですから、

熟練した職人の経験と技術が大きく関係します。


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加える金属の量、種類、温度など、繊細な色味は、

職人さんのカンとセンスにかかっているのですね。


たくさんのアンティークステンドグラスをながめていると、

一枚一枚の違いにたくさんの発見があります。


まだまだホームページではご紹介し切れない美しいステンドグラスが、

店内にはたくさんありますので、ぜひご来店のうえ、比較してみて下さい。


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