先週の金曜日に引き続き、土曜日も夫と合わせてお休みを。
ちょうどこの日、二人の開運方位が同じで、しかも浅間神社のある方位なので、
「朝からお参りに行って、賤機山を歩こう」
なんて言っていたのに、起きたら10時過ぎ。
朝ご飯もとっくに食べ終わった夫。
「もう、一生寝てろ!」
って言われました。
寝るの好きだけど、一生は寝てられないな~(^^;)
曇り空の静岡浅間神社。
お昼近いので、先に境内の無料休憩所のおむすびを。
お茶は、神様のおさがりなので、お茶屋さんも最上のお茶を献上されているみたい。
なので、給湯器なのにとってもおいしいの。
腹ごしらえをして、急な階段を登ってしばらく歩いたところにある、コノハナサクヤヒメ様のお父様がいらっしゃる、麓山神社へ。
お参りして、この脇の道から歩きます
ところどころにベンチがあるのがうれしい。
最近こういう、光の帯を見ることが多くなりました。
夫のビデオも、肉眼では見えない白い光で対象物が見えなかったりします。
だんだん、誰の目にも見えるようになってきたのがうれしい。
臨済寺方面。
健康鉄棒にぶら下がって眺めてみます。
終戦記念日も近いので、こちらの供養塔まで行ってお祈りしてきました。
帰りましょ
こちらには、6世紀ころの名前の知らない裕福な豪族が眠っている古墳があります。
向き合う二羽の鳳凰は、麻機山古墳から出土そた「大刀円柄頭(たちえんとうつかがしら)」に施された、銀像嵌文様(ぎんぞうかんもんよう)をデザイン化したもの。
実は、ここに鳳凰の扉の向こう側にあるライトアップしている棺の写真を載せたのですが、パソコン上ではこの棺の写真だけなぜか何度アップしても見られません。
スマホで確認したら見られたのだけど、なぜかな?
見られたくないのかなと思って、削除しました。
出してはいけない記事は、何度アップしようとしてもアップできなかったり、パソコンも意思を持っているのよね。
なので、気になる方は浅間さんに寄られたときに上まで上がってみてくださいね。
緩やかな階段を下って、また無料休憩所へ。
おでんと、甘酒。
玉鉾神社にお参りして
七社参り達成!
実はこの日、拝殿に特別参拝出来ると友達に教えてもらったのだけど、参拝にはまだ1時間半くらいあるので、浜佐商店さんで抹茶とほうじ茶のかき氷をいただき、またとんぼ返り。
100名限定で36人目。
待っている間、夫が高校の同級生に声を掛けられ、なんとその隣には、プロサッカーの三浦知良選手のお母様が。
夫が若いころにお世話になっていて、30年ぶりくらいの再会。
昔はもんじゃ屋さんをされていたので、私も一度連れて行ってもらいました。
点と点が線になって、すご~い!
私が寝坊してなかったら、お会いすることもなくて、そう考えると出会いは奇跡なんだなあと思います。
息子さんたちが有名人なのに、とても気さくで素敵な方で、おふたりと一緒に拝殿を参拝。
こちらは、ご祈祷や結婚式のときしか入ることは出来ない場所。
先日、「鶴瓶の家族に乾杯」のロケで高橋一生さんが浅間神社にいらしてから問い合わせがすごくて、お盆と8月の週末限定で拝殿を解放しようということになったのだとか。
私は、昔太極拳を習っていた時に、浅間神社で太極拳の奉納演舞をしたことがあり、そのときに拝殿に入らせていただきました。
さすが、高橋一生さん効果です♡
ほんとのアポなしで、1時間50分くらいいられたのだけど、使われたのはほんの数分。
拝殿から拝める本殿に、「三人寄れば文殊の知恵」のことわざの元になった、三人の仙人が碁を打っている壁の木彫りがあるそうで。
NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の中で、直虎と政次が碁を打ちながら心の中で会話するシーンがあり、一生くんがいたく感動されていたそうなのだけど、オンエアではカットされたそうな。
こちらは、神部神社と浅間神社の2社からなっているので、入り口がふたつ。
神部神社は、登呂遺跡の時代からあったそうで、駿河国総社。
浅間神社は平安時代に富士宮の浅間大社のご分霊をお招きして、富士新宮となりました。
木材は、県内、市内から取り寄せたもの。
神部神社は、大己貴命(大国主命の別名)が主祭神なので、因幡の白兎や、ガマの穂や、まさかり担いだ金時さん、ネズミの彫り物が。
浅間神社の主祭神は木之花咲耶姫命なので、花咲爺さんや、花やトキなど。
天井には、龍の絵が2枚と天女の絵が4枚。
狩野派の2人の方が描いています。
天井が25メートルの高さがあるので小さく見えるけど、龍は畳6畳分、天女は畳4.5畳分。
ちなみに25メートルはビル5階分に相当するそうで、富士宮浅間神社よりも高いとか。
こちらのこの子もいましたよ。
日光東照宮の眠り猫に対抗して、起き猫?
天井絵が一か所動いて、縄梯子を掛けて上がれるのだそうです。
そこにね、職人さんたちが「給料上げろ!」「賃金安い!」なんて書いてあって、日陰だから筆の字が消えないのですって。
そういうのを想像するのも、とっても楽しい。
木彫りがすばらしく、ひとつひとつゆっくり見るだけでも半日はかかりそう。
まるで美術館にいるようでした、
このあと、希望者は後ろの本殿にも入ることが出来るということなので、500円納めて参拝します。
集まったお金は、修繕費用に充てられるそうです。
これを首にかけて本殿を参拝します。
拝殿横の階段を登り、最初に左手の八千戈(やちほこ)神社へ。
神仏習合の時代は、摩利支天社と言い、漆塗極彩色に彩られています。
戦国時代、武将は信仰している仏様を懐に抱いて戦に出かけたそうで、徳川家康は摩利支天を信仰していました。
戦も終わり平和な世になり、家康はここに摩利支天を寄進しましたが、明治時代に神仏分離令が出て、一部の過激な人たちが、
「神仏というからには、神のほうが尊い」
と、勝手に解釈してお寺や仏像を破壊しはじめ、摩利支天は家康ゆかりの臨済寺に奉納されたのだとか。
少し登って本殿に上がると、さきほど神職さんが教えてくださった、「三人寄れば文殊の知恵」の木彫りが。
その隣には、「瓢箪から駒」
みな、1枚板を彫って出来たものです。
木之花咲耶姫命は山の神なので、猿と桃も壁に彫られていました。
桃は、古事記でイザナギが黄泉の国から逃げ帰るときに、追っ手に投げつけて命拾いした神聖な果物。
孔雀も、柱の両面に立体的に彫られていて、ここの壁に飾られている木彫りは、すべて一本の木から彫り出されたものです。
高橋一生くんがここで眺めたときは、富士山が拝めたのよね。
裏に回ってみると、本殿の裏側も彫刻がしっかりと飾られていて、幕府の資金がひっ迫していく中で、ここだけは手抜きをしないでしっかりお金をつぎ込んでいて、力の入れ方がうかがえます。
左右には、ふたりの柱を支える力士像で、片方の年配の力士にはひげが。
若い力士の下には踊りを踊る天女と、年配の力士の下には龍笛を吹く天女の木彫り。
拝殿、本殿を千円で、重要文化財をこんなにたくさん拝めるなんて、しあわせ♡
夜は、ガソリンを入れた帰り道に見つけた、八幡にある一本気蕎麦さんへ。
蕎麦がき
夫は2千円のコース。
私は天おろし。
コースのデザート
参拝中に雨がぽつぽつ降ってきて、洗濯物が心配になったけれど、家のほうは降らずに洗濯物も乾いていました。
夜には大粒の雨。
この日も雨に守られました。
私の連休も終わり。
翌日からは、お仕事スタートです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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パナリの山本美由紀でした。
愛と感謝をこめて✩
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