堀江貴文氏が逮捕された。

検察の家宅捜索の物々しさから見れば、早晩この日がやってくる事は予想できたのかもしれない。


しかし・・・

私は、今回のライブドア騒動は堀江氏主導という単純な図式ではないと考えている。


何故、堀江貴文氏はピエロなのか?

(拙ブログ「堀江貴文はピエロなのか? 」を参照いただきたい)

ライブドア社は堀江氏の知らない一面、否、堀江氏の役回りをピエロにしてしまうほどの舞台装置が隠されていたのではないか?


拙ブログ「堀江氏を煽った側の倫理と責任 」で、私はライブドア社は規模を縮小して存続すると記したが、この予想は、外れそうである。

この疑惑の根は、別の意味でとても深い。

それほど、ライブドア騒動では報じられている一角が小さい。


オーナー社長である堀江氏すら知らない、ライブドアという舞台装置を、バラバラのピースをもとに組み立ててみたい・・・


ライブドア騒動で私が違和感を覚えるのは、自殺したと称される野口氏の騒動の中でのポジジョンである。

既に報じられている通り、野口氏はライブドア社上場(当時は、オンザエッジ)の立役者であった。

その後、ライブドアの子会社に転じ、更にエイチエス証券に転じている。

ここまでは、よくある、いわゆる「上場屋」のキャリアと軌跡を同一にする。


そして、エイチエス証券の澤田秀雄氏は、野口氏の訃報を受けた記者会見で「ライブドアは怪しい会社」と断じている。

その、エイチエス証券系の投資事業組合が、ライブドアの別働隊であったという前提に、今回の「ライブドア疑惑」は立脚している。


つまり・・・

野口氏は澤田氏の意向を無視して、エイチエス証券内にライブドアの別働隊を作ったのか?

それとも、澤田氏もライブドアの別働隊としての投資事業組合を認識してたのか?

このいずれかに、疑惑の中心である投資事業組合はある。


そして、野口氏は澤田氏を欺いていた、という前者の筋立てには、無理があろう・・・

(マスのメディアで報じられている「疑惑」は、野口氏が澤田氏を欺いていたという前提で成り立っている)


当然、澤田氏もライブドアの別働隊として、エイチエス証券系の投資事業組合の存在を認識していたはずである。

そして、澤田氏の認識が意味するのは、堀江氏の別働隊であると同時に、澤田氏の別働隊でもあったことである。

そして、そこに堀江貴文氏も知らないライブドア社の一面が隠されている。


家宅捜索前の段階に戻して、ライブドア社の状況を見直してみると・・・

昨年のニッポン放送株式取得騒動はあったものの、ライブドア社の得意技である、株式分割などによる錬金術は限界にきていた。

そして、ニッポン放送株取得のような、強引な手法も行えなくなってきた。

さらに、再建可能性の高い、優良子会社の買収も一段落していた。

芸能人のホリエモンも、飽きられつつあった


そう・・・

ライブドア社には、「ウリ」が無くなりつつあった。


その一方で、昨年末にライブドア社の株は、昨年夏に比べ約+80%と高騰している。

それが年明けの家宅捜索で、ライブドア社の株は一気に紙屑化することになる。

このプロセスで、外資も、そして舞台装置を仕組んだ「誰か」も、さらに舞台装置に出資した「誰か」も莫大な利益をあげたはずである。


しかし、それだけに留まらない・・・

堀江氏の逮捕を受け、東証マザーズの上場廃止も決まることになろう。


堀江氏及び上場企業の看板を失ったライブドアは、早晩崩壊する。

それは優良子会社の切り売りという次の段階への転換点となる。

そして、次に来るのは、買収。


ライブドア社の既存株主の影響力を排除(主なターゲットは筆頭株主の堀江氏)し、ライブドアの持つ子会社を切り売るためには、出資者への減資が求められよう・・・

その為にも、堀江氏は逮捕され不法行為があったことが立証されなければならない。


そして格安でライブドアを手に入れた勢力は、子会社きり売りでもう一度利益を上げる・・・


そう・・・

ライブドア社の「ウリ」は、それしか残っていないのである。


そして、地検が握っている堀江氏逮捕の証拠は、ライブドアという舞台装置を作った側からリークされているものであろうから、確度は高い。


ライブドアという会社は、堀江氏の錬金術ではなく、

「誰か」の実験の場として、

そして、インサイダーな株価操作の場として、

2つの意味で、堀江氏も知らない側面を持っていたこととなる。


そして、それらの資金は、どこからどこへ流れたのか?

このライン上に、小泉首相の側近の1人がいて、野口氏も犠牲になった・・・


まだ、ピースは足りないが、壮大なる実験の場であり、錬金の場であった・・・

ライブドアとは、そのようなモンスターであったと思えてならない・・・



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