「確かに私は、愚かな総理かもしれません」

 21日の党首討論の冒頭、鳩山首相はこう語った。

 自民党の谷垣総裁が取り上げた米紙の報道ぶりを引用した発言だったが、議場は野党議員のヤジなどで騒然となった。

 沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、日米両政府が合意した現行計画を白紙にした昨年末の決断について、首相は「沖縄の皆様の大変な負担を少しでも和らげることができたらと、愚直に思った」と語り、理解を求めた。平野官房長官は討論後の記者会見で、首相の卑下する様子を、「謙虚さの表れだ」と擁護した。

 しかし、実際には、口ぶりとは裏腹に、首相は「開き直り」や「責任転嫁」を繰り返した。

 訪米中にオバマ米大統領との間で10分間の非公式会談しか実現しなかったことについては、「必ずしも政府の案が決まっていない段階で、あまり長い話をするよりも10分間が良いと、大統領が判断された」と、まるで人ごとのように語った。「旧政権に任していれば普天間は返還されずに、ずるずる先延ばしされていた」と自民党政権に批判の矛先を向ける一方、事態打開に向けた自らの「腹案」については「控えさせて頂く」の一点張りだった。

 首相が公約した決着期限の5月末まで、残り40日余りだ。谷垣氏は進退をかける覚悟を問うたが、首相は「すべての政策の実現に向けて、職を賭して頑張ることは言うまでもない」と一般論に逃げこんだ。

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