佐賀県伊万里市に黒澤明記念館の建設を計画している黒澤明文化振興財団(黒澤久雄理事長)が約3億8000万円の寄付金の大半を使い果たした問題で、財団は現行計画を断念し、市中心部にあるサテライトスタジオを記念館に改装する考えを市に伝えた。塚部芳和市長が7日の記者会見で明らかにした。塚部市長は「あまりに短絡的。これまでの計画は何だったのか」と財団を批判した。

 市長によると、財団の提案は4月末に文書で届いた。「今日の経済情勢では、多額の寄付を集めて大規模な記念館を造ることは現実的ではない」と書かれていたという。

 市長は「資金のめどが立たないのだろう。一言で言えば『できません』ということではないか」と述べ、財団が当初計画をあきらめたとの認識を示した。市は17日にも市議会と協議し、6月末をめどに対応を判断する。

 記念館は市郊外の市有地約1万4000平方メートルに、故黒澤明監督のコンテ展示場や映画館などの複合施設を新設する計画だったが、集めた寄付金3億8000万円の大半が使い果たされるなどの問題が発覚。計画実現は絶望視されている。【上入来尚】

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