日本教育心理学会(会員約7200人)の事務局員、田尻美幸さん(47)が、事実と異なるメールを送信されるなど名誉を傷付けられたとして、元理事長の大学教授らに約4600万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は1日、200万円の支払いを命じた。大段亨裁判長は「メール内容を真実と認める的確な証拠はない」と述べた。

 判決によると、当時理事長だった教授は04年、別の理事に「田尻さんが直前まで事務局長だった男性大学教授と親密な関係にあり、不正に超過勤務手当を受給していた」と受け取れる内容のメールを送信した。判決は「親密な関係があったり、不正に手当を受給したと認めるに足りる証拠はない」と指摘した。

 田尻さんは元理事長らの嫌がらせで精神疾患を患ったとも主張したが、判決は因果関係がないとして退けた。【伊藤一郎】

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吉川元光
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