韓流ゴリ押しって、戦前のドイツ文化ゴリ押しに似てるよね。
むかしむかし、第二次世界大戦が始まる前の頃。
日本ではドイツ文化が大ブームでした。
今の韓流ブームにあやかって、ネーミングするなら「独流ブーム?」
クラシックのコンサートが開かれれば、なぜかドイツの作曲家の曲ばかりが演奏されて、
フランスやイギリスの名曲は完全無視状態(´□`。)°
映画館に行けば、日独合作の日本人とドイツ人の恋愛映画が
上映されてたりする。外国人との恋愛という題材はロマンチックで
良いと思うけれど、日本人と恋愛するのはドイツ人だけ。
日本人が、フランス人や中国人やアメリカ人と恋愛する映画があっても
よさそうなものだけれど、ドイツ人だけ。映画を合作する相手もドイツだけ。
新しき土
新聞を読めば、文化人がドイツ文化がいかに優れていて、ドイツ人の国民性が
どれほど素晴らしいかについて論じていたりする。
教育関係者も日本の若者とドイツの若者の交流を積極的に支援。
ロシアや、インドの若者なんかとは交流しない。
とにかく、日本中がドイツが素晴らしい素晴らしいの大合唱。
でも、このドイツブームは日本人の間で自発的に、自然発生的に起こったものではないんですよね。
当時、中国侵略を進めて世界から孤立する日本は
日独防共協定から、日独伊三国同盟へとドイツとのつながりを強めていってる時代。
日本政府や軍部は国民にドイツのことを好きになってもらわないと困るわけです。
だから、官民上げてのドイツ文化をゴリ押しして無理やりブームを作ったわけです。
ドイツを好きになれ、好きになれと国民に洗脳攻撃(^▽^)/
さて、現在の日本の話。
テレビをつければデビューしたてで日本での実績ゼロのKPOP歌手が、
ゴールデンタイムの歌番組で大きく取り上げられている。
別に外国の音楽を紹介するのは良いけれど、なぜか、韓国の曲ばかり。
映画館に行けば日韓合作の日本人と韓国人の恋愛映画が上映中。
新聞、テレビでは、韓国経済は素晴らしいから韓国に学べ、
韓国文化は興味深いので韓国文化を受け入れろと大宣伝。
もちろん、教育関係者は日韓の若者の交流を大プッシュ。
多くの人が気付いてるように、この韓流ブームもまた
日本人の間で自然に発生したものではなくて、無理やり作られたブームです。
で、問題はこのブームの目的が何なのかというところ。
単純に、お金儲けのためならば何の問題もありません。
日本人だろうが、アメリカ人だろうが、韓国人だろうが
お金儲けのためには、ゴリ押しの宣伝くらいするでしょう。
でも、ブログ主にはこのブームが、お金儲けのためだけではなく、
戦前のドイツブームがそうであったように、政治的な意図を持って進められていると
思うのです。
民主党は一般にリベラルな理念を持った政党だと考えられています。
でも、その民主党がなんだか変です。
鳩山前首相は、首相時代に韓国の哨戒艦沈没事件について
韓国哨戒艦沈没で安保理決議「日本が先頭で走るべきだと考えております」鳩山首相
http://wwwnews1.blog34.fc2.com/blog-entry-818.html
鳩山首相「国際的に協力してしっかりと戦う」韓国海軍哨戒艦沈没について
http://newtou.info/entry/3248/
おいおい、どこの右翼政治家だよ・・・
アルツハイマー系右翼政治家の石原新太郎だって
「先頭で走って、しっかり戦う」なんて言わないだろう。
そして、管前首相は・・・・・
管首相「有事の際、韓国への自衛隊派遣を検討」
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20101215/p2
・・・・自衛隊はPKOなとで海外に派遣されることはあるけれど
それは、戦闘状態が終結した国に、治安維持を手助けするために派遣されるのであって
有事の際、つまり戦闘状態にある国に自衛隊を派遣するのは
明らかに、不戦を誓った憲法9条の理念に反している。
つまり、右翼政治家が憲法9条改正を叫ばなくても
リベラルの民主党が9条を堂々と破ろうとしているわけです。
リベラルなはずの民主党が安全保障問題についてタカ派的な態度を取っている。
なんだか不思議な感じがしますが、さらに不思議なのが
マスコミや、知識人がそのことを一切批判しない点です。
たとえば、自民党の政治家がアメリカの中東政策に対して
「先頭を走る」「しっかり戦う」「自衛隊を派遣する」などと発言すれば
マスコミの集中批判を受けて辞任に追い込まれるはずです。
なのに、民主党が韓国について発言すれば、
マスコミ、知識人は一切批判しない。
・・・・・・・・なぜなんだ(´□`。)°
ドイツとの同盟を進めるために、政治家、マスコミ、知識人が協力して
ドイツブームを国民に押し付ける。
だったら、韓流ブームも日本と韓国の同盟を進めたい
勢力によって作られているのではないでしょうか?
今、アジアでは中国が経済力、軍事力を急速に増強しています。
そこで、アメリカも中東重視からアジア重視に政策を転換。
中国の勢力を封じ込めようとしていますが、
そのとき、アジアにおいてアメリカの手駒になるのが
日本と、韓国。だから、アメリカ的には日本と韓国が仲良くしてくれないと困るわけです。
つまり、今回の韓流ブームは日韓だけの問題ではなく、アメリカを含めた
3カ国の思惑によってつくられた政治的意図を持ったブームなのではないでしょうか?
そうだとすれば、フジテレビにデモを起こしたり、スポンサー料を払う花王に対して
デモを起こしたりしても無意味かもしれない。
いくら視聴率が下がっても、売り上げが減っても、日本人を韓国好きにさせるという
政治的な意図を達成するのが目的なのだから。
むかしむかし、日本がドイツと同盟を組みました。
その結果が、悲惨な敗戦です。
日本と韓国がアメリカの意図を受けて、同盟を強化して、
中国に対抗する。
・・・・・・その結果が、どのようなものになるのか・・・・・
むかしむかし、インターネットも無ければ、海外旅行にもいけない日本の庶民が
政治家や、マスコミ、文化人に、ドイツは素晴らしいと宣伝されれば
「なるほど、ドイツは素晴らしいのか」と考えてしまうのは、まあ、仕方の無いことです。
けれど、現代の日本ではインターネットもあれば、言論の自由も保障されていて
出版物も大量に供給されているし、自分で海外旅行に行って世界の実情を見てくることも出来る。
それなのに、日米間のエリートがゴリ押しする韓流ブームに
「韓国は素晴らしい、韓国と同盟しよう」などと安易に乗っかってしまうのは
自業自得というか、アホは救えないというか、
とにかく、日本の未来は真っ暗です(´□`。)°