JR山手線の目白駅付近(東京都豊島区)で23日夜に起きた停電トラブルは、同駅に設置された情報通信用のケーブルが切れて架線に絡まったことが原因だったことが、JR東日本の調査でわかった。

 このトラブルで、同線や埼京線が最大約3時間半にわたって運転を見合わせ、約26万人に影響。JR東はケーブルの切断原因を調べると共に、24日未明からケーブルが設置されている各駅の点検を行っている。

 JR東によると、ケーブルは停電の直前の午後7時20分ごろ、同駅を通過する埼京線の武蔵浦和行き電車(10両)の前面にぶつかったとみられる。同じ線路の埼京線・湘南新宿ラインが変電所で異常を感知し、自動的に送電を停止した。

 ケーブルは長さ約160メートルで、駅舎の壁面に沿って留め具で固定されていた。屋外のアンテナと駅舎内の機器室を結んでいたが、約50メートル分がアンテナ付近で切れて山手線内回り線の架線に絡まり、垂れ下がっていた。

 JR東は23日午後10時44分までに全線で運転を再開したが、埼京線などの電車3本が駅間で止まり、乗客4700人が車内に一時閉じ込められ、6人が体調不良を訴えるなどして一部は救急搬送された。また、約1500人が線路を最寄りの目白駅まで徒歩で移動した。

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