★マーケティング戦略ビューロー@展示会研究所★

展示会研究所 代表:辻井勝の公式ブログです。


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全国農業新聞での連載の間に、業務で実際の農産物系展示会への出展サポートを行った。

出展者は西日本の大手農場経営者で、すでに全国シェア4割という実績を誇っているのだが、東日本への売り込み強化のためはじめての出展を決めたのだ。

その公庫系主催の展示会は、主に生産者が出展するものだった。

ブース装飾や運営オペレーションなどにも工夫したのだが、集客施策のメインとして実際の栽培状況の再現展示と試食が設定された。

再現展示では、当初栽培パレットへのビニールシートがけ+保冷剤による冷却という線で進めていたのだが、どうやらそれでは生育環境に届かないということが判明した。

対策として、パレットを毎日冷蔵倉庫で保管し、展示会当日の会場前にパレット搬入、毎日開催終了後に搬出して冷蔵倉庫に戻すという事になった。

急遽、ブースのスペース割りを変更し、パレットを出し入れしやすいブース前面に置き、当初はパレットの前で行う予定だった試食コーナーを横手に移動。

パレットへの腰板装飾も、分割可能な形にして毎朝設置しなおすことにした。

始まってみると、やはり展示会場の環境が展示物に与える影響は大きかった。毎日冷蔵倉庫に戻すことで、なんとか乗り切れた格好だ。

0709162生ものの展示というのは難しい。特に「成育中」のものは文字通り生きていて、計画時に頭で考えているようにはうまくいかない。現場での対応が全てだとも言える。

展示も試食も結局好評のうちに最終日を無事終えてほっとしたが、もし途中で台無しになっていたらと思うと冷や汗ものだった。


出展者がその作物のプロだったからシミュレーションでき、さらに弊社が会場を良く理解していたから事前対応がうまくできたのだろうと思う。いや、自賛ではなく。※余談だが、たとえばIT系展示会での無線オペレーションの危うさなどにも近いと思った。

農業経営者が自社の農産物を展示するなら、会場での鮮度管理を考えておくことは必須だと思う。

たとえばスーパーでの商品管理以上に神経を使う必要がある。もし鮮度維持が難しければ、毎日会場に新鮮なものを配送し、差し替えるなどすべきだろう。

今回の展示会にも、会場の熱でくたびれてしまった作物展示がいくつかあった。

スーパーで見たら、決して買わないだろうなと思った。これでは展示会に出展している意味がないではないか。

「普段以上の良い鮮度のものを見せる」つもりでやる。これが展示会での生鮮管理の基本だと実感した。
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