P&F社長の今日の一言 -552ページ目

念を入れよ

「念には念を」これは徹底して注意する、準備すると言う意味の言葉である。
私は昔から「勝ち負けはスタートの段階で8割は決まっている」とよく言って
いるが、物事を進めていく上で重要なのは“徹底した準備”である。
悲観的準備に楽観的行動が大事であるとも言うが、勝つ為には万全を期した
準備がとても大切である。
1.目標・目的を明確に具体的に持つ
2.そこにたどり着く為の方法を考え付く限り考える
3.何が必要で、何が足りないのかを出してみる
4.どの方法が一番効果的かを考え、優先順位をつける
5.行動計画を作成する
6.とにかく目一杯楽観的に行動あるのみ
7.途中段階で進捗状況を確認してみる
8.軌道修正が必要ならば、方法変更を行い軌道修正する
9.またとにかく突っ走ってみる
10.結果検証する
11.結果に関する良かった点、改善が必要な点を次に生かす

上記が仕事をしていく上で大事な流れであるが、前述した“スタートの段階”
とは、6の事である。私たちはよくよく1~5を飛ばしてスタートしてみた
り、1~5に関して甘かったりする。
しかし、勝ち負けの8割は1~5で決まっており、どれほど念入りかである。
今後益々私が現場からはずれ、みんなに任していく事になる段階で、6にいた
る前に“念には念を”入れて頑張ってほしいと思う。



勇気を持とう

人というのは元来善悪の区別をキチンとつける事が出来る。というか、本能
で持って善悪を認識できるという方が的確かもしれない。
良い事は良い事として感じ、悪い事は悪いと感じる事が出来る。(感性)
しかし、人はその感性で捉える認識とは別に理解して行動するのは、そのも
のとは全く正反対の事をする事が多いのでは無いだろうか。
どちらかと言うと“悪びれる”のは容易く言葉としても行動としても出来る
ものであるが“素晴らしい”と言える言動や行動はとても勇気のいるもので
はないだろうか。
例えば
道端にタバコの吸殻を捨てる事は容易くても、吸殻を拾う行為は勇気がいる。
人の愚痴や不平不満や悪い部分を表現したり伝えたりする事は出来ても、人
を尊敬したり敬愛したりという表現は勇気がいる。
そんなものではないだろうか。
良い事は良いと認識出来ているはずなのに、そこに“気恥ずかしさ”などや
善をあざ笑う輩が多く存在する為に“何かしらの怖さ”が出てきてしまう為
に素直に良い事を表現行動する事が出来なくなっている。

今朝の朝礼であるメンバーの発表の中で「仕事を気持ちよくスタート出来る
為にラジオ体操をやりたいと思っていました」と発表してくれた。とても
素晴らしい事である。ラジオ体操自体が素晴らしいとかだけでなく(ラジオ
体操もとても良いと思ったが)、組織の為に人の為に良いと思った事を発表
する行動がとても素晴らしい。(おそらく以前から思っていた事であろうけ
ど、気恥ずかしさからか発表出来なかったと思われる)

今、我々には人の為、未来環境の為、社会の為に良いと思う事を素直に表現
行動する勇気が必要ではないだろうか。それが例えちっぽけな事でもいい。
目の前にある小さな善行為を如何にして勇気を持って表現行動していけるの
かが大切な事である。その行為が善循環のスタートである。
前述に“善をあざ笑う輩”と記したが、本来人はもって生まれたものとして
善を善と感じる事が出来、また善に感動し、善に共感し、善に共鳴する事が
出来る特性を備えている様に思う。
それを素直に出せる世の中になれば、とても暖かい豊かな社会になるのでは
ないだろうかと感じるし、P&Fにおいては善を素直に表現行動出来る会社で
ありたいと願うし、私自身がまずもってそこに対して誠実にならねばと思う。

最高の状態作り

結果を左右する大きな主因は“心の状態”であり、元々持ち合わせている性質や技術
的な側面や知識的な側面よりも、“その時の状態”を如何に良い状態に作り上げる事
が出来るのかどうかはビジネスマンとしての基本である。
調子が良い時というのは、不思議と何をやっても上手く事が運び、調子が悪い時は、
何をやっても上手くいかない。
よって、最高の結果を作り出そうとしたら、日常において勉強し成長する様に努力し
ながら(人間力向上、技術向上、知識向上)、その時その時を“良い心の状態作り”
に努めなくてはならない。
良い心の状態とは、気力体力充分で前を向いてトコトン突っ走りたい状態であり、
体力の温存も必要であり、私生活においても充実されていなくてはならない。
P&Fの行動基準にも入っているが、「やる時は本気でやり、休む時はトコトン休んで、
遊ぶ時は徹底して遊ぶ」というメリハリやバランスが大事であり、常に精神状態を高
め、突っ走っていけると言うのは中々出来るものでは無い。
体力面においてP&Fメンバーは若い。そして元気である。だからこそ結果を作りたいが
為、もしくは結果に対する責任を果たす為に、無茶をしがちであり無謀な自己管理と
なりがちであるが、だからこそその本質(心の状態を作ることが結果を作り出す)を
頭に入れ込み組織運営と自己管理に努めていこう。
そして精神面においては、人それぞれにおいて違うだろうけど、元気の出る歌や元気
の出る言葉や元気を頂ける人からパワーを頂くなどして、自分の最高の状態作りとは
どんな事なのか?を見つけだしてそれを習慣化していこう。
自分を最高の状態に作り出す事が出来る量が、結果を作り出す事が出来る量に比例す
る。またリーダーで言えば人を最高の状態に作り出す事が出来る人が、組織の結果を
作り出せる人でもある。

騙される?

ここ最近になって思う事は“素直が一番”だと言う事である。素直になれば
とても“得”をする事も多く“徳”を持てる事になる。(これは松下幸之助
さんも言っていた事であるが)
今後P&Fの入社試験においても、一番重要な要素としてみていきたいと思って
いる所である。
“素直”と言う言葉の解釈(意味)は(私なりの意見も入っている)
「素直とは、私利私欲や私心、妬み、願望、欲望、好き嫌い、などを無くし
物事を“ありのまま(そのまま)”観ようとする心の行為」と定義出来るの
ではないだろうか。
P&Fメンバーはまだまだ若く、何事からも学ぶ機会は多い。学ぼうと思えば
何からでも学べる。書籍は勿論、人から学ぶモノ(上司や先輩だけではなく
後輩や子供からでも学べる)は素直になればなるだけ学ぶ事が出来る。そし
てそれをすぐに自分の人生や仕事において実践する事が大事である。
最近、OFFJTで外部研修に行くメンバーも多いし、自己啓発に取り組むメン
バーも多い。どうか、素直に受け入れる、受け取る事を意識していこう。
本で書かれていたり、先輩や上司が言われたりする事で「ん?これはどうだ
ろうか?」と思う事でも、とにかく騙されたと思ってやってみよう。
仮に本当に騙されてでも(結果が悪く出ることになっても)素直になって
人や本などから得るものは、とてつもなく大きなモノとして後々生きてくる
事になるだろうと思う。

信じる者は救われる! 極力素直に信じて受け入れてみよう!

良い事は周りに

今、組織として“共有”がキーポイントになっている。
今週の月曜日全体朝礼で話しをさせていただいたのだが、今私たちに必要な
事は、会社・自身の“強みと弱みを知る”という事であり、その強みを生か
す事が今のP&Fにおいての“壁”を乗り越える事になる。
P&Fと言う組織は、間違いなくN0.1を持っている。オンリーワンも持っている。
それを忘れたり、見失っていたり、生かしきれていなかったりする事がある。
まだまだ個人単位、拠点単位で動いてしまっている事が多い。
企業における経営資源の人・モノ・金・情報
P&Fメンバー(人間力)は、とてつもなく誠実で熱心なメンバーの集まりであ
り、そのメンバーの力が共有された時、大きな結果を残すであろうと思われる。
P&Fのモノ(商品、企画、アイデア)は、日本における3大都市に対してさまざ
まなご提案物を持っており、そのモノが共有された時、お得意先へのご提案は
大変感動を与えるモノになると思われる。
P&Fの情報量も然り。スピード、量、内容もとてもお得意先へ素晴らしい与え
が出来るものである。
その事をメンバー全員が気付き、共有され始めたとき大きな自信と大きな結果
が出ると思われる。
まずは、自分が「これは良い!」と思った事、思ったモノ、は必ず周りのメン
バーに与えよう。そして6方向へ与えよう。