流石にこの曲を聴くとヒートアップしてしまい、その勢いで!?
続けて記事を書くことと相成りました。 ということで、
「ヤマト祭り第二弾」-“幻の3コーラス 4コーラス”なのです。

「ヤマトの主題歌」 これは本当に盛り上がるので、「2番で
終らずに、もう少し続いてほしい」
と誰もが思うはずです。
2番の後に続く歌詞、3番、4番はないのだろうか…? 
実はそれがあったのです。
これはコアなファンの間では、周知の事ではあります。が、
こうして1番から4番まで並べて聴くと、また格別な味わいが
出てきます。

殊に4番の歌詞など、今 戦いの場に向かわんとする心意気が
沸々と伝わって来るのです。

   「宇宙戦艦ヤマト 主題歌」 1番~4番
         作詞:阿久悠 作曲:宮川泰
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 さらば地球よー 旅立つ船はー 宇宙戦艦 ヤ・マ・ト!
  宇宙のかなた イスカンダルへ 運命背負い 今飛び立つ
  必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔でこたえ
  銀河をはなれ イスカンダルへ はるばる望む

  宇宙戦艦 ヤマトー!

 ♪さらば地球よー 愛する人よー 宇宙戦艦 ヤ・マ・ト!
  地球をすくう  使命を帯びて 戦う男  燃えるロマン
  誰かがこれを やらねばならぬ 期待の人が俺たちならば
  銀河をはなれ イスカンダルへ はるばる望む

  宇宙戦艦 ヤマトー!

 さらば地球よー 緑の星よー 宇宙戦艦 ヤ・マ・ト!
  花咲く丘よ 鳥鳴く森よ 魚棲む水よ 永久に永久に
  愛しい人が 幸せの歌 ほほ笑みながら 歌えるように
  銀河をはなれ イスカンダルへ はるばる望む

  宇宙戦艦 ヤマトー!

 ♪さらば地球よー 再び遭おうー 宇宙戦艦 ヤ・マ・ト!
  戦いの場へ 旅路は遥か 命の糸が 張りつめている
  別れじゃないと 心で叫び 今 紫の 闇路の中へー!
  銀河をはなれ イスカンダルへ はるばる望む

  宇宙戦艦 ヤマトー!

  (をクリックして試聴できます。)
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3番、4番の歌詞は、「さらば宇宙戦艦ヤマト」 公開時に、
“テレビマガジンムック永久保存版” という雑誌の中に、掲載
されたものだそうです。 (詳しくはこちら
驚くべきは、その3番4番の歌詞が世に公表されたのが、
この雑誌一回きり
という事なのです。
それ以降、メディアには一切登場せず、CD化もアルバム収録
もされないままなのです

これだけ国民的人気を誇る主題歌なのに、なぜ今に至っても
全コーラス発表されないのか??

その“謎”に迫ってみたいと思います。

先ず1番の歌詞は、♪旅立つ船はー
「ヤマト本体」と、そこから眺めた別れの様子を唄っています。
続く2番は、♪愛する人よー 3番は、♪緑の星よー
愛する地球と、そこに住む人々や生き物たちへの、愛惜の情と
使命感が歌われています。 2番と3番は、比較的近い内容と
いえるでしょう。
最後4番は、♪再び遭おうー
いよいよ出立のとき、そのあふれ出る緊張感を唄っています。

こうして見ると、3番は2番と重なるため、あるいは割愛された
のかもしれません。
ただ、続く4番の 緊張感漂う歌詞は残してほしいものです。
これが歌われなかった理由の一つは、どうしても “軍国主義”
の色合いを感じてしまう事。

当時の日本は、まだまだ好戦国というイメージが諸外国からも
強くあり、ゆえにそれを煽り立てるような歌詞は、敬遠されたの
ではないか?

もう一つは、アレンジの問題です。
2番に続くとすれば、そこに必ず「間奏」が入ってきます。
ところが、この「間奏」のアレンジが非常に難しいと思います。
オープニングの勇壮なイメージを再びもってくるのか?
あるいは、2番のエンディングを少し長めにひっぱるか?
はたまた、違ったメロディーで趣向を変えるか?
何れにせよ、2番のエンディングで見事にバチッと決まっている
だけに、そこへ下手な「間奏」を持ってくると、バランスが崩れて
曲全体が台無しになってしまう
のです。
だったら、2番でまとまりよく終わった方がベストではないか、と
考えられるのです。
(阿久悠、宮川奏、両先生はどうお考えになっていたのか?
 今となっては知る由もないのですが…。)

ちなみに3番4番の歌詞を通しても、戦いの模様や苦難の航路、
敵ガミラスのことなど一切触れていません。

あくまで出立までの心情を描いた、「ヤマト旅立ちの歌」
なっているのです。
そこからも、「宇宙戦艦ヤマト主題歌」は、平和を願うテーマが
色濃く出ていると感じられるのです。
今回のリ・メイクを機に、ぜひ 3番4番の歌詞が復活なるよう
努めてほしいものです。

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