ピアノを買う。

そう決めるのは、憧れ、夢、必要性、いろいろな想いが絡まって、楽器選びがスタートするのだと思います。


生徒さんがシゲルカワイの購入(新品)を決意されました。


※画像はシゲルカワイサイトから拝借

決意したのは去年の年末。
大人のお若い生徒さん。お身体の不調などもあって、人生山あり谷ありで過ごされてきた方ですが、振り返ってみると『ピアノを弾く』というその時間に、エネルギーをもらってきたような気がすると、数年前に私のところを訪ねてくださり、レッスンをはじめられた方です。

そこから、一生ピアノを弾いていたい!という想いが徐々に高まり、去年は自ら様々なお店を回られていたとのこと。
ヤマハもカワイもベーゼンもベヒも弾いてみて、自分が最も落ち着くのがシゲルカワイだったとのことです。

表参道店での選定に私も立ち会わせていただき、シゲルカワイを楽しませていただきました。
ピアノの価格は年々高騰していて、大きな決断を必要とする金額ではありますが、これだけの楽器をこの価格で提供できるのは、改めてすごいことだと感じました。
生徒さんが選んだのは3サイズで、巷でも人気のようですが、個人的には2サイズもすごく良いと感じました。特に部屋に置くのならば、このまとまりの良さと素直なレスポンスは、練習をしていて楽しい時間が過ごせそう。

そんな選定を経て、先日無事に納入。
その日から、生徒さんの日常が大きく変わったようです。ふとした時に自然とピアノの前に座って、練習とも思わずにピアノを弾いている時間が幸せで仕方がないとおっしゃっています。

どこのどのピアノがすごくて、どれが最高峰です…なんていうのは語るだけ虚しく、自分の感性に正直に応えてくれる楽器が、その方にとって最高の楽器なんだと、改めて思う次第です。

久しぶりにブログを更新・・・

とは言っても宣伝のようなものです。ごめんなさい。

 

ヴァイオリニストの友人が弦楽合奏団を立ち上げました。

12人の仲間を集め、クラシック作品の演奏を中心とした楽団。

”ストリングス・アバンドーネ”

 

Strings Abbandone(ストリングスアバンドーネ) | チケットぴあ[クラシック 器楽・室内楽のチケット購入・予約] (pia.jp)

 

4月6日(土)の14時から、立川にある〔たましんrisuruホール・小ホール〕で、旗揚げ公演です。(私はお手伝いに・・・)

 

これは個人的な見解ですが、弦楽合奏団はその形を維持していくことが難しいものだと感じています。

出演者が10名以上。それぞれに違う音楽活動を行っていて、それぞれに違う音楽的感性をもっています。

それをひとつに束ねて、音楽を深めていくことは、相当な労力が必要なもの。

大人の事情を言えば、採算性だってかなり厳しいものです。

 

それでもこの楽団に熱量のあるメンバーが集結したのも、友人の人柄と音楽に対するまっすぐな想いがあってのことだろうと思うのです。

どこまでこの楽団が成長できるか、まだ何もわかりませんが、お時間ある方はぜひ足を運んでいただき、あたたかく応援していただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年はなんと...イヴ。

とにかくここ最近はホールがとれず、なにかのキャンセルがあったようで、唯一の空きを見つけ。

すでに皆さまご予定がいっぱいだと思いますが、昼間の公演ということでご関心寄せていただけましたら大変うれしく思います。