ファンドで支援している岩手県大槌町の事業者から、
海の幸(加工海産物の鮭・鯖・ワカメなど)が届いた。
美味しく食べさせていただいた。

ともかく製品としてようやく出荷できるようになった。
再建に向け着実に歩んでいるようだ。
このプロジェクト(大槌地場産品復興プロジェクト)のHPをのぞいたら
今度、参加した事業者が協同組合を結成して
海の幸をブランド化し、全国展開をめざすという展望を打ち出している。

この震災を契機にして、新事業に乗り出すまでになった。
こう書くともはや再建をすでに成し遂げているように思われるかもしれないが、現実は本業の水産加工業が軌道にようやく乗っただけなのが実態に思える。しかしながら生産物の流通、出荷先が全くいままでと違ってしまった。

以前は自分の生活を取り戻す、働きたい、生産活動を開始したい、という意欲や意識だけだったが
この震災で全国的な支援や繋がりを意識して、働くという風に変わったように思える
支援を受けた全国各地にいる人々に、生産した加工水産物を届けるという約束を果たす、これ自体がある種新しい事業であったといえる。
いまは事業をいちはやく全国展開しようという道を開くことを模索している。
意識がもはや震災前と違う。もはや戻れない。

ど真ん中・おおつち協同組合
http://www.domannaka.com/index.html

この事業者は、震災後、ネット上でいちはやく窮状を訴え、ファンドを立ち上げ
支援を全国に求め必要な資金調達をしてきた。

しかしファンド支援に救いを求めた時期が遅れいまだ必要な資金調達ができない事業者も少なくないことがわかる。

キュリティ被災地応援ファンド
http://oen.securite.jp/
を見ると

ファンド実績
募集総額1,105,540,000円
調達金額852,070,000円
必要残額253,470,000円
参加人数24,137人
(※数値が日々更新されている。10月13日現在、)

このサイトには
ファンド(1口10500円)での支援を現在も求めている事業者が紹介されている。

魚業、水産加工業、酒醸造業、造船業、食品関連の業者、と幅広いのだが、
農業は少なく一事業者。

先月、宮城県南部沿岸の被災農家のニュースで、
田んぼから塩分を抜くことにほぼ成功し、
作付け、収穫を目指したが、農業用水に塩分が含まれていて
不作に終わった、という報道があった。

宮城県仙南平野の沿岸農業は大きな打撃を受け、
いまも引きずっているはずだ。

このサイトにでている
支援を求めている農業の一事業者とは
さんいちファーム野菜ファンド
募集口数 4,000 口
約6割調達
http://www.sanichifarm.jp/

海水につかった農地に直接、栽培しない。
農業工場建設、水耕栽培で無農薬野菜を生産する、という
この震災を契機に、まったく新しい農業に乗り出す。
そのため多額の資金がいる。

場所だが宮城県名取市。
大きな被害を受けた閖上(ゆりあげ)を含む地域だ。
昨年訪れた時の記録がある。
http://ameblo.jp/ozakusan/entry-11106383234.html

ファンドを購入し、支援しこの事業者の生産が軌道に乗れば、
生産物の無農薬野菜を受け取ることができる。
これも楽しみで、5口購入した。
はやく立ち直り、美味しいか、ここの無農薬野菜ぜひ口にしてみたい、
と思い始めた。

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