ネパール紀行35世界一美しい村!?

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山から下りるときにバンディプルの町並みが一望できる。


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案内役のビドゥーが、ここを「世界一美しい村」とつぶやいた。
「世界一」には異論があるかもしれない。
ただ稀にみる美しい村であることに異論は誰も持たないに違いない。

山の尾根上に続いている空中に浮かんだような町並みである。
石畳の道には砂埃が舞わないのではないかと思う。
下界から舞い上がった砂埃がこの高地まで来るであろうか、
届かないと思う。
砂埃で喉を痛める方には休息、保養地である。夏の避暑地でもあるだろう。

すがすがしい。
石畳の道にはゴミがないし、掃除が行き届いている。
風景を作る建築物、工芸品、インテリアの一つ一つを、ヒマラヤの峰々を毎日眺めているここの住人は、この地にふさわしいかどうか、実に入念に気遣っているように見える。


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途中ヒマラヤの峰々を窓辺に見れるレストランで、お茶を頼んだのだが、

ウエイターが背筋をピンと立て白地のシャツに蝶ネクタイを締めて現れた。
その格好は世界基準の観光地だと体で言っているように見えた。
蝶ネクタイ、ネパールで始めてみたように思う。

ここは観光地でもある。
ただしベストセラー『地球の歩き方』ネパール編に掲載されていない、
と聞いた。(真偽不明)
そういえば外国人とくに日本人が大挙押し寄せている感じはしない。
有名になるとそうはいかないだろう。
しかしここは見る限り狭い。広がりようがないのではないか。
秘された観光地のままがいい。

ここだけ短期休暇で訪れ、心身の癒しを得る秘密の土地にしたい、という勝手な思いに捉われる。

難点はここに至るまでの交通事情。大変なのではないか、
そう思うと、今ここに簡単に立っているのは奇跡ではないか、

来る時に、バスの天井にしがみつきながらここに来た人々はどうしているのか、安いゲストハウスもあるにちがいない。
今はどこに隠れているのか、息を潜めてひと休みしているだろう大勢に人々は、明日の早朝、起き出し、あの山頂に押し出し、日の出でも観るのか、朝焼けのヒマラヤ山脈を拝するのだろうか。

子供たちは人なつっこい。
手伝うという仕草をして何かというとお金をせがむ。


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この地は観光と農業しかない。
登り道を車で走っているとき、

出会った婦人が自分の背丈の倍もあろうかという藁を積んだ背負子を背負い歩いていたのをみた。

牛の餌にするのだろう。

ここは観光業で潤っている人々も少なからずいるであろうが、
大半の人々は非常な貧しさの中にいる