(前記事その1 です。)
※アンダーラインは、引き続き「いいとも増刊号」で、紹介された部分です。
cm明け、小沢くんはギターを片手に座ってらっしゃいます。
そう!!この感じ!!
弾き語りをはじめる時、少し前かがみになって、つま弾く指先をのぞき込む、この感じ!!
「今日は歌っていただけると。」とタモリさん。
「はい、もちろん!!」と、ちょっと得意げな小沢くん。
客席から大きな拍手。
「いいですねえ、目の前で聞けるってのは。」の言葉に、呼応するように、
「え~っと、タモリさんと番組のスタッフ皆さんに。」と小沢くん。
「ぼくらが旅に出る理由」「さよならなんて云えないよ」のメドレーです。
「長い間お疲れ様でした。」と、番組終了にあたって、タモリさんを労う小沢くん。
ちょっと、胸がキュンとなりました。
タモリさんも客席も、大きな拍手。
「それはちょっと」「ドアをノックするのは誰だ?」のメドレーです。
もちろん、大拍手。
「いやいやいや。いやぁ贅沢だねえ。」と、満足した様子のタモリさん。
「はは、いやぁ。」と、テレる小沢くん。
「あれはいい歌なんですよね。『さよならなんて云えないよ』って言うのは、好きな曲なんですよ。」
とタモリさん。
「ありがとうございます。
あそこは、タモリさんに『左をカーブを曲がると』って言う、さっき歌った所を、あの何と言うのかな、
ほんとに本質をバシッと突かれて。やっぱりほんと歌詞って面白いし。」と、
タモリさんの感性に同意している小沢くん。
「面白いね。特に面白いね。」感心しきりのタモリさん。
「本当にありがとうございます。ホント光栄です。」と小沢くん。
「きょうは、ありがとうございました。」
以下は、1996年1月29日のテレフォンショッキングでの、タモリさんのお話の抜粋。
…よく考えられた作品だよね。
あのね、まぁ色々優れてるんだけども、
俺が一番驚いたのは、鹿児島で車で出来た作品で、
『道を行くと、向こうに海が見えて、きれいな風景がある。』
そこまでは普通の人は書くんだけれども。
それが『永遠に続くと思う』というところがね、凄いよ。凄いことなんだよ、あれ。
…人間の能力で一番凄いのは、複雑なものを簡単にポッと出す事なんだよね。
…俺、人生をあそこまで肯定できないもん。
それ以外にも、mステでも、かなり過激な表現で、小沢くんの歌詞賞賛をしてらっしゃいました。
後に、某週刊誌に皮肉られたりしていましたが。(悲しい…。)
(さらにさかのぼると、
1994年7月19日の初出演時には、「今夜はブギー・バック」を大絶賛でした。わ~い。)
ここでcmです。
画面には、「X/100アンケート」の説明が出ます。
「X/100アンケート。ピタリ賞が真ん中で、前後賞が2つ入ります。
何いきましょう。100人の女性がスイッチ持ってます。」と、アンケートについて説明するタモリさん。
小沢くん曰く「えっと、搭乗券を持って飛行場へ向かって。
飛行機に乗ろうと一生懸命行ったんだけれど、
間に合わなくて駄目ですと言われて乗り遅れてしまった人!!」
「え~。あるの?!」
「僕はあります。」笑いながら答える小沢くん。
タモリさん「100人中何人だと。」
手を振り振りしながらながら小沢くん「11人!」
客席は、とどよめきます。
「いってみましょう。スイッチオン!!」
コーナーbgmとともに、16人と表示。
笑いながら、「お~っ、結構いるねえ!」
「結構、遅れるんですね。」と、小沢くん。
「結構、遅れるんだね。16%いる~。」
の言葉に続けて、タモリさん「じゃあ明日のゲストを紹介しましょう。この方です。」
と同時に、モニターに安倍晋三首相が映し出されます。
客席のどよめきと絶叫は頂点に。
声には出さずに、大きな口を開けて、「え~~~っ!!」とビックリしている小沢くん。
(カワイイ!!)
~「国会でさっき、答弁していたよね~。」とタモリさん。
電話がつながり、しばらく、秘書官さんとタモリさんがやりとりされました。
秘書官さん、電話終わりに、ちゃんと代理で「いいとも。」とおっしゃって終了。(笑)~
「小沢健二くんでした。どうもありがとうございました。」のタモリさんの言葉に、
小沢くん、おじぎをしながら拍手をし、起立して「ありがとうございました。」
名残惜しいですが、コーナーは終了しました。
コーナー終了直後に、お友達からメール。「リアタイで観ていたでしょ~。」
さすがよくわかってる!!(笑)
上のお写真は、余韻を引きずりながらの、「小沢くん、いいともカレンダーに掲載」の画像です。