八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
oyuki42koba☆yahoo.co.jp ☆を@にかえて下さい。

八王子市高尾駅徒歩5分、浅川小学校、浅川中学校近くで、個人でピアノを指導しております。

生徒さんは、西八王子、狭間、めじろ台、南大沢、多摩センター、豊田、国立、国分寺等々からいらっしゃいます。


「基礎がなくて弾きたい曲が弾けない」という事のない様、楽しみながらも基礎を重視しております。


経験の長い方には、弾けない原因を探し、弾ける様にご指導致します。




子供のレッスン、大人のレッスン約半々で、全く初めての方、経験者の方も約半々です。


ご希望を伺って、レッスンを組み立てております。



音楽やピアノについて、又はレッスンで思った事など綴っております。


ご意見やご質問など、皆様と交流できたら幸いです。


体験レッスンも随時行っておりますので、お問い合わせ下さい。




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長らくお休みして申し訳ありません。

皆様のブログにも又ご訪問させて下さい。

とりあえず近況報告、というか、さぼっていた言い訳です(笑)

 

春にコンサートを2回、予定しておりました。

第1弾は今月16日に無事終了致しました。

 

第2弾は来月28日、1848年製作、フォルテ・ピアノ・「プレイエル」を使用して、ショパン、24のプレリュードop.28(全曲)等を予定しております。

(日程がタイトで、かなり必死な状況が続いております)

次回も同じ方に解説をお願いしてます。

解りやすく面白く大変好評です(*^^*)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからは、ピアノに関するお話です。

 

うちには大人の方で、他の先生につきながら、悩んだり行き詰まっている方が、意見を求めていらっしゃる事が多いです。

 

反論される事も多いのですが、今迄何度か書いてきた事について、私の意見をまとめておきます。

 

例として、又々ツェルニー40番の1番です。 

IMG_20170422_041626604.jpg

基礎練習!としてこれを練習する方がほとんどですが、何故か基礎練習になってない方が多いです。

 

もちろん皆さん、言われた通りに真面目に練習されています。

何かが間違っている訳です。

 

まず

16分音符を全て均等に弾きましょう!

と言われた方、多い様です。

 

けれど、この様な16分音符を全て均等に弾く事は、実際まずありません。

 

4分の4拍子という拍があり、下拍と上拍は方向が違います。

当然それに従い、当然手や指の方向が違ってきます。

表の拍と裏の拍も弾き方が違います。

 

なのに何故全て均等に弾く練習をするのでしょうか?

 

例えばこの最初のフレーズ

 

最初の休符の後から、全部均等にと最後の音まで弾く方が多いです。

 

しかも、そういう指示を受けている方は、

しっかりした音で!鍵盤の底までしっかり!

と言われている事が多いです。

 

その結果・・・

文字にするとこんな感じになる事が多いのです。

 

ンダダダダダダダダダダダダダダダ叫び

 

 

ツェルニーが歴史に残る名作とは言いませんが、それなり可愛い曲です。

せめて「きれいに弾きましょう」というと、

基礎練習だから、美しくより

 

「しっかり均等に速く」

 

実際の音楽ではあり得ない弾き方を練習するのが基礎練習でしょうか?

 

全ての音を均等にしっかり弾こうとするとどうなるでしょう?

 

この曲、小節の最初が休符です。 

表の拍が休符やタイの場合の弾き方、これは大事な基礎です。

この基礎をまず習得できません。

手や身体の使い方が全く違ってしまいます。

 

裏の拍、1ととと、2ととと、特に4拍目の最後の「と」は大変軽いです。その弾き方を習得できません。

呼吸や身体の使い方と連動しています。

それを習得せず、強引に押し付けてしまう事になります。

 

何より、しっかり鍵盤の底まで押す事にこだわると、逆に指は大変動きにくくなります。

(上から押し付けたら動きにくいですよね)

 

中には指をしっかり上げて!と言われた方も多いです。

指を上げる必要はありません。

無駄な動きは力みの原因にもなります。

 

基礎練習は音楽に沿ってこそ、基礎練習です。

ゆっくりで良いので、音楽として美しく弾いてほしいのです。

(あのショパンも、お弟子さんに言っていた事です)

 

無理にテンポを上げてはいけません。

美しさが損なわれた時、それ以上のテンポでは間違った弾き方で弾く事になります。

 

メトロノームいくつになったら合格、というのはナンセンスです。

 

ツェルニーは曲として、一応美しく弾ける練習曲です。

その様な理由から最も危険なのは、ハノン。

(独学危険!)

 

 怖いのは、この様な間違った練習は一生懸命やればやるほど、弾きにくくなります。

 

頑張るほど辛くなり、辛い練習を頑張る自分は偉い!

とおかしな方向に向く事も多いです。

 

音楽の練習は、練習すること自体、幸せなはずです。

 

実際、「練習が辛い」「ピアノ辛い」「乗り越える事に意義がある」

そう仰る方も多く、胸が痛みます。

 

確かに昔はその様な指導が多かったので、受け継がれてしまっています。

 

指導者は、教わった通りに教えるだけではいけません。

一昔前の体育の授業の「うさぎ跳び」や「水を飲むな」と同じ。

情報の少なかった昔には、多くの間違いがありました。

 

今では多くの情報が入ります。

教わった事を咀嚼し、常に音楽として考え直さねばなりません。

 

ピアノを弾くという事は、音楽を奏する事であり、速打ちゲームではありません。

 

歌ってみたり、身体を動かしてみる事も大切です。

他の楽器をイメージしたり、様々な音楽を聴いたり、そしてそれに置き換え、イメージする事も大切です。

 

演奏の上手い下手より、もっと大事な基準があります。

 

もう一度聴きたいか?

もう聴きたくないか?

 

怖いですね(汗)あせる

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他の先生に習っている方に、お試しでツェルニーをレッスンした事がありました。
 
私は無理に大きな音を出したり、速く弾かない様にと言います。
それより美しく、綺麗に弾く様にと。
 
で、レッスン後にそれを守って練習していたら・・・・
ご自分の先生に、「もっと大きな音でしっかり!」と言われてしまったと。
 
確かに少々音がふにゃふにゃしていたのですが、それは黙認しました。
順序があり、それを間違うと大変厄介なのです。
まず、正しい手や身体の使い方を覚えてもらいたかったのです。
 
美しく素敵にきちんと弾くには、正しい手や身体の使い方を習得する必要があります。
 
けれど多くの方、身体の使い方が間違ってます。
 
指の動きが悪く、手の甲を動かして補ってます。
しかもお腹を緩めて座っています。
 
腕や上半身の重さが常に鍵盤に乗ると、重くて指を動かすのが大変です。
指が動かない分手の甲を動かすので、余計大変になります。
 
これで無理にテンポを上げてしっかりした音を出そうとしたら?
まるで相撲部屋の運動会ですね
 
又、しっかりした音を出そうとすると、不必要に指を上げてしまいます。
上から指を落として音を出そうとするのです。
確かにしっかりした音は出ますが、うるさい音です。
 
中には指を前に向けて上げてしまう方も多いです。
指の動きが悪く、手首や手の甲を押し付けてしまいます。
すると指が前や上に向いてしまいます。
 
その際に手の甲で、ひどい場合は手首で音を出そうとします。
 
これで無理にテンポを上げて、しっかりした音を出そうとしたらどうでしょう。
道路工事(騒音)、お家の一大事(バタバタ)になってしまいます。
 
これらの弾き方で、しっかりした音で速く弾けたとしても、美しく弾けません。
つまり、美しく弾く為の基礎練習になりません。
無理矢理、別の筋力で補っているだけです。
 
但し頑張れば力任せで、やかましく機関銃の様に弾ける様にはなります。
 
 
又、複雑な指の動きを頭が整理するのに、大きな動作だと解りやすいです。
指を上げると手っ取り早く音が手に当たる様になります。
 
手っ取り早く手に当たり、うるさいけれど機関銃の様には弾ける・・・
壊れた感性なら、効果があると感じてしまいます。
 
「音が手に当り、うるさくてもある程度のテンポで弾ければいい」
 
あらゆる曲を弾くのに、それが目標なら、そのやり方でいいです。
手を痛めない様に気をつけてやって下さい。
 
私はそういう音聴かされるのは耐えられないので(笑)、他の先生にお願いしますネ。
 
もし目標が、美しい音、音楽が求める音を出してきちんと演奏したい。
それなら、正しく練習しましょう。
 
きちんと座りお腹を締め、鍵盤にもたれず身体を引き上げる。
(常に自然に出来るまで、かなり時間かかります)
 
どんなに手を広げても、指先は常に下を向く。
 
次に弾く音はなるべく鍵盤に触れておく事
(身体を引き上げてないと出来ません)
 
この基本姿勢から、必要なだけ鍵盤を指で押す事
基本、手の甲を動かさずに指を付け根から動かすだけです
(手の甲や手首で弾くと、音が荒れます)
 
試しに左手で、ド、と、ソの音のトレモロを少し速く弾いてみましょう。
5の指でド、1の指でソ、
ドソドソドソドソ・・・という感じです。
 
この時に手の甲が動くと、ジタバタ聴こえます。
多くの方が、手の甲が5指の方に傾いて揺れます。
これでは静かに軽く速くは弾けません。
 
5指と1指を付け根から下に鍵盤を押すだけ。
手の甲を動かすと静かに弾けません。
それが最小限の動きで美しく弾ける、効率良い弾き方です。
 
それには指を付け根から動かし、鍵盤を押す筋肉が必要です。
多くの方は指が動かず、手の甲がバタバタして、お家の一大事
 
今迄強引に違う筋肉で弾いてきたなら、ふにゃふにゃな音しか出せません。
指先の感覚を徹底して研ぎ澄ませられる迄、芯のある音は出せません。
 
又動かし方が身についてませんから、当然速くも弾けません。
必要な筋力が不足してます。
動かす神経回路も未形成です。
 
最初はそれで良いのです。少しずつ作っていきましょう。
安易に大きな音や速いテンポを求めてはいけません。
 
筋肉や神経回路を作るには時間がかかります。
 
限界を超えて大きな音を出そうとしたり、速く弾こうとすれば、美しく弾くには不適切な動きになります。
その時、違う筋肉が作られ、違う感覚が育ってしまいます。
 
ゆっくり美しく、動かし方を確認しながら、少しずつ筋トレしていきましょう。
基礎練習、筋トレとは、そういう練習です。
 
もちろん、難しい曲を弾けば、現実、強引に弾く事もあります。
完璧を求めても息が詰まります。
 
輪郭のはっきりした音が欲しいなら、時に強引にそういう音が出ていいです。
それより伸び伸び弾いて頂きたいです。
今出来る技術で形にする事も大事です。
 
但し・・・
限界を超えた難曲ばかり弾くのは、上達には大変不向きです。
どうしても弾きたいなら、上手に先生と相談して進めて下さい。
独学はやめましょうね(*^^*)
 
美しい音を想い浮かべ、無理なくゆっくり進めれば、基礎練習、幸せです。
例え片手ずつでも、出来る限り美しく弾こうとすれば、幸せな気持ちになれます。
 
少しずつ、芯のある美しい音を出せる様に(*^^*)
 
焦らないこと!音や音楽に対する愛情を大切に!
 
音楽は愛ですから(*^^*)
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私がよくハノンやツェルニー等の練習で言う事

 

美しく弾く事

メトロノームは無視する事

無理に速く大きな音を出そうとしない事

 

その理由をまとめますね(*^^*)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ピアノを弾く為には、「ピアノを弾く手」を作る必要があります。

 

というか、ピアノを弾く為の、脳、身体(手も含みます)を作る必要があります。

 

全身のお話はともかく、まず手のお話から。

まず手を見てみましょう。

 

5本の指は均等ではありません。

 

1指(親指)はそもそも、生えてる位置が違います。

 

1(親指),2(人差し指),3(中指),は筋力もあり、神経も発達してます。

4(薬指)と5(小指)は筋力も弱く、神経も未発達で思い通りに動かすのが大変です。

 

物を掴む、ヒネる、動かす為の指

(日常独立して動かす指)

 

と、それらの指に添える役割の指

(日常独立して動かさない指)

 

完全に不均等です。これが手の自然なありかたです。

 

 

ここで、多い相談が、4,5指が弱いので鍛えたい!

又は脱力出来ない原因が、筋力のなさが原因なら鍛えたい!

という内容です。

 

4,5指は、動かす神経と筋肉が出来てないのです。

動かさないから必要な筋肉も未発達。

筋肉と神経は相関関係にあります。

 

動かすのに必要な筋肉は、大変小さな筋肉です。

が、手の筋肉は複雑で、他の筋肉、腱等も連動してます。

その複雑な構造、どの筋肉を伸ばし収縮させるか・・・

脳が命令を出せないと動かせません。

 

 

もう1つ大事な事

 

音を出すのに瞬発力の強い筋力は基本必要ない。

音を出すのに指を上げる必要はない。

 

下に僅かに、指の付け根から押せば良いのです。

手を丸くして、指の付け根からちょっと指を下に動かす。

 

それだけで基本、必要な音量が綺麗に出ます。

 

数字に弱い私ですが、重さ35g~50g位押す筋力。

量りのお皿を指を押してみると僅かな力で十分な事が解ります。

 

思う様に動かない!

と不必要に指を大きく上げたりすると?

違う筋肉を使い、それを脳が記憶してしまいます。

 

 

必ず、美しい音を求めて美しく弾こうとする事

何故なら、それが正しい弾き方だから。

 

正しくない弾き方では、違う筋肉と神経が出来てしまいます。

 

無理にテンポを上げたり大きな音を出さないで!

メトロノームはまず無視して!

というのは、違う神経と筋肉を作ってしまうからです。

 

フィンガーウェイト等使わないで!

 

もう1つよくある相談。

3,4指がバラバラに動きにくいから鍛えたい!

 

この2本の指は連動して動く構造になっています。

大きな動きで別々に動かす必要はなく、指先がほんの少し別々に動けば十分です。

ウェイトつけて鍛えたりしないで下さい。手を壊します。

 

つまりピアノを弾ける筋肉、神経を作るには・・・・

 

まずゆっくり、常に美しい音で美しく弾く事。

声に出して歌い「正しい呼吸=身体の使い方で」弾く事

「全ての音を大きな音で均等に弾く」でなく、「美しく弾く」事

 

注)

もし美しく弾くために、全ての音を大きく均等に弾くべき箇所があれば・・・

そこは大きく均等に弾く練習が必要です。

でも基本「拍」との関係で、そういう事は大変です。

 

 

速く弾く必要があれば、少しずつテンポを上げ、美しく弾けなくなったらすぐテンポを落とす事。

 

大きな音が求められるなら、少しずつ音量を上げ、美しくなくなったらそこで音量を落とす事。

 

基本大きな音は楽に出ます。

音量を上げる事は余程か弱い方以外、考えなくて良いです。

(楽に出せる音量がフォルテ)

 

 

美しく弾けなくなった時点が、筋力と神経の今の限界。

ゆっくり少しずつ呼吸や動きを確認し、時間をかけて筋力と神経を形成していきます。

 

筋力と神経の限界を上げるには、一定の期間を要します。

(筋細胞の再生には3ヶ月程かかるはずですから)

 

「音楽は愛です」と言うのは・・・

大事に美しく弾こうとする、その弾き方が正しい弾き方だからです。

正しく音楽に添う事、音楽と技術は一体なのです。

 

 

眉間に皺寄せてフィンガーウェイト等で鍛える事はやめて下さい。

手は身体の一部、身体の動き、呼吸と連動してます。

特定の箇所だけに負荷をかけるのは危険です。

 

「でも大きな音でしっかり均等に弾き、様々なリズムで練習すると弾ける様になりますよ」

という反論をよく頂きます。

 

確かに一時的に指は当たる様になります。

(この方法は細心の注意を要します)

 

基本、その弾き方は違います→美しくないですよね

 

別の機会に説明しますが、この練習を続けると必ず行き詰まります。

やればやるほど弾けなくなります(自分で経験済!)

 

くれぐれも、

「大きな音でしっかり均等に」でなく、「美しく」

 

それが美しいピアノを弾く手と神経を作る練習です。

一定の期間を要します。

 

焦って間違った練習で、手と感性を壊さない様に!

 

お忙しい皆様が焦るお気持ちも解ります。

でもご自身をコントロールする事も、大事なトレーニング。

 

ピアノを弾くには、強い精神力も必要です

無理、無茶、無駄はやめましょうね(*^^*)

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