奈良市の奈良ホテルで8日から行われた第65期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第3局は9日午後6時39分、158手で挑戦者の山下敬吾天元(31)が羽根直樹本因坊(33)に白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗とした。残り時間は羽根1分、山下33分。第4局は17、18の両日、三重県鳥羽市の戸田家で行われる。

 山下が持ち前のパワーを発揮。羽根の粘りを封じて快勝し、一歩リードした。

 山下は白48から巧みに左辺の黒地に味をつけ、上辺から伸びる黒の大石をにらんだ。その後の競り合いのなかで、白84が読みの入った強手。黒の応手によっては大石を取りにいこうという手筋だ。羽根はやむなく黒85と転戦。山下は白86とコウ含みながらも黒四子を取り、優位に立った。

 左辺のコウを防いだ白138が勝利宣言ともいえる一着。羽根は局面を複雑化して追い込みをはかったが、山下は丁寧に応じて逃げ切った。【金沢盛栄】

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