物性物理と日々格闘している楕円球(またの名を主筆)の日常つれづれよしなしごとを。

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2016-05-25 16:25:54

読みかけの本

テーマ:読書
「アメリカは食べる~アメリカ食文化の謎を巡る旅~」(東理夫)
某紙書評欄で見て面白そうだったので。アメリカってゴハンがおいしくない・・・。量が多いし味付けも大雑把だし妙なfusion料理とかあるし・・・。という不満を持っている方に特にお薦め。70%くらい読了したが、なぜどこでも朝食が同じなのか、中華料理はアメリカではなぜマズイのか、ステーキはなぜアメリカを代表する食なのか、などなどの謎を解明してくれる。さらにアメリカ史のトリビアもふんだんに盛り込まれていて(「ホワイトハウス」の名前の由来、ノースダコタ州の州都はなぜその名前なのか、マサチューセッツ州の名前の由来、ペンシルバニア州の名前の由来などなど)、本当に楽しい本。大部だけど、長い本が好きな人は是非。

「八月の砲声」(バーバラ・タックマン)
ピュリツァー賞受賞作品。といっても随分前だけど。第一次世界大戦を題材にしたノンフィクションで欧州史好きなら是非。これも60%くらい読んだところだが、なんでドイツが無謀な戦争に突入したのか、イギリスが牛に引かれて善光寺詣りの如く参戦してしまったのはなぜなのか、などなどこちらも読み応え十分。
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2016-05-24 17:23:02

最近読んだ本

テーマ:読書
「片手の郵便配達人」(グートルン・パウゼヴァンク)
作者は90歳近いのだそうで、第二次大戦の生き残り世代。本で書かれるのはチューリンゲンくらいの架空の村で、そこの出身の若者が徴兵されてすぐに負傷して左手を失い、故郷に戻って元の郵便配達人を続け、その中でじわじわのにじみ出る戦争の狂気、という世界。風景描写は微に入り細に入り、でドイツの厳しい(暗い)冬や爽やかで色鮮やかな春が活写されている。実に見事。そんな変わりない自然の姿と対照的に人間世界にはナチスの影がそこかしこに現れ、みんな少しづつ狂っているか自分を殺しているか・・・。真綿で首をしめられるような重苦しさが溢れている本だった。ラストは不条理で衝撃的でもある。実はラストへの伏線で1箇所だけ不満があり、そういう意味で納得の読後感ではないのだけれど、日本の過去と近未来の姿でもあるような気がして、あっさり放り出せない本であることは間違いない。

「我が遍歴の山河」(東山魁夷)
画家の魁夷が描く風景描写はやはり出色で、そこに風景が立ち上がるようだ。ドイツ留学中の心温まる、同時にやはりじわじわと重苦しさがやってくるエピソードや、家族の死、自分自身がなかなか画家として独り立ちできない焦り、などページから匂い立ってくるものが多い佳作。魁夷は本当に文章がうまく、どの本も彼独特の文の雰囲気になっていて読後感が非常によい。この本も終わり方が秀逸だった。また別の本も読みたい。

ほかにもあるので、また近々。
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2016-04-06 18:21:36

新学期スタート

テーマ:大学生活
春休みの学会シーズンは無事には終わらなかった。

過労と風邪で喉を痛め、そのまま咳喘息に移行・・・。これは3年前と同じ。あの時は某重大面接前で焦った・・・。一方で学生のほうも学会で大失敗×2、というのがあって、こちらでは自分は怒り狂うことに・・・。もうダメ学生の指導はしたくない、ということで海外脱出願望がいや増す。

とは言え春は来るわけで、4月になって科研費の判定が。幸い自分も助教の人も大きいものがあたり、さらに自分はもっと大きいもののヒアリングまで行けた。面接選考には自信あり。いま準備中。

というわけで日本はまだ自分を必要としているようなので、もう少し居てやることにするか・・・。幸い博士志望の学生も新しく複数名入ってきたし、去年から在籍の学生も博士行きをほぼ決めたみたいだし。優秀な学生とだけ研究していたいなぁ、と排除の論理がますます加速中の2016年4月某日の私。
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2016-03-13 07:02:04

ヨーロッパにいます

テーマ:音楽
2月という大変な時期をなんとか乗り越えて、3月の学会シーズンに突入。

Regensburgで某巨大学会に参加して講演を2つしながら、懐かしのFederico SecondやKallmuenzのZum Goldenen Loewenで友人たちと情報交換をしながら楽しく研究。

週末は元ポスドクでTU-Wienで働く友人を訪ねてWienへ。となると当然オペラを聴かねばなるまい。

初日はAida。切符は1枚も残っていない状態で、それに一抹の不安を感じながらStaatsoperへ。案の定、客層は随分と落ちていて、その一方でオケは、そして指揮のSImone Youngは凄まじく筋肉質のキビキビした(甘ったるい情緒性を排除した僕の好みの)演奏だった。このオペラ、適当に作っただけあって、筋書きには突っ込みどころが満載で、かつMadame Butterflyのような奇妙な異国趣味が満載されていて、やっぱり好きになれないな、と。もう生で聴くことはないかな。Aida役のロシア人ソプラノは爆発的な音量だったが、残念ながらRadames役のイタリア人共々無差別級の世界で視覚的には・・・。

2日目はAriadone auf Naxos。シュトラウスが技巧の限りを尽くして作った究極の箱庭オペラ・・・、と思っていたのだが、それなのに全身が粟立つような瞬間に限りがない名演だったのは、それはやっぱりウィーンフィルだからか・・。Vnは総勢6人で、なのになんであの音量とニュアンスが出せるのか・・・・。歌はS. KochのKomponistが出色で、更に上を行ったのがZerbinetta役のイスラエル人の若手のコロラトゥーラ・ソプラノ。これは超新星!Hila Fahimaという名前だから生まれがイスラエルというだけでアラブ系だね。無尽蔵の体力(声力)とルックスで全部持っていった。

9年ぶりのウィーンはそういうわけでやっぱり楽しめる、享楽的な街です。
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2016-02-10 18:12:08

2015楕円球シーズンの終焉~その2~

テーマ:ラグビー
もうすっかり旧聞に属するが、ラグビー日本選手権。

帝京が負けるのは当たり前で、これで勝ってしまったら日本のラグビーは何なのか、ということになる。もちろん接戦は期待したけど、パナソニックは圧勝しないとダメだと思う。そうじゃないと、W杯からのこの盛り上がりの中身はスッカラカンだったことになる。

結果は順当で、パナソニックはしっかり勝負どころで勝負して、しっかりトライを取って、成熟したオトナのラグビーを見せてつけてくれてありがとう。でも15-49は帝京大健闘だと思うよ。このスコアでパナソニックに負ける社会人のチームはゴマンとあるはず。トップリーグの下位とは対等に戦えて、2部なら上位争いできるはず。FBが矢富じゃなくて森谷を使えていればもっと点取れたと思う(というか矢富はダメなので重で固定してほしいね。来年は。)中でも良かったのは(注目したのは)19番の姫野と20番の小野。あとはやっぱり10番松田と両ウィングの尾崎と竹山(特に尾崎)。来年はこの5人、全員残るんですか?怖いチームだ。途中交代したロックの2人もまだ3年?またどれだけ強くなることやら。新主将が亀井、というのも強さを感じさせる。

いいシーズンだったので終わってしまって残念。でもすぐに国際試合は始まるし、6月のスコットランド戦あたり行こうかな。季節感はないかもしれないけど、年中ラグビーが楽しめるのはいいよね。
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2016-02-10 18:04:21

2015楕円球シーズンの終焉~その1~

テーマ:アメフト
戦前の予想は大きく裏切るSuper Bowlだったね。

自分も41-17でCarolinaと予想していたが、一抹の不安はニュートンが本当に覚醒できていたのかどうか。メンタルの弱さがここ一番で出るとあるいは、と思ったのだが、予想は悪いほうに的中(あ、気分的にはマニングの引退試合で勝利で飾って欲しかったのでいいほうに、か)。

試合は最初のV.ミラーのファンブルフォースとファンブルリカバータッチダウンでmomentumは一気にDenverに行って、それっきり帰ってこなかった感じ。ニュートンはなんとか辛抱強くやっていたが、Denverのディフェンスは強力過ぎた。最後はキレてしまって、最後のタッチダウン前のpass interfereを見て倒れこんでしまったのを見て、やはり精神的にはまだ未熟だったんだ、と実感。そもそも最初のドライブを始めるところで目をつぶって大きく深呼吸していたのを見て驚愕した。試合中も良くも悪くも屈託ない笑顔が特徴なんだが、さっぱり笑わないし、余裕がなかったんだな。

Patriotsファンとしては仮にSuperに出ても勝てなかったと思うので、Denverに負けてよかった、というのが実感。そもそも論でいえば、あのDenverでの雪中戦で大逆転負けしたのがケチの付き始めで、今シーズンはまぁ勝機はなかったんだな、と。

ともかくマニングの去就は気になるが、90%引退でしょ?これでやるとなると、ものすごい精神力。益々尊敬しちゃう。ぱっと見、フツーのオジサン(足短いしお腹出てきたし、走る姿もヨタヨタして、しかもめっきり弱肩になった)なのに、もう1シーズンやったらこれはニュースでしょ。
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2016-01-31 14:23:31

アバド・アルゲリッチ/リスト

テーマ:音楽
至急の仕事で出勤しながらBayern 4を。

「次はリストのピアノ協奏曲、ソリストは・・・」とあって「リストかぁ・・」と聞き流しモードになりかけたら、次の瞬間、凄まじい音楽の奔流が。

アバド・アルゲリッチの組み合わせでロンドン交響楽団。
http://www.amazon.co.jp/ショパン-リスト-ピアノ協奏曲第1番-アルゲリッチ-マルタ/dp/B002GKRTE2
ジャケ写はなんだかモード雑誌みたい。アルゲリッチって美少女だったんだねぇ、という話はともかく、その美少女が弾く光速のリスト。アバドは後年の枯山水のような音楽とは全く違う指揮ぶりで、これはソリストに引っ張られているの?

白眉は3楽章でフィナーレは血が吹き出しそうな圧巻の演奏。曲はしょうもないのに、無駄に名演。
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2016-01-20 16:52:54

決勝2題

テーマ:ラグビー
随分遅きに失したが、大学と高校の決勝2題。

大学:
ある意味順当な結果で、東海は善戦したものの勝機はなかったかな、という印象。帝京はFBを重に替えた瞬間に一気に活性化したのに驚いた。森谷の欠場は激痛だったはずだが(そして矢富は出来が悪かったのだが)、前半うまくいなしながら耐えて後半一気にギアが上がるところが流石だなぁ。ラグビー頭脳に優れていてオトナの試合運び。昔の関東学院みたいだった。

坂手と森谷が欠場で、マッカランも危ない感じなので日本選手権は(唯でも圧倒的不利なのに)勝負にならないと思われるのが残念・・・。

高校:
これもある意味順当で、桐蔭はほぼ勝機はなかったかな、と(ゼロではなかったにせよ)。桐蔭では9番の斉藤主将もよかったが、12番のほうの斉藤(2年)が素晴らしい選手でこれは来年以降楽しみだな、と。以前、伏見の井口を発見したときのような興奮がある。仰星はこちらもオトナのラグビーで、大学の下位とやっても善戦できる(勝てる?)と思うくらい。ただ、高校はほぼ毎年決まった学校しか優勝しないのでちょっとつまらないなぁ。ラグビーの特質といえばそれまでなんだけど。

あ、そうそう高校ラグビーの観客数が史上最高だったらしい。自分も貢献した。素晴らしい!


来年に向けて:
大学の来年を予想するのが毎年のこのコラムの定例なんだけど、まぁメンバー的に帝京の8連覇は濃厚かな。誰が主将か、というと重か松田?重のほうが適任な気もするけど。対抗はやはり東海で、今1年生のトンガ人留学生コンビはものすごい破壊力ですねぇ。自分は好感を持って見ているので、東海の捲土重来を期待。でも東海が帝京に勝つにはもう少し時間が(そしていくばくかの運が)必要かな。筑波・早稲田・慶應の対抗戦グループはそろって苦しそう。筑波も何年かに1回舞い降りる奇跡の一戦、というのもさすがにこの先そうそうないような・・・・。密かに期待するのは大東文化で、意外性があって(帝京に勝つには時間がかかると思うけど・・。プレーの精度が低いのが特性のチームなので)ちょっとワクワクしてみてしまいそう。
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2016-01-02 19:04:39

大学選手権準決勝

テーマ:ラグビー
2日は恒例の準決勝テレビ観戦。

第1試合の東海ー明治。明治は田村の負傷退場が痛かった・・・。ボディーブローのように効いてきた感じ。WTBの成田をFBに下げたので攻撃参加が減って、BKの凄味が落ちた。あとなぜかラックの2人目の集まりが悪かったのも残念。東海大は前半だけ見るとこのまま自滅しても不思議じゃなかったのによく辛抱した。去年の経験が生きている・・?

第2試合は帝京が負ける雰囲気は無かったが、とはいえ大東文化は相当に頑張ったのでは?特に攻撃力(=一発で取り切る力)は出色の出来だった。帝京も慌てるほどではなかったと思うが、結構やるじゃん、という感じだったのでは。大東文化はメンバーも3年生以下が多いし、来年が楽しみ。流通経済・東海を脅かす存在になれると思う。No.8は異次元のレベルで、13番も俊足&ステップワークが素晴らしく将来が楽しみだ。

で決勝。帝京からすれば明治より東海のほうがやりやすい感じはありそう。攻撃陣は「美」を感じるほどの連続攻撃だしラインアウトは制圧できそうだし、ラックもモールも強力。唯一不安は今日もそうだったが相手や点差、時間を見て手を抜き気味になる(相手に合わせちゃう)ところか?今日はまだまだトライをとれたと思うが結構雑な部分もあった。まぁ決勝だからそういう精神的な部分はなくなるとは思うけど・・・・。順当なら帝京勝ち、なので東海はもっとBKで勝負しまくるというふうにいつもと違う(FW中心では今回は無理そうなので)ことをしたほうがいいんじゃないかなぁ。
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2016-01-02 19:00:11

Neujahrskonzert 2016

テーマ:音楽
今年も始まった。

指揮がヤンソンスということで出来の良さは保証されたようなものだが、期待通りのいい演奏会だった。

そもそもシュトラウス1世の作品を1曲しかいれないという選曲がいい!1世っていい曲あんまりないんだよなぁ。まぁ現代的じゃないってだけかもしれないが。定番の曲もそうじゃない初登場の曲も一定以上のクオリティで満足できる。

ただ少し心配なのはヤンソンスも流石に年で指揮の切れが落ちたかな、という点かな。アンサンブルの精度がこれまでの2回とくらべて落ちているのは指揮のせいのような気がする。まぁでも現在存命の指揮者でこのクオリティの演奏ができるのはムーティとメストくらいだろうから、ずっとヤンソンスでいいよ。

と思ったら来年はドゥダメルか~。遂に来た、新世代。
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