hors d'habitude -2ページ目

ただ、君を愛してる

世界がもっと単純ならいいのに。

私はあの人が好き、そしてその人も私のことが好き。それで成り立っているから難しいのよ。

私はあの人が好き。それだけで成り立つなら、すごく簡単なことなのに。




ただ、君を愛してる


また見ていました。ただ、君を愛してる。友達からの誕生日プレゼントがこの映画のDVDでちょくちょく見ています。何度見ても良い~(^-^)


いま、会いにゆきますとか、世界の中心で、愛をさけぶとかコレとか市川拓司さんの本って、人を死なせて感動させればいいとか単に感動狙いのわざとらしい本、純ぶっている本ってイメージで、ドラマ化や映画化されても全く興味なくてテレビで放送されれば見るくらいだったけど、これは違いました。だって玉木宏と宮崎あおい!笑。だからちゃんと公開中に見に行きましたてへ



いま、会いにゆきますと同じような感じの不思議な雰囲気の映画。


宮崎あおいはすごい!幅広い方ですなー。劇中も幼い女の子から大人になった女性への変化を魅力たっぷりに演じているし、すごい透明感。



片思いだけで、恋愛が成り立ってくれればどんなにいいことか。と思ったことがあります?


私はなかなか言い出せないからあります。

けど、押して引いての駆け引きがあってこその恋愛で、複雑でどうしようもなくても過程が楽しかったり、と成長できるのかもしれないな~。だから今のままでもいいのかな?



難しいですね。


到底かなわぬ恋をしていたりすると嬉しいんだろうな。


身近なものを失って初めて気づくものってないようである?

思い当たるものが・・・



ただ、君を愛してる


ホントやわらかい雰囲気の映画ですごく癒されます。この不思議な森はどこなんだろ?行ってみたいな~(^-^)

どうやらロケ地は群馬県の菅沼らしい・・・?

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灰色のダイエットコカコーラ

灰色のダイエットコカコーラ/佐藤 友哉


「覇王」として君臨した祖父の高みに至るべく、「特別な自分」を信じ続けようとする「僕」。北海道の片隅で炸裂する孤独な野望の行き着く先は、「肉のカタマリ」として生きる平凡な人生か、それとも支配者として超越する「覇王」の座か?さあ、世界のすべてを燃やし尽くせ。(セブンアンドワイより引用)



ひゃっほー!夏休みー!!
とりあえず読書ねん★笑


こちらパケ買いならぬ、パケ借り。
これ透明のカバーが付いていて、とても凝っています。


熱から出来ましたってくらい熱く強い、そして痛々しい。
擬態語が余計に文章を力強くさせている気がする、生々しくてぞっとする。びかびか。

言い回しが独特で、変に難しいところがあったり、文章が強すぎて、読むのがきつかった。
買い手をまるで無視したようなオ○○ー小説だなって思いました笑。
でも、こういうの好き!


主人公は19歳フリーターで、自分は他人とは違う、特別な存在なんだ!って思い込もうとしている人なんだけど、
結局言うだけで、なにもしなくてできなくてだらだらと日々を過ごしている。
そういうのなんかわかるな。

私も特別な人になりたい、だけどどうあがいたって『肉のカタマリ』だなって思う。

でもそれを受け止めて進んでいくしかない。
日々努力して覇王に向かって進まなきゃ。
色々言っている内に時間はどんどん過ぎていく。


と、こういう風に思えたから、私良かったって思った。
努力もなしに上に上がることは出来ないよね、やっぱり。


主人公は北海道の田舎で青春を過ごす人だったから、地方住みの私としては結構共感できるところもあって面白かったです。だけど、だらだら感に溢れ、展開もとってもスローなこの小説はとても他人におススメできるものではないっすねぇ。

『えっ、こんなの好きなの?ちょっと痛いかも・・』って言われそうな予感。

個人的にはこの痛い感じと突っ走る感じがツボだったので、これからひっそりと楽しんでいきたいな。
次はなにを読もう。



佐藤友哉さんは島本理生さんと結婚したそうで。なんか以外。

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青年のための読書クラブ & オーディション

青年のための読書クラブ/桜庭 一樹

東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の〈クラブ誌〉があっ た。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた――。今もっとも注目の奇才が放つ、史上最強にア ヴァンギャルドな“桜の園”の100年間。


お嬢様・女子高・読書クラブ・・・こういう設定好き好き好きー。
このお嬢様集団の醸し出す、すごい濃厚な雰囲気にゾクッとしました。

私はずっと共学だったから、男と女っていうのを意識できていたけど、女子高というかこういう閉鎖的な女子高だったら性を意識するのが難しいのかな。男と付き合うと虐げられ、だから中性的なスターを見出す。


ずっと変わらない読書クラブ。
それは予言された100年後の変化でも変わらない。生き続ける。

あくまでも観察者、記録者、傍観者。
そこに読書クラブの強さを感じました。




「オーディション/村上龍」は図書館でのテスト勉強のお供の一冊。
あんまり勉強の休憩にゲームしたり、本を読んだりって脳が休まらなくてよくないって聞くけど、やめられないんだよなぁ。

こりゃぁホラーだ!勉強が身に入らない!


42歳の青山は、再婚相手を探すため「オーディション」を行う。4000人の応募者の中で青山の目をひいたのは、24歳の山崎麻美だった。不思議な魅力に 惹かれる青山と、素直に心を開く麻美。青山は麻美にのめりこんでゆくが、彼女が求めたのは完璧な愛だった。愛と愛の凶器が嵐のクライマックスを呼び起こ す、迫真のサイコホラー・ラブストーリー。


それにしても村上龍小説には綺麗な女性がよく出てきますな~。綺麗な女性が好きなのかしらん。

この本に出てくる女性もとびっきりの美人だと思われる。
読んでいても本からふぁ~~っと独特のオーラを感じられる。

人の闇を抉り出して表現しようとしたことは、ある意味現実社会を表現しようとしたのかなって思いました。多分前だったら幼少時のトラウマによる犯行とかって映画っぽい、小説っぽいって現実味なく思ってたんだろうけど、今はそういうの多そうだし。

オンナは怖い。コロッと騙される男はもっと怖い。

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BAR

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え、何してるかって?

元彼と飲んでまーす。

やっぱ好きです、この人。

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