2006-05-05 16:24:19

△「セブンソード」

テーマ:アジア映画

鈴の音が鳴る剣を使った演出は、そこそこ見れた。
けど、柄が筒状になってて刃が上下に動く剣は、アイデアは良かったのにもう一つ良さを出し切れていなかった気がする。
刃が下に向けてスライドするので、普通に扱うと自分の足に刺さってしまいそうになる剣なんだけど、例えば遠心力を利用した扱い方で流れるような剣さばき、という方向に持っていけば格好良さげなのにそうはいかない。

柄に小さな穴が開いていて、「そこを指で押さえれば刃は動かない」。

それじゃ結局はただの暗器だし;
ビジュアル的には「音の剣」の次くらいにオイシイ可能性を持った剣なのに勿体無い…。


話の構図としては「七人の侍」のオマージュ的な意味もあるんだろうけど、全般的にアイデア不足な感じがどうしてもあって最後まで間が持たない感じ。
村人との係わり合いも、どうにも村人の内輪モメの方に目が行ってしまって、ヒーローであるはずの7人の剣士の立場が微妙で心地悪い。


作品としてのテーマももうひとつぱっと来るものが無いし、何となく原作を消化しきれなかった雰囲気。
正直見ていて疲れた…。


武侠モノはそもそも支離滅裂なものと相場が決まっているので、国際配給の映画として作品化するのには苦労すると思う。
「楽園の瑕」なんかはその代表例だけど、映像的には物凄いのに、まるで思いつきで展開していくかのような無茶苦茶なストーリーのためにローカル人気で終わってしまう。
そうなる位なら、オイシイ要素は頂きつつも「同タイトル別シリーズ作品」にするなどの手段で、中身を大幅に改編してしまった方がいいのかもしれない。


この作品も決して駄作ではないんだけど、逆にそれ以上の価値も無い無難な作品になってしまっているのは、原作を超えるための大勝負をしなかったためか、それともできなかったためか…。
アクション作品は、もっと夢中になれる演出を!


解説
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=323153

監督 : ツイ・ハーク
原作 : リャン・ユーシェン
脚本 : ツイ・ハーク
    チェン・チーシン
    チュン・ティンナム
出演 : レオン・ライ
    ドニー・イェン
    チャーリー・ヤン
    スン・ホンレイ
    ルー・イー

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2006-05-05 16:17:00

△「女盗賊プーラン」

テーマ:アジア映画

かつて「女戦士マッリ」という実録調のインドのアクション映画を見てそこそこ楽しめたので、二匹目のドジョウを狙って似たような作品を借りてみました。
こちらも実話が元になってるらしいんですが、ドキュメンタリーというよりは自伝作品の映画化という感じ。


低いカーストのお陰で、わずか11歳で人身売買同然に嫁がされた少女プーラン。
嫁いだ先でのいじめやセックスの強要に堪りかねて脱走するが、やはりカーストや体裁の問題で実家にも受け入れてもらえず、流転の果てにとうとう盗賊にまで身をやつしてしまう。


話も悲惨だし描写もそれなりに頑張ってる気はするんですけど、主人公の内面(=作品のテーマ)を象徴するようなシーンが無いせいか、もう一つ伝わってくるものが薄い気が。
特に文学的な表現がある訳でもなし、ただの英雄譚を映画にしましたってだけのような感じで、余韻が何も残らなかった…。


元ネタの人物はこっちの方が大物っぽいですけど、「マッリ」の方が印象には残ったかな。

あんまりお勧めできません。


解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30137/?flash=1

製作年 : 1994年
製作国 : イギリス=インド
配 給 : 東北新社配給
監 督 : Shekhar Kapur シェーカル・カプール
脚 本 : Mala Sen マーラ・セン
出 演 : Seema Biswas シーマ・ビシュワース(Phoolan Devi)
     Nirmal Pandey ニヒマル・パンディ( Vikram Mallah)
     Manoj Bajpai マノジュ・バージパイ(Man Singh)
     Raghuvir Yadav ラジュヴィール・ヤダヴ(Madho)
     Govind Namdeo ゴヴィンド・ナムデオ(Sri Ram)

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2006-05-05 15:59:37

○「HERO」

テーマ:アジア映画

秦王(後の始皇帝)暗殺未遂事件を空想的に解釈した話。
ジャンル的には武侠映画ですな。


昔の話を描いた中国の物語にはお約束と言っていいほど出てくるシチュエーションが随所にちりばめられ、やや苦笑。
最近のハリウッドは、神話などの伝承を理論的な考証を元に「本当はこうだった」的に仕上げる作品が多いけど、この武侠物というジャンルは演出などの面は現代的にアレンジされてはいるものの、基本的にはファンタジーはファンタジーとしてそのまんまやってしまっている。
こういうセンスは日本人とも共通する部分かもしれない。

僕はこういう無茶苦茶さ加減は時に拒絶反応を起こすことがありますが、今回は大丈夫でした。
雰囲気を演出する小道具や背景、音楽などのアイデアが新鮮に感じたからかも。
特に、最初の「長空」との対決で、滴り落ちる雨粒越しに碁盤を囲むシーンは雰囲気があってなかなか良かった。


ストーリーもきちんと筋が通っていて、しばしば支離滅裂で内容に集中できない武侠物にしては見れると思う。


ただ後半に入ってくると、妙に間延びしてるだけなシーンが目立ってくるのと、大量の矢が放たれるしょぼいCGを見せられ、ややクールダウン。
色調に統一感を持たせた映像美はなかなかのものだけど、秦王との過去の対決シーンの「緑」はちょっと失敗だったように感じた。
もっとも僕は色彩感覚には全くと言っていいほど自信がないので、その辺は微妙な感じ。


マギー・チャン扮する「飛雪」は凄く綺麗だったなぁ。
そういえば彼女、誰かに似てるとずっと思ってたんだけど。
あ、カルーセル麻紀…;


解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD34300/index.html


製作年:2002年
製作国:中国
配 給:ワーナー
監 督:Zhang Yimou チャン・イーモウ
脚 本:Bill Kong ビル・コン
    Li Feng リー・フェン
出 演:Tan Dun タン・ドゥン
    Jet Li ジェット・リー
    Tony Leung トニー・レオン
    Maggie Cheung マギー・チャン
    Zhang Ziyi チャン・ツィイー

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2006-05-05 15:58:30

○「男たちの挽歌」

テーマ:アジア映画

友情と兄弟愛、すごくアツい話。
さすがに今となっては斬新さはカケラも残っていないが、主人公の親友マークが単身仇討ちに乗り込んで、無傷で済ますほど甘くない点はさすが。


両手に自動拳銃を持って撃ちまくるのは、各方面に多大な影響を与えたっぽい(「デスペラード」とか「バイオハザード」とか…)。


相手の顔を見下ろしながら、顔面に何発もの銃弾を食らわせたりするシーンもインパクト大(そういえば「甲殻~」の原作でパクってたな…;)。


最後にヤクザと撃ちあうシーンなんかも、「あぶ刑事」を代表とする和製刑事ドラマのノリそのまんまだったとこを見ると、だいぶパクったんだろうな。


こういう所からも、当時この作品がいかにセンセーショナルだったかが窺い知れる。

アツさとハードさ、ロマンが共存するこの世界観は、男が本質的に求めているものにかなり近いと思う。
噂に違わぬ出来。


解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11144/index.html


製作年:1986年
製作国:香港
配 給:日本ヘラルド映画
監 督:John Woo 呉宇森 ジョン・ウー
脚 本:John Woo 呉宇森 ジョン・ウー
出 演:Chow Yun-Fat 周潤發 チョウ・ユンファ(Mark)
    Ti Lung 狄龍 ティ・ロン(Sung Tse Ho)
    Leslie Cheung 張國榮 レスリー・チャン(Sung Tse Kit)
    Emily Chu 朱寶意 エミリー・チュウ(Jackie)
    Lee Chi Hung 李子雄 レイ・チーホン(Tam Shing)

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2006-05-05 14:32:30

○「ザ・テロリスト ~少女戦士マッリ~」

テーマ:アジア映画

帰省してたので、1週間ぶりの更新です。
再開しますのでよろしく~^^


   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

解説
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=237589


こういう映画は好きだな~。
借りたときは、なんかアクションぽいシーンあり、ちょっとお色気あり、みたいなのを想像してたんだけど、凄く静かな映画。


口やかましく「テロはいけない」みたいな説教する代わりに、お世話になってるじいさんが少女の変化に目ざとく気が付いて世話をする過程で、少女が自発的に変化していく。
じいさんのたとえ話も薄っぺらくない。
「現実を全て夢と思えば、夢は全てかなったも同然」(マッリ)
こんなこと今まで考えたことも無かった!
なんか自分が小さく思える…。


地味だけどおすすめ。


余談だけど、邦画では海外で思われてるような「和風音楽」はほとんど使われないけど、インド映画では本当に「インド風音楽」が使われてますな;
ちょっと新鮮。


製作国 インド
公開情報 キングレコード=ギャガ=ゼアリズ
初公開年月 2002/05/11
監督: サントーシュ・シヴァン
出演: アイーシャー・ダルカール Ayesha Dharker マッリ
   ヴィシュヌ・ヴァルダン Vishnu Vardhan ティヤーグ
    バーヌ・プラカーシュ Bhanu Prakash ペルマール
    K・クリシュナ K. Krishna 恋人
   ソーヌ・シシュパール Sonu Sisupal リーダー
    ヴィシュワース Vishwas ロータス
    バーヴァニ Bhavani 老女
    ゴーパール Gopal ヴァース

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