1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2007-01-27 08:04:36

○「遠雷」

テーマ:邦画
ジェネオン エンタテインメント
遠雷

とある都市郊外の団地近くの土地でビニールハウスでトマトを栽培する農業・和田満夫。
日々熱心に農業に打ち込む彼に、ある日突然見合いの話が舞い込む。
砕けた性格の満夫は、見合いのその日に相手のあや子をモーテルに誘う。
一方、彼の親友・広次は、満夫とも関係を持ったスナック経営のカエデと関係を持つ。
このことから広次の人生が狂い始める。
満夫は思うところがありながらも親友を遠くから見守るが…。


ATG作品でごいます。
もっとシュールな内容かと身構えて見たんですが、なかなか見ごたえがありました。
何より主人公・満夫の若き農夫ぶりが非常に瑞々しく描かれていまして。
ワイルドさと、飄々とした雰囲気と、寛容さと、実は優しい心根とが同居する主人公が何とも魅力的です。

まぁ、そういう主人公の人間的な魅力が最大の見せ場かもしれませんね。


親友の広次が裏切るようなことを言っても黙って見守るし。
カエデが卑怯なやり方をしても無下に責めたりしないし。
こういう大人の人間としての魅力は、映画として見た時の爽快感にはどうしても繋がらなくて、むしろじれったくてイライラする部分があります。
これがATGと言われればそれまでなのですが…。


良くも悪くも、古い「邦画」のイメージ通りの作品です。
人を選ぶ作品かもしれませんね。


遠雷 - allcinemaONLINE


時 間 : 135分
製作国 : 日本
公 開 : 劇場公開 (ATG)
初公開 : 1981/10/24
監 督 : 根岸吉太郎
原 作 : 立松和平
脚 本 : 荒井晴彦
出 演 : 永島敏行 和田満夫
     ジョニー大倉 中森広次
     石田えり 花森あや子
     横山エリ カエデ
     ケーシー高峰 満夫の父
     七尾伶子 満夫の母
     原泉 満夫の祖母
     藤田弓子 チイ
     蟹江敬三 カエデの亭主
     高橋明 あや子の父
     坂巻祥子 あや子の母
     吉原正皓 広次の父
     根岸明美 広次の母
     森本レオ 和田哲夫
     鹿沼えり 和田敏江
     立松和平 農協職員A
     江藤潤 農協職員B

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007-01-24 09:43:44

◎「櫻の園」

テーマ:邦画
ジェネオン エンタテインメント
櫻の園


私立櫻華学園高校演劇部。
この女子高の演劇部では、創立記念日恒例のチェーホフの“桜の園”上演を間近に控えて準備に追われていた。
その最中、3年生部員の杉山紀子が喫煙で補導されるという事件が起こり、櫻の園の上演中止の危機が迫る。
当日の朝、早めに現れた、部長の志水由布子は、いつもの生真面目なイメージには似つかわしくないパーマを髪にかけていた。
予定通り集合した部員達は、小さな変化と大きな危機に動揺しながらも上演の準備を始めるが…。



原作「櫻の園」(吉田秋生)は、中野敦子、杉山紀子、志水由布子、倉田知世子の4人を主人公に立てたオムニバス形式の物語ですが、本作はこれを2時間に凝縮し、完全に消化した上で独自の群像劇として思春期の少女達の揺れ動く心を見事に表現しています。
志水・倉田両名のエピソードを中心に据え、杉山・中野のエピソードは、テーマのみ作中に吸収されています。
映画オリジナルの部分も自然で違和感がなく、作品に必要な要素をしっかりと表現していて、非常にクオリティが高いです。
実写化がこれほど見事に成功する例も珍しいのではないでしょうか。


実はこの作品を初めて目にしたのは僕がまだ学生だった頃で、今回は2回目ということになります。
非常に強く印象に残り、すぐさま原作を調べて買ってきて読んだ覚えがありますね^^
原作はもう少し表現的に踏み込んでいますので、本作を楽しまれた方は是非原作もお楽しみください。


余談ですが、この作品を借りた翌日に、100均でレンタル落ちのビデオテープが売っているのを発見してゲットしましたw
借りた翌日というのは少々皮肉な話ですが、にしても105円は安い♪


櫻の園 - allcinemaONLINE


時 間 : 96分
製作国 : 日本
公 開 : 劇場公開 (アルゴプロジェクト)
初公開 : 1990/11/03

監 督 : 中原俊
原 作 : 吉田秋生
脚 本 : じんのひろあき
演 奏 : 熊本マリ
出 演 : 中島ひろ子 志水由布子(3年・部長ドゥニャーシャ)
     つみきみほ 杉山紀子(3年・ヤーシャ)
     白島靖代 倉田知世子(3年・ラネフスカヤ)
     梶原阿貴 久保田麻紀(3年・ロバーヒン)
     三野輪有紀 大町真由美(3年・トロフィーモフ)
     白石美樹 平井和代(3年・ガーエフ)
     後藤宙美 戸田麗子(3年・シャルロッタ)
     いせり恵 河合喜美子(3年・ピシーチク)
     金剛寺美樹 井上志摩子(3年・ヴァーリャ)
     菅原香世 中野敦子(3年・アーニャ)
     永田美妙 藤城千晶(3年・フィールズ)
     丸山昌子 木村環(3年・エピホードフ)
     宮澤美保 城丸香織(2年・舞台監督)
     古川りか 松本圭子(2年・舞台監督助手)
     西村雪絵 三島一子(2年・美術係)
     永椎あゆみ 神奈川潮美(2年・美術係)
     佐藤友紀 高田真理子(2年・美術係)
     浅沼順子 大西加奈子(2年・美術係)
     山田純世 堀口さゆり(2年・照明係)
     白戸智恵子 高野久美(2年・照明係)
     阿部千種 田代有美(2年・音響係)
     大原麻琴 佐野留美子(2年・音響係)
     森沢なつ子 聖華女子学園
     西山友紀子 聖華女子学園
     植竹よしみ 聖華女子学園
     伊藤礼奈 知世子ファンの2年生
     森典子 知世子ファンの2年生
     広野美保子 知世子ファンの2年生
     三上祐一 島田祐介
     橘ゆかり 中野綾子
     上田耕一 坂口
     岡本舞 里美先生
     南原宏治 中村先生

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006-11-30 11:11:28

◎「間宮兄弟」

テーマ:邦画
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産)/佐々木蔵之介
¥3,860
Amazon.co.jp


三十路に入っても、未だに仲良く二人で暮らす間宮兄弟。
その奇妙な日常に、ある日、弟・徹信が女性を連れ込んだことで一騒動が起こる。
しかし世間では浮いた存在とも言える兄弟の平和なムードに、周りの人々もいつしか巻き込まれていき…。


前半はナンセンスなコメディ風に進みます。
笑えるとこが50%、笑えないとこも50%という感じで微妙な線ですが、後半に入ると妙に和やかな雰囲気が漂ってきます。
兄弟の生き様は世間では完全に浮いてる筈なのに、彼らに関わる人々は不思議と彼らのペースにハマり込んでいきます。
見てても、何故か兄弟を応援したくなってくるのが不思議です。


兄弟の母や祖父母もいいキャラだし、周りで関わる人々も、作り物だけどリアルで、リアルだけど嫌味が無くて、何と言うか、下ごしらえにちゃんと一手間をかけた地味な和食のような暖かさがあります。
キャスティングは全てハマってました。
見事です。
ちなみに沢尻エリカは「パッチギ!」以来で見ましたが、だいぶ印象が変わってて一瞬誰か分かりませんでした;


癒し系の作品かと思いきや、どこかシュールな刺激も常に持っているところが今風で新鮮です。
ユニーク。
こういう作品を賞するのに最も相応しい言葉ではないでしょうか^^


間宮兄弟 - allcinemaONLINE


時 間 : 119分
製作国 : 日本
公 開 : 劇場公開 (アスミック・エース)
初公開 : 2006/05/13
監 督 : 森田芳光
原 作 : 江國香織 『間宮兄弟』(小学館刊)
脚 本 : 森田芳光
出 演 : 佐々木蔵之介 間宮明信(兄)
     塚地武雅 間宮徹信(弟) (ドランクドラゴン)
     常盤貴子 葛原依子
     沢尻エリカ 本間直美(姉)
     北川景子 本間夕美(妹)
     戸田菜穂 大垣さおり
     岩崎ひろみ 安西美代子
     佐藤隆太 浩太
     横田鉄平 玉木
     佐藤恒治 中華料理店のおじちゃん
     桂憲一 犬上先生
     広田レオナ 薬屋のおばちゃん
     加藤治子 お婆ちゃん
     鈴木拓 ビデオショップの男 (ドランクドラゴン)
     高嶋政宏 大垣賢太
     中島みゆき 間宮順子

AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2006-11-23 06:49:01

○「かもめ食堂」

テーマ:邦画
バップ
かもめ食堂


単身フィンランドで、和食の食堂を営業するサチエ。
しかし開店休業状態で、一向に客が来る気配が無かった。
やがて一ヶ月が経ち、ようやく1人の青年が来店する。
彼は日本かぶれで、ガッチャマンの歌を教えて欲しいと言い出す。
ちゃんと思い出せなかったサチエはその後も悩み続けるが、とあるカフェで日本人らしき女性を発見し、思い切ってガッチャマンの歌を教えて欲しいと切り出すのだが…。


日本とは対照的に、時間がゆったりと流れるフィンランドを舞台に、サチエという女性と「かもめ食堂」を中心に、彼女をとりまく「にわか友人」達の心の変化などを綴っていくコメディタッチの作品です。


僕は、小林聡美という女優さんは普段からこんなイメージなので何ともキャスティングというか企画勝ちだなぁと感じました。
もちろん企画だけではだめなんでしょうが(笑
他の二人も、さすがの演技で息もぴったり。


とくに小難しいことは無く、オフビート基調で流れていく中で小さな変化が起こり、それがサチエや友人の奇妙な係わり合いによって自然に解決に向かっていきます。
何とも心地よい空気です。
オチも洒落てていいですよ♪


「日本映画で外国が見れるなんて」と、母も絶賛しておりました(笑


おにぎりが食べたくなる映画です^^


かもめ食堂 - allcinemaONLINE


時 間 : 102分
製作国 : 日本
初公開 : 2006/03/11
監 督 : 荻上直子
原 作 : 群ようこ 『かもめ食堂』(幻冬舎刊)
脚 本 : 荻上直子
出 演 : 小林聡美 サチエ
     片桐はいり ミドリ
     もたいまさこ マサコ
     ヤルッコ・ニエミ
     タリア・マルクス
     マルック・ペルトラ マッティ

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006-11-22 22:09:53

○「サイレン」

テーマ:邦画
レントラックジャパン
サイレン FORBIDDEN SIREN~BEGINNING~


1976年、夜美島と呼ばれる島で1人の男の除いて全ての島民が失踪する事件が発生する。
そのいわく付きの島に、主人公・天本由貴と父親・真一、由貴の弟・英夫の一家三人が、英夫の療養のために引っ越してくる。
ところが島民は一家に不気味な視線を投げかけてくる。
「サイレンが聞こえたら決して外に出てはならない」
隣人・里美の忠告も謎めいていて不可解。
さらに島民による謎の儀式を目撃したり、「サイレン」に関するメモを発見したりなどするうちに、次第に島や島民に対して警戒心を募らせてゆく由貴。
その最中、ある夜ついに1回目のサイレンが鳴り響き、父・真一が失踪する…。


サイレンを小道具に設定したこと、森本レオを引き立て役に選んだこと、サイレンとセイレーンの伝説、集団失踪事件などを絡めたあたりは非常にいいアイデアでした。
ただ終わり方が…う~ん。


「サイレンが聞こえたら決して外に出てはならない」というのは「サイレンが聞こえる者は決して外に出してはならない」という意味だったんです。


この点をどう観客に分からせるかという点がポイントだったと思います。

弟・英夫は主人公・由貴が描いた妄想だったんだという点も、由貴主観から第三者視点に切り替える上で重要だったんですが、これに加えて、序盤での真一の英夫に関する発言「それが英夫のためにもいいと思いますので…」や里美の警告、島民の視線の本当の意味もちゃんと印象付ける必要があったのではないでしょうか。

そうすれば、少なくとも鉄塔の上のシーンで由貴の妄想の事実をはっきりさせることもできた筈なのですが、これが無かったばっかりに何となく曖昧になってしまい、現実なのか妄想なのかはっきりしないまま由貴は転落してしまいます。


結局事実は病室の前で父・真一と南田が会話をするシーンでようやく確定しますが、間髪をいれずに最後のどんでん返しに入ってしまうために、観客が事実関係の整理をして事件解決の余韻に浸るヒマがありません。
このために、最後のオチももう一つキレが悪く感じてしまいました。


アイデアも狙いも評価できるのですが、ツメがやや甘いような気がしました。


サイレン - allcinemaONLINE


時 間 : 87分
製作国 : 日本
初公開 : 2006/02/11
監 督 : 堤幸彦
脚 本 : 高山直也
出 演 : 市川由衣 天本由貴
     森本レオ 天本真一
     田中直樹 南田豊
     阿部寛 土田圭
     西田尚美 里美
     松尾スズキ 東
     嶋田久作 山中巡査
     高橋真唯 謎の赤い服の少女
     西山潤 天本英夫

いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2006-11-18 09:06:08

○「寝ずの番」

テーマ:邦画
ポニーキャニオン
寝ずの番

皆様お早うございます。
今日もこうして健康に爽やかな朝を迎えることができました。
夜更かしのためか朝食を採る気になりませんので、今朝は一杯(正確には半杯)の牛乳でスタートであります。


この夜更かし、主にワタクシ的な事情によって行われるものでもあります。
今回の場合は、お友達とネット対戦ゲームで盛り上がってしまったがための夜更かしでありまして、それ以外にも映画を見る時間がズレ込んでしまったり、サッカーの中継があったり、考え事をしていたら脳みそが暴走して眠れなくなったりと、その都度色々な理由がございます。
今日ご紹介する作品は、師匠の通夜で夜更かしをすることになった弟子達の粗忽ぶり、師匠への愛などなどを描いた作品であります。


この作品、序盤からいきなり下ネタ、それもかなりの大技を繰り出してきます。

明言はあえて避けますが、予告編をご覧になった方ならなんとなく内容は理解されていることでしょう。
とにかく物凄いインパクトです。

木村佳乃が何だかいきいき輝いて見えるのは、一体何なんでしょう?

まぁ師匠がお亡くなりになって、そのご遺体の前で思い出話に花を咲かせるのが前半。

故人の思い出話や逸話などで話が進行し、笑いの中にも人情味ある感動もあって、「ははぁ、なるほどこういう路線か」と。
ところが中盤を過ぎたあたりから妙な空気が流れ始めます。


マキノ雅彦監督の意図なのかそうでないのかは分かりませんが、どこかうっすら寒気が漂っています。

単なるコメディであって、そうでないというか。

師匠、兄弟子、師匠の奥さんと重要な人が立て続けに亡くなり、ただひたすら「寝ずの番」を描き続けるという。

バカ騒ぎで悲しみを乗り越えようとする人々の狂乱が、僕には少し怖いもののように感じました。


寝ずの番 - allcinemaONLINE


上映時間:110分
製作国 : 日本
公開情報:劇場公開 (角川ヘラルド・ピクチャーズ)
初公開年月:2006/04/08
ジャンル:コメディ/ドラマ
映 倫 : R-15
監 督 : マキノ雅彦
原 作 : 中島らも 『寝ずの番』(講談社刊)
脚 本 : 大森寿美男
出 演 : 中井貴一 橋太
     木村佳乃 茂子
     木下ほうか 橋枝
     田中章 橋七
     土屋久美子 多香子
     真由子 美紀
     石田太郎 小田先生
     蛭子能収 田所
     桂三枝
     笑福亭鶴瓶
     浅丘ルリ子
     米倉涼子
     中村勘三郎
     高岡早紀 バーの女
     堺正章 元鉄工所の社長
     笹野高史 橋次
     岸部一徳 橋弥
     長門裕之 橋鶴
     富司純子 志津子

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006-10-26 08:28:40

△「容疑者 室井慎次」

テーマ:邦画
ポニーキャニオン
容疑者 室井慎次


…というわけで、全部タダで借りてホクホクしていたら、全部TVで放送されたわけで。
まぁCMは入りませんから(←ちょっと悔しい)。


さて、この「室井慎次」。
技術的な部分は、僕はよく分らないので何とも言えません。
ただ大きなミスは無いように思います。
にも関わらず、見た後に残るこの大きなモヤモヤ感は何なんでしょう?

考えるに、やはりストーリー内容でしょうか。


力を持った人間、権力構造の中で発生する無意識の暴力。
「ハラスメント」あるいは「いじめ」など、色々な形で問題化しています
このテーマは良かったんですが。

ただ、この問題について、正しい姿勢を自ら示して見せた室井がこういう形で失脚するのはストーリーの意味的にどうなんでしょうか…?
「現実はそんなに甘くないよ」ってことなのでしょうか?
でも彼には警察上層部の浄化という大きな仕事がありますよね。


彼は自分が恋人を追い詰めてしまったと自責します。
確かにそういう面もあるでしょう。
でも…本当にこれでいいんでしょうか…?


「真実を明らかにしたい」
「警察にいてはそれができない」


真実を追い求めた結果解任されるなら、それもやむなしといった所でしょうか。
でもそれは、「警察上層部の浄化」よりも価値がある仕事なのでしょうか?


この物語が、暗に「必要悪」を認める形になってるような気がしてなりません。
「踊る~」シリーズには「必要悪」という言葉を認めて欲しくなかったんですが…。


「容疑者 室井慎次」 - goo映画


製作年 : 2005年
製作国 : 日本
配 給 : 東宝
監 督 : 君塚良一 キミヅカリョウイチ
脚 本 : 君塚良一 キミヅカリョウイチ
出 演 : 柳葉敏郎 ヤナギバトシロウ (室井慎次)
     田中麗奈 タナカレナ (小原久美子)
     哀川翔 アイカワショウ (工藤敬一)
     八嶋智人 (灰島秀樹)
     筧利夫 カケイトシオ (新城賢太郎)

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2006-10-14 21:53:51

◎「交渉人 真下正義」

テーマ:邦画
ポニーキャニオン
交渉人 真下正義 プレミアム・エディション (初回限定生産)
先輩にようやく借りることができ、ようやく見るヒマができたと思ったら、今日TVで放送されるんですね;
…まぁいいや、2時間早く見れたし。
というわけで、まずはあらすじです。
2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。
その事件直後、真下正義警視は、湾岸署の前で報道陣に取り囲まれ、警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明していた…。
あれから1年。
2004年12月24日、雪乃とクリスマス・イブのデートの約束をしていた警視庁交渉課準備室課長の真下は、その日の午後、突然室井管理官から呼び出しを受ける。
警視庁史上最悪の緊急事態が発生。
東京の地下鉄の最新鋭実験車両(通称:クモ)1両が何者かに乗っ取られ、同時に警視庁のオンラインシステムに脅迫文が直接送りつけられたのだ。
事態はイブの夜の地下鉄を狙った無差別テロの様相を呈してくるが、そんな中、地下鉄の管制センターに出動して待機中だった真下に電話でコンタクトを取ってきた犯人は、真下に挑戦するかのような事を言い始める…。

地下鉄を熟知した犯人が、専門的な知識を利用して仕掛けてくる様々な罠は、中々見ごたえがありました。
クモを使って地下鉄の危機を演出、爆発物を使って霍乱。
タネこそ古典的な仕掛けが多かったですが、あの手この手で真下を揺さぶる犯人と、犯人の裏を読んでうまく誘導する真下との対決が◎。


外で汗かき役(実際には凍えてましたが;)を引き受ける木島も、彼なりの頑張りで時にはハッパをかけ、時には励ましの言葉をかけ…と妙味あるタイミングで話に絡んできます。


また、どの程度のシーンが実際の地下鉄路線で撮影されたのかは分りませんが、スケール感もとても出ていたように思います。
前半できちんと緊張感を演出できていたので、後半別の話にリンクしていく展開も引き立ちました。


爆弾処理班の会話やSAT隊員のセリフなど、細かいところでも笑わせてくれましたし(笑


文句無しの出来です。


交渉人 真下正義 - goo映画


製作年 : 2005年
製作国 : 日本
配 給 : 東宝
監 督 : 本広克行
原 案 : 君塚良一
脚 本 : 十川誠志
出 演 : ユースケ・サンタマリア
     寺島進
     小泉孝太郎
     高杉亘
     松重豊
     甲本雅裕
     遠山俊也
     柳葉敏郎
     水野美紀

いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2006-10-10 14:13:36

△「大怪獣ガメラ」

テーマ:邦画
徳間ジャパンコミュニケーションズ
大怪獣ガメラ

北極海上空で、国籍不明機が米国戦闘機によって撃墜された。
落ちた飛行機は原爆を搭載していたため、恐しいキノコ雲が上空をおおった。
そして、このショックで、地下で冬眠を続けていたといわれるエスキモー伝説の怪獣ガメラが眼をさまし、地上に甦えってしまった。
やがて、この海ガメに似た怪獣ガメラは日本に上陸し、まず北海道の北端にある岬に姿を現し、灯台をふみ倒した。
しかし、ガメラは転落する灯台守の息子・俊夫をそっと救けて親のもとに帰した。
それ以来動物好きの俊夫はすっかりガメラのファンになってしまう。
一方地熱や石油などの炎を好むガメラは同じ北海道にある地熱発電所に向った。
ガメラの侵入を防ごうとする自衛隊は、数万ボルトの高圧電流を仕かけたが、ガメラにダメージを与えるどころか一向に効かず、地底から吹きあげる炎をうまそうに吸いこんだガメラは、かえって勢いを増して暴れまわったのだった…。


国籍不明機!?


結局この国籍不明機の正体は最後まで分らずじまいでした。
何だったんでしょ?


動物学者日高が提案した冷凍作戦


彼の立てた作戦はこうです。

「山頂辺りにさしかかった時、ガメラに自衛隊の秘密兵器・冷凍爆弾を命中させ、動きを鈍くさせて山から落とし、ひっくり返してしまう」。
亀はひっくり返ると自分では起き上がれないのだそうです。
いや、まぁ確かにそうなんですが…(^^;
っていうより、そもそも長年北極の厚い氷に閉ざされていたにも関わらず蘇ったガメラに冷凍爆弾のごときトンデモ兵器が通用したこと自体驚きなんですが。
まぁいずれにせよガメラはグルグルパワー(物理の世界では、大きい質量の物体が回転すると一見不思議なベクトルが生まれるものなのです(自論))で空を飛べるので、この作戦はあっさり失敗。
唖然とする大人たちをよそに悠々と飛び去るガメラなのでした。


Zプラン


全世界の英知を結集して考案されたのがこの「Zプラン」、すなわち「炎を囮にしてロケットの弾頭部分にガメラを誘い込み、閉じ込めてから打ち上げ、そのまま火星まで送り込んでしまう」というもの(爆
ガメラをパックンフラワーっぽい弾頭に閉じ込めた後、ロケットがニョキッと生えてきてそのまま秒読みから打ち上げに至る展開はある意味インパクト大です(笑


しかも何故火星なんでしょう?
「生命のいない火星に…」
と言ってましたが、月や宇宙空間にも生命はいないんですが…;



…当時としてはこれで良かったのでしょうか?
監督としての仕事は、今に比べると随分基本を大事にしたきちんとした仕事をしているとは思うのですが、元々の話の筋自体、正直大人が見て楽しむ作品ではないかもしれません。


大怪獣ガメラ(1965) - goo 映画


製作年 : 1965年
製作国 : 日本
配 給 : 大映
監 督 : 湯浅憲明 ユアサノリアキ
脚 本 : 高橋二三
出 演 : 船越英二 フナコシエイジ (日高)
     姿美千子 スガタミチコ (信代)
     霧立はるみ (京子)
     山下洵一郎 ヤマシタジュンイチロウ (青柳)
     北原義郎 キタハラヨシロウ (桜井)

いいね!した人  |  コメント(5)  |  リブログ(0)
2006-10-06 06:29:49

○「空の大怪獣 ラドン」

テーマ:邦画
東宝
空の大怪獣 ラドン


水爆実験による地殻変動で蘇った古代のトンボ・メガヌロン。
そしてさらには、それらの幼虫を食料にする巨大翼竜・ラドンが蘇る。
ラドンはプテラノドンの変異体で、数十倍の大きさを持ち超音速で飛行する。
このため行動半径が広く、被害は極東アジア一体に拡がった。
ラドンを補足した自衛隊は直ちに戦闘機による迎撃を試みるが、空中を高速で自在に飛行するラドンに苦戦する。
ようやく翼にダメージを負わせてラドンを追い込むが、逆に窮地のラドンが福岡市内に突入し、市内は阿鼻叫喚の地獄と化す。
その内に二匹目のラドンが現れ、傷ついたラドンを助けて二匹で飛び去っていった。
このままラドンが増えればどうにもならなくなってしまう。
そこで、彼らの巣と目される阿蘇山を噴火させ、巣ごと破壊してしまう作戦が取られるが…。


これは怪獣映画としては、もはや異色の存在と言ってもいいのではないでしょうか。
とにかく大人向けの作品で、前半は炭鉱の出水事件と人身事故、それに関連して失踪した男が犯人と疑われ、彼の妹は犯人の妹として肩身の狭い思いをする的な昼メロっぽいエピソードなどを織り交ぜつつ展開します。
事故死した男の妻の背中で泣く赤ん坊。
この赤ん坊は、つまり一家の大黒柱を失った家庭の暗澹たる今後を象徴しているわけですが、こういうのはさすがに子供には難しすぎです。


円谷英二率いる特撮チームが大変いい仕事をしていて、特に福岡市内の炎上シーンなどは見ごたえがあります。

ラストのラドンの死も悲劇的で、感動します。

ラドンには決して悪気は無いけれど、さりとて人間にとって迷惑な生き物である以上共存の道は有り得ません。

自らが生き残るためにはラドンを駆除しなければならない。

分かっていても、自ら巣と運命を共にし、また伴侶と運命を共にするラドンのつがいの姿は涙を誘います…。

しかし残念ながらこの最期も、何故ラドンが噴火する阿蘇山に舞い戻ったのか子供には理解し難しいでしょう。


個人的にはこういう演出方針には非常に愛情を感じます

全編に渡る良質なドラマは、見ていて不思議と心が安らぎました。

「大人も怪獣映画を見ていいんだ」と言われているような気分です(笑

もちろん、考証などの面できちんとつめれば色々アラが出てくるんだとは思いますが、一番大事なのは見て面白いことであって、怪獣がいかにユニークだろうと考証がしっかりしていようと、つまらない作品はつまらないわけです。

面白い作品は面白い原因が論じられるし、つまらない作品はつまらない原因が論じられ…ってこれを言っちゃあオシマイでしょうか?

ただ、作品としてはやはりサービス精神に欠ける部分を指摘せざるを得ません。
事実、これだけよくできているにもかかわらず、ラドンには続編が製作されていません。
それもこの内容では…。


作品の真髄「面白さ」は大人も子供も普遍だと思います。
ですから、表現手法の工夫次第では、このラドンももっと違った評価になったのではないでしょうか…?

大人向けの怪獣ドラマです。


製作年 : 1956年
製作国 : 日本
配 給 : 東宝
監 督 : 本多猪四郎 ホンダイシロウ
原 作 : 黒沼健 クロヌマケン
脚 色 : 村田武雄 ムラタタケオ
     本村武
特撮監督 : 円谷英二 ツブラヤエイジ
出 演 : 佐原健二 サハラケンジ (河村繁)
     平田昭彦 ヒラタアキヒコ (柏木久一郎)
     田島義文 タジマヨシブミ (井関)
     松尾文人 マツオフミンド (葉山)
     草間璋夫 クサマアキオ (須田)



空の大怪獣 ラドン(1956) - goo 映画
空の大怪獣 ラドン(1956) - goo 映画
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。