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2006-07-26 16:15:14

○「若草物語(1949)」

テーマ:洋画

その昔、「ハウス世界名作劇場」というアニメを日曜日のゴールデンタイムに放送していた頃、僕はいつも欠かさず見ていました。
実写ドラマでは生々しすぎる人間ドラマも、アニメでなら見れたということだと思います。
なんだか今の時代には無い温もりといいますか、独特の温かみがあって好きでしたねぇ。

で、この「若草物語」にもどっぷりハマりまして、原作を読みふけりました。
折りしもそんな頃、この古い古い映画が深夜映画で放送されたのです。
もちろん録画して見ましたとも。


簡単に言いますと、人格者のお父様が南北戦争に出征中の一家四姉妹が、様々なトラブルを乗り越えてたくましく生きていく様を描いた、涙あり笑いありの物語です。
まぁ小さな話ばかりですが本当に様々なエピソードが盛り込まれていまして、そのまま映画にしたらパンク間違いなしの内容なのですが、この作品は本当にそのまんまやろうとしたらしくて「ザ・駆け足」とでも申しましょうか、まるでダイジェストの様な作品に仕上がっております。
中でも一番落ち着きが無い次女のジョーなどは、それこそ怒ったり笑ったりはにかんだり大忙しで笑えます。


4人の中で最もキュートなマーガレット・オブライエンが3女のベス役というのは、エイミー役のエリザベス・テイラーに合わせたためでしょうか?
原作はチビのエイミーが一番小生意気なのが笑えるんですが、この作品では小生意気なエイミーのキャラはそのままに、心優しく病気がちなベスの方が4女ということになっています。
その方が合っていると思ったのでしょうか?
だとしたら当時の脚本家は大胆ですねぇ。
変える必要はそれほど無いと思うんですが…。
ま、エイミー=エリザベス・テイラーは凄く似合っててグゥの音も出ませんでしたが(笑


結局一本の作品で、「若草物語 上・下」「続若草物語 上・下」4冊分を一気に消化しました。
ああ、凄い。

古い時代の映画って、夢があっていいと思います。


解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD9974/index.html


原 題 : Little Woman(1949)
製作年 : 1949年
製作国 : アメリカ
監 督 : Mervyn LeRoy マーヴィン・ルロイ
原 作 : Louisa May Alcott ルイザ・メイ・オルコット
脚 本 : Andrew Solt アンドリュー・ソルト
     Sarah Y. Mason サラ・Y・メイソン
     Victor Heerman ヴィクター・ヒアマン
出 演 : June Allyson ジューン・アリソン (Jo)
     Peter Lawford ピーター・ローフォード (Laurie)
     Margaret O'Brien マーガレット・オブライエン (Beth)
     Elizabeth Taylor エリザベス・テイラー (Amy)
     Janet Leigh ジャネット・リー (Meg)

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2006-07-26 15:43:54

「舞-HiME」

テーマ:アニメ

ちょっと前に深夜にやっていたシリーズらしいです。

またしてもアニメ大好き先輩に拝借して、全部ぶっ通しで見ました。


公式サイト

http://www.sunrise-inc.co.jp/my-hime/


序盤は「本当にあの日本サンライズ(ガンダム作ったところ)なのか?(汗)」と思うくらいにアキバ系アニメで嫌な汗をかきながら見ていたのですが、後半から空気がガラリと変わります。


なんだかよく分からないのですが、夜空に現れた不吉な星の力を利用して世界を破壊しつくして再スタートさせようと企む黒曜宮という悪の親玉を倒すために全国から集められた、特殊な素質を持つ「姫」達の物語です。

彼女達はそれぞれ独自の守護神的なクリーチャー(チャイルド)を駆使して化け物と戦うのですが、何しろ個性派揃いでなかなか仲良くできません。前半色々あってやっとまとまりかけた時、更なる試練が待ち受けています。

「互いのチャイルドを殺し合い、最後の一人になるまで戦わなければ黒曜宮は倒せない」

チャイルドの死、それはその主の最愛の者の消滅を意味します。

世界を破滅から救うのか、それとも仲良く滅びを待つか、選択肢は二つとなってしまいます。


おや、これは「バトロワ」ですねぇ。


ともかく後半に入ってからは次から次へとハードな展開の目白押しで、夢中になれました。

パッと見がオタッキーなので非常にとっつきにくいんですが、意外に面白いです;


なんでも「舞-乙HiME」なるパートⅡもあるそうなので、今度借りて見てみようかな。

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2006-07-23 10:19:06

第二次世界大戦ブックス 「ジェット戦闘機Me262~ドイツ空軍、最後の輝き~」

テーマ:軍事

ME262 ジェットエンジンの発想自体は案外古く、イギリスなどには大戦前にすでに実物を自費開発で稼動させたツワモノ研究者もいたが、当初極めて燃費が悪かったジェットエンジンは実用化にはまだ時間が必要と判断され、イギリス軍に採用されることは無かった。


一方ドイツでは、ダイムラーベンツ社とユンカース社がジェットエンジンの開発に乗り出し、そのうちユンカース社が並みならぬ粘りを見せて遂にモノにしてしまった。
機体の方もハインケル社が積極的に取り組み、他社に先駆けて幾多の試作機を完成させた。


しかし、爆撃機メーカーの同社に戦闘機を作らせて負担が増えることを嫌ったのか、あるいは単にハインケル社が嫌いだったのか、そもそもジェット戦闘機の存在意義が無いと判断したのか(おそらくは全ての理由によって)、いずれにせよ後発のメッサーシュミット社案が採用される前にハインケル社案が採用されることは無かった。


レシプロエンジン(普通のプロペラ機用のピストンエンジン)での限界を超える斬新なメカニズムを生み出しておきながら、またしてもドイツにアイデアをさらわれてしまった格好のイギリスだが(「ドイツ機甲師団」参照)、さしもの工業国ドイツをもってしてもジェットエンジンの実用化には非常な時間と手間を要したところを見ると、敬遠という判断も無理も無いところかも。


質の低い燃料でも稼動したり、構造が単純だったり、新技術というイメージの割には意外な面が多いジェットエンジン。
これが発明され、ヒトラーの妄言に悩まされつつもドイツのメーカーによって初めて実用化された黎明期の顛末を記す。


出版:サンケイ出版
著者:渡辺 洋二
価格:\500

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2006-07-21 09:06:24

「ドイツ機甲師団 PanzerDivision」

テーマ:軍事

4号戦車 ちょっと前にご紹介した「フォッケウルフ戦闘機」と同じシリーズの古い本です。


戦車が戦場に初めて登場したのは第一次世界大戦。
パリの北100キロほどにあるアミアンという町近郊での戦いにイギリス軍が投入したのが最初で、それまでは砲撃と歩兵突撃によって時間をかけて攻めるのが常識だった陣地戦をあっという間に易々と突破してドイツ軍将兵の度肝を抜きました。

この時の鮮烈なショックによって戦車の兵器としての重要性を印象付けられたドイツ軍は、戦車の利用に向けて整備を始めます。

気鋭の若き将軍達が、こぞって進歩的な戦車戦術理論を提唱し、やがてドイツは世界に先駆けて戦車を集中的に使用する本格的な機動戦術を編み出し実践していくことになります。
これがかの有名な「電撃戦(ブリッツクリーク)」です。


この本は、第一次世界大戦においてドイツが戦車によって敗北してから第二次世界大戦で戦車戦術の頂点を極め、そこから再び凋落するまでを描いています。

第二次世界大戦初頭において、ヒトラーは確かにこの新しい戦術、兵器を高く評価していました。
その一点を見れば先見の明があったと言うこともできなくはありません。
もちろん戦いの結末は皆さんご存知の通りなのですが、この機甲師団というものが優秀な将軍達やヒトラーによっていかに生み出され、いかなる状況下で消耗し、再びヒトラーの妄言によってトドメを刺されたかをザックリと「流れ」を主体に記していて中々面白いです。


第二次世界大戦ブックス⑮
サンケイ新聞社出版局
著者:ケネス・マクセイ
訳:加登川幸太郎
¥500

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2006-07-15 16:47:29

◎「クラッシュ」

テーマ:洋画

高速道路での一件の衝突事故。
その事故に関わった人々の日々を負うことで、本人達のまるで知らない所で互いの運命に深く関わりあっていたことを徐々に見せていく。


この作品は、「いがみ合わなければ人は生きていけない」とか「人生こんなもんだよね」とか、一見するとそんな作品として作られたかのようでいて、実はそうではなかった。


人が人と関わること。
都会では避けられないことであり、その多くは人がたくさんいることによって引き起こされるストレスであり、都会に生きる人々はこのストレスに疲れ果てています。
しかし、都会でしか見ることの出来ない夢もまた存在し、その夢もまた、人がたくさんいることによって生み出される。
どんな現象も、悪いことにだけ作用するということは無いのですから。


数多くの不幸と、いがみあいと、奇跡と、不思議な感動と…。
人と人との関わりあいから生まれた出来事が、数奇に絡み合い、新たな関わり合いをつむぎ出してゆく。


人種差別という障害が変わらず脈々と横たわる都会だけれど、そんなことさえ一つの日常に過ぎなくなっている。

これは、その場限りの単純な優しさなどで解決できるほど簡単な問題ではありません。

しかし根源的な部分では、人種の差などとるに足らないことだなんてことは、みんな分かってることなんじゃないでしょうか。

この作品には、そんな「夢」とも「期待」ともつかない想いも込められていて、なんとも温かい気持ちにさせられます。


夢に飢えるが故に、夢を欲する都会人。

その夢を欲する心故に、都会にまたささやかな夢が生まれる。


都会人に、アーバンライフに幸あれ。


感動しました。


解説
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8410/index.html


製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
配 給 : ムービーアイ エンタテインメント
監 督 : ポール・ハギス Paul Haggis
原 案 : ポール・ハギス Paul Haggis
脚 本 : ポール・ハギス Paul Haggis
出 演 : サンドラ・ブロック Sandra Bullock ジーン
     ドン・チードル Don Cheadle グラハム
     マット・ディロン Matt Dillon ライアン巡査
     ジェニファー・エスポジート Jennifer Esposito リア
     ウィリアム・フィクトナー William Fichtner フラナガン
     ブレンダン・フレイザー Brendan Fraser リック
     テレンス・ハワード Terrence Howard キャメロン
     クリス・“ルダクリス”・ブリッジス Chris 'Ludacris' Bridges アンソニー
     タンディ・ニュートン Thandie Newton クリスティン
     ライアン・フィリップ Ryan Phillippe ハンセン巡査
     ラレンズ・テイト Larenz Tate ピーター
     ノーナ・ゲイ Nona Gaye カレン
     マイケル・ペーニャ Michael Pena ダニエル
     ロレッタ・ディヴァイン Loretta Devine シャニクア
     ショーン・トーブ Shaun Toub ファハド
     ビヴァリー・トッド Beverly Todd グラハムの母
     キース・デヴィッド Keith David ディクソン警部補
     バハー・スーメク Bahar Soomekh ドリ
     トニー・ダンザ Tony Danza フレッド

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2006-07-14 15:25:23

○「燃ゆるとき」

テーマ:邦画

中井貴一が、カップラーメンを作る食品会社のアメリカ工場の中間管理職を演じる。
業績不振の会社を立て直そうと孤軍奮闘するが、ようやくその努力が実を結び始めた頃、日本では考えられないようなトラブルに巻き込まれ、日本に帰されてしまう。


「金融腐蝕列島~呪縛~」と同じ高杉良原作と聞いて飛びつきました。
しかし、こちらは「金融~」に比べると、随分ノンビリした作品ですなぁ。


もちろん、セクハラ疑惑を捏造して会社にダメージを与える陰謀に弁護士が絡んでいたり、「ユニオン」と呼ばれる労組制度を利用して会社を潰しにかかる陰謀がでたりとハードな展開はもちろんあるんですが、一方では製油会社のボスとサシの飲み比べで根性を見せて契約をとりつけたり、会社の説得に従業員があっさり応えてくれたりと随分イージーな部分も。

それでも嫌な気分にならないのは、登場人物達がとにかく一生懸命にラーメンを売ろうとしている姿に親近感を覚えるからなのかも。
だって、僕も大好きなんですもん、カップラーメン。

一社員の無力感・悲哀なんかも織り交ぜつつ、それでもたくましくアメリカで戦い続ける企業人をコミカルに描いています。


ところで、クライマックスはお涙頂戴の演説となるわけですが、もう少し回想などを織り交ぜて盛り上げた方が良かった気がします。
回想ってのは、確かに多用が過ぎると意味不明になってしまいます。
そしてやたらと回想に頼る悪癖を持つ監督も確かにいるんですが、ただ効果的な武器であることは間違いない訳で、もっと建設的な方向で利用してもらいたいです…。


ときに、鹿賀丈史といえば「麻雀放浪記」のドサケン。
今回も寡黙な支社長役で、いつギスギスした本性を現すかとドキドキしましたが、最後までいい人でした(笑)


解説
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8373/index.html


製作年 : 2005年
製作国 : 日本
配 給 : 東映
監 督 : 細野辰興
原 作 : 高杉良
脚 本 : 鈴木智

出 演 : 中井貴一
     大塚寧々
     長谷川初範
     中村育二
     津川雅彦
     伊武雅刀
     鹿賀丈史

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2006-07-14 09:38:08

△「輪廻」

テーマ:邦画

ホラー好きな僕にとっては、久々の新作ホラーなのでうきうきして見ました。


まず、冒頭は良かったです。

トラックの運ちゃんが人を轢いてしまうところなんかは最高に怖くてグー。
…なんですが、その後の展開は正直僕はダメでした。


清水監督と言えば「呪怨」ですが、あの頃からちょっと危うい部分はあったんですよ。
「お化け屋敷」的な恐怖とでも言いますか。
一人称限定の、B級一歩手前の微妙なバランスなんですね。
お化け屋敷というものは、自分が中に入ると怖いんだけど、仕掛けそのものを見ても怖くありません。
「自分が入る」という時点で客自身がある程度気分になっているから怖いのでありまして、そういうバーチャル感覚がなければ、お化け屋敷の仕掛けってのは案外ちゃちなものだと思うんです。


「呪怨」は、構成をバラバラにし、全てのシーンにおいて登場人物それぞれの一人称視点から描くという手法で、「一人称」という課題を守りつつ飽きさせず、それでいて全貌をきちんと分からせるという素晴らしい編集が印象的でした。
しかしこの「輪廻」は、一人称縛りをあえて解いて通常の技法にしました。
その結果、それぞれのシチュエーションを客観的に描写するシーンがどうしても必要になってしまい、そういう冷静な視点で見てみると、清水監督の恐怖ポイントのベタさ加減がどうにもバカバカしく見えてしまい、正直興ざめ、怖くありませんでした。


「呪怨」とやっていること自体はあまり変わらないのに、「一人称」という要素一つでこうも違うのでしょうか…。


最後、発狂した渚の元に2人の子供の霊が現れ、渚が激しく怯えるシーンがあります。
渚の意識では、子供の霊に対する恐怖と共に、自分が加害者の転生だという認めたくない現実(?)に対する抵抗とで二重に恐怖なのですが、転生した教授の意識としては子供との再会、自分が研究していた事への確信という二重の幸福であり、その幸福を意味するのがラストの口元の笑み…という。
これも、ややこしくて分かりにくいオチでした。
「転生前の自分は、被害者の少女ではなくて加害者の教授だった」と分かった時点での渚が受けたショックをもっと印象付けないと、こういう描写もイマイチ伝わらないと思います。


余談ですが、この作品での優香の演技は好評だったようです。
彼女に関しては特に演技が上手いというイメージは無かったので、ここまで気合の入った演技ができるとは確かに思っていませんでした。
もっとも役柄が「これから売り出そうとしている新人女優」という、彼女のような特にとりがらが無い女優でもできる役だったので、キャスティングの妙という気もしなくもありません。
まさかキャスティングが決まってから物語を書いたとか…?

なわけない。


公式HP
http://www.j-horror.com/
真ん中上


製作年 2005年
上映時間 96分
監 督 : 清水崇
脚 本 : 清水崇
     安達正軌
出 演 : 優香
     香里奈
     椎名桔平
     杉本哲太
     小栗旬

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2006-07-14 09:00:54

△「里見八犬伝(1983)」

テーマ:邦画

「そういえばちゃんと見た覚えが無いなぁ」ということで、借りてまいりました。
64年生まれの薬師丸ひろ子さんは、当時19歳。
ピチピチです。


演出的には、悪の軍団・蟇田一族関連は舞台劇を意識した作りで個人的には「う~ん」という感じです。
何だか往年の特撮ヒーロー物を見ているような感覚で。
リズムは悪くないと思いますので許容範囲ではありますが。
まぁJAC総出演なので、仕方がないのかもしれません;


仲間が加わる場面がやたらとあっさりしているのが気にはなります。
かなり意図的にカットされた雰囲気がひしひしと伝わってきます。
たぶん、ストーリー的にはあまり重要でない役柄だから、バッサリやられたのでしょう。
ビックリさせるべき部分はびっくりさせてくれるし、当時リアルタイムで見てたらもっと違ったのかもしれないな~。


薬師丸ひろ子がとにかく演技が上手くて、とても19歳とは思えません。
まぁ彼女はこの時点でアニメも含めると出演映画は9本目。
すでにベテランの領域ではあるんですが…。


解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17396/index.html


製作年 : 1983年
製作国 : 日本
配 給 : 東映
監 督 : 深作欣二 フカサクキンジ
原 作 : 鎌田敏夫 カマタトシオ
脚 本 : 鎌田敏夫 カマタトシオ
     深作欣二 フカサクキンジ
出 演 : 薬師丸ひろ子 ヤクシマルヒロコ (静姫)
     真田広之 サナダヒロユキ (犬江親兵衛)
     千葉真一(サニー千葉) チバシンイチ(サニーチバ) (犬山道節)
     寺田農 テラダミノリ (犬村大角)
     志穂美悦子 シホミエツコ (犬坂毛野)

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2006-07-11 00:05:32

○「麻雀放浪記」

テーマ:邦画

コンビニなんかに行くと必ず打ってるギャンブル系劇画の世界ですね。
実際にこういう生き方がしたいかどうかは別として、どうもこういう浮き沈みの激しい勝負の世界には憧れちまうところがあります。

学問ではない、実戦の中で磨かれた独自のノウハウみたいなものを武器に、それぞれが孤独に戦いの日々を送る。


坊や哲とママとの関係は、もちろん坊や哲が大人になる事の楽しさと辛さを覚えて成長していく様を描くファクターなんですが、同時に戦後に生きる人間の味わった屈辱とか、彼らのたくましさとか、そんなものを感じさせる存在でもあります。


ギャンブラー達の緊張感あふれる狡猾な駆け引きが魅力で、ツミコミの手際のよさなんかもバッチリです。
一方では賭け事にうつつを抜かす男達に苦労させられっぱなしの女達の悲哀なんかも描いています。それでも充分殺伐とした世界ですが、女がいなかったらいよいよ見てるのが辛くなったに違いありません。


刹那的な人生を歩む人々の人間模様が良く描けていて良いです。
慣れた手つきで軽快に牌を打つ音が耳に心地いいですね。


解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17507/index.html


製作年 : 1984年
製作国 : 日本
配 給 : 東映
監 督 : 和田誠 ワダマコト
原 作 : 阿佐田哲也(色川武大) アサダテツヤ
脚 本 : 澤井信一郎 サワイシンイチロウ
     和田誠 ワダマコト
出 演 : 真田広之 サナダヒロユキ (坊や哲)
     大竹しのぶ オオタケシノブ (まゆみ)
     加賀まりこ カガマリコ (ママ)
     内藤陳 ナイトウチン (おりん)
     吉田良全 (チン六)
     篠原勝之 シノハラカツユキ (禿げ)
     城春樹 (角刈)
     天本英世 アマモトヒデヨ (鉢巻)
     名古屋章 ナゴヤアキラ (上州虎)
     加藤健一 カトウケンイチ (ゼゲンの達)
     高品格 タカシナカク (出目徳)
     鹿賀丈史 カガタケシ (ドサ健)

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2006-07-07 09:59:08

◎「サウンド オブ サイレンス」

テーマ:洋画

若くて元気のいい奥さんと、聡明でキュートな娘という幸せいっぱいの家庭を持つ精神科医・コンラッド。
その彼が、急に知り合いから頼まれてある精神病患者の少女・エリザベスを診たことから、厄介な事件に巻き込まれてしまいます。


足を骨折していて動けない奥さんと、誘拐された娘という2人の人質を取られながら、一人の精神病患者からある記憶を引き出さなければなりません。
この切迫した状況を、空回りすることなく丁寧に描いています。


別の事件で裏切りに合い、その埋め合わせのためにエリザベスの記憶を狙う犯人。
また、コンラッドの同僚も実は脅されていて、半ば強制的に犯行を手伝わされていたり。
状況そのものは色々複雑に絡み合っているんですが、その分、コンラッドと各登場人物との関係が非常に簡潔かつ明快に描かれていて分かりやすく、とても好感が持てます。
テンポがポイントになってくる作品では、人間関係に矛盾が無く、かつ簡潔で分かりやすいことが求められると思います。
でないと観客は集中して話の筋を追えませんからね。


また、作中メインのコンラッドとエリザベスのやり取りも、コンラッドの洞察力と巧みな誘導がエリザベスの部分的にフラッシュバックする記憶を徐々に鮮明にしていきます。
エリザベスにとって最悪な過去のフラッシュバック。
求める記憶を取り戻すためには、これをどうしても避けて通ることはできません。
そのためには、どうしてもエリザベス本人の意志による協力が必要です。
肝心なポイントで、コンラッドはエリザベスに強要をせず、彼女の奥底に優しい心が宿っていることを信じて協力を求めます。


強引に理屈を合わせた話にしてしまわずに、エリザベスとの信頼関係に賭けたコンラッドの姿と、それに懸命に応じようとするエリザベスを描いていて、これがえもいわれぬ共感を誘います。
ラストでほんのりほのめかされた、エリザベスの幸福の芽が素晴らしく心地よく感じました。
ここがこの作品の成否を分けたポイントだったと思います。


間延び顔がキュートなブリタニー・マーフィーがまたも登場。
今回はいわくありげな精神病患者の役です。
彼女は今ちょっときてますね。


解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33562/index.html

製作年 : 2001年
製作国 : アメリカ
配 給 : 20世紀フォックス映画
監 督 : Gary Fleder ゲイリー・フレダー
原 作 : Andrew Klavan アンドリュー・クラバン
脚 本 : Anthony Peckham アンソニー・ペッカム
     Patrick Smith Kelly パトリック・スミス・ケリー
出 演 : Michael Douglas マイケル・ダグラス (ネイサン・コンラッド医師)
     Sean Bean ショーン・ビーン (パトリック・B・コスター)
     Brittany Murphy ブリタニー・マーフィ (エリザベス・バロウズ)
     Skye McCole Baetusiak スカイ・マッコール・バーツシアク(ジェシー・コンラッド)
     Guy Torry ガイ・トリー (マーティン・J・ドーレン)


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