楽しみにしていた、
道法さんの、水俣頭石での剪定実地講習。
お話のほうは、3回ほど聞いて
少しずつ、植物ホルモンの役割、活用
そして剪定との関係がわかったような気がしてきましたが。
やっぱり、実際に剪定をしながら
教えていただくのが一番つかめそう。
道法さんは笑いながらお話しされるけど
人と違う道を歩むのは
多分すごく大変なことだったろうと。
剪定が作物を活かす9割
土づくりは1割
肥料は、やってもデメリットが多い。
肥料を減らせば、味もよくなるし
病気や虫が減るから
農薬を減らせる。
そんな風に言い切って、
剪定方法を教えてくださいました。
先進的にしている津奈木町では
剪定方法などで収量、品質をあげ
肥料も減らす方向にいっています。
さっそく、教えてくださったことを試したくて
翌日、雨の合間にお茶園へ~。
以前からばっちり準備してた、
道法さんおすすめのハサミで切るぞ♪
こんなに鋭利で、あの固い枝が切れちゃうわけですから
とにかく、おっちょこちょいの私は
指を切らないように、切らないように・・・を一番気をつけますっっ。
こんもりの枝っぷりの、この人。
やってみて分かったのは
果樹より、断然背丈が低く
枝も混んでいて、
かつ
隣の列との幅が狭いお茶園。
(さらに切ったところは、少しずつすっきりとして、明るくなってきた。)
う~ん!
・・・作業が大変!!
お茶の樹の間にもぐるようにしてするので、
夫には絶対無理だわ。
入らないと思う(笑)
道法さんがおっしゃっていたように、
1列ずつ間をあけて、
作業性もスムーズにして
伸び伸びとした
樹形をつくらないと。
私がこの剪定に着目しているのは、
無肥料自然栽培を実施しているので
少しでも、木に元気になってほしいから。
木の力を活かしたいから。
まじまじと樹肌を眺めていると
苔がついたり、
枯れている枝もあって
ああ、元気にしてあげたい。
放置していたところを
1人で、何日もかけて草を取って
こんな風に、木の中にもぐりこんで
またきっと何日もかけて剪定をして
どうなるか分からないのに
なんて私はもの好きなんだあ~
でも、逢いたいんです。
元気なお茶の樹に。
そして、感動するようなお茶に。
この旅は、始まったばかり。