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2009-02-16 22:26:02

GDPマイナス12.7%で35年ぶりの減少率 戦後最悪が確実に

テーマ:経済

オツカレです。


蓋を開けずともわかっていた結果になるのだが。

[16日 日経]GDPマイナス12.7% 10-12月実質年率、35年ぶりの減少率  内閣府が16日発表した2008年10-12月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比3.3%減、年率換算で12.7%減となった。3四半期連続のマイナス成長で、減少率は第1次石油危機時だった1974年1-3月期の年率13.11%減に続く約35年ぶりの大きさ。金融危機をきっかけにした世界不況の影響で輸出が過去最大の落ち込みとなり、個人消費、設備投資も大きく減った。日本経済は外需を中心に総崩れの状態で、深刻な景気後退に入った。
3四半期連続のマイナス成長は、IT(情報技術)バブルの崩壊で景気が後退した01年4-6月期から10-12月期にかけて以来。10-12月期の実績は日経グループのQUICKが「コンセンサス・マクロ(経済予測)」で民間調査機関30社に聞いた直前の予測の平均値(前期比年率11.8%減)を下回った。

発表によって2けた台のマイナスとなり戦後2度目となり戦後最悪に迫った。マイナス幅も第1次石油危機の影響を受けた1974年1-3月期(年率13・1%減)に次いで約35年ぶりの大きさ。


これは輸出頼みの国内景気が戦後最速のペースで落ち込みつつある状況を如実に反映している。企業の大規模な人員削減、個人消費が大幅に悪化、企業の設備投資の落ち込み、内需の先行きも不透明。


2008年10~12月期まで3期続けてマイナス成長となったが、少なくとも4期連続となることは避けられない状況となった。


エコノミストによる2009年1-3月期GDPの現時点の予想(前期比年率)。      
・RBS証券 マイナス10%前後
・第一生命経済研 10─12月期上回る落ち込みも
・大和証券SMBC 10─12月期と同程度かそれ以上のマイナス  
・ドイツ証券 マイナス9.8%
・ニッセイ基礎研 マイナス10%前後 
・日興シティG証券 2けたのマイナス
・日本総研 マイナス18%
・農林中金総研 10%近いマイナス
・バークレイズ・キャピタル マイナス9.8%
・みずほ証券         マイナス5.8%


民間エコノミストの間では、戦後最悪だった98年度(実質GDPは前年度比1.5%減)を大幅に上回る2%台のマイナス成長が、08年度から2年続くとの予測が大勢だ。


ハズレ社会人-GDP


世界でもすでにユーロ圏は3期連続、米国も2期連続のマイナス成長に陥り、中国やインドといった新興国の高成長にも急ブレーキがかかって、世界同時不況が深刻化している。


10~12月の実質GDP(年率換算)でも、米国3.8%減、ユーロ圏5.7%減、英国5.9%減となっている。


つまり金融危機の震源地の米国や欧州よりも日本経済は落ち込んでいるのだ。これは外需主導の経済構造によるものが大きく影響していると考えられる。


ただこれにより短絡的に追加経済対策(内需=公共事業)となって良いものか。

[16日 毎日]09年度予算:補正で追加経済対策 「20兆円前後」有力-首相指示へ  麻生太郎首相は、08年10~12月期の国内総生産(GDP)が大幅に悪化する可能性が高いことを踏まえ、GDPを公表する16日にも自民党に追加経済対策の取りまとめを指示する意向を固めた。これを受けて、政府・与党は09年度補正予算案の編成も本格的に検討する。追加対策の規模について、与党内では20兆円前後との見方が有力になっている。
複数の政府・与党幹部が明らかにした。政府は09年度予算案と予算関連法案が成立した後の4月にも補正予算案を国会に提出する方向で準備する。追加経済対策は公共事業が中心となる見通しだが、環境分野などへの重点投資で、「バラマキ型だ」との批判をかわす。
追加対策規模に関し、自民党の菅義偉選対副委員長は15日、記者団に「20兆、30兆といろいろ(案が)出ている。それくらい必要ではないか」と語った。

これは一番最悪な景気対策の典型だと考える。景気の落ち込み度合に合わせて小出し小出しでいくら景気対策を行っても後退局面を打開するだけの効果は表れない。


また今までと同様な人材で同様な対策を考えても結果は見えている。これまでの景気対策の総括がないままお金を垂れ流しても経済効果による景気回復ではなく時間の経過による自然回復を期待するしかない。


政府が決定した2008年度第1次、2次補正予算と2009年度当初予算案による総額75兆円規模の経済対策は何だったのだろうか。


万全でないのならまずはそれを認めるべきではないのか。どうしても昨年末となんら変化のない麻生政権の延命のためだけの口実と映ってしまう。


公共事業による官僚主導での景気対策は末端まで波及効果がないことはわかりきっているはずなのだが。それでも出てくるのは政官癒着の構造からか。


支持率を考えても政権末期であり政治空白1ヶ月已むなしで解散・総選挙しかないだろう。


オツカレでした。


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コメント

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1 ■TB有り難うございます。

麻生政権の景気対策は、真水分が少なく効果は極めて薄い、
というのが評価ですので、これで景気浮揚は難しいのでしょうね。
麻生政権は財務相の問題でレイムダック化し、益々財務省主導の
財政負担の少ない方向、更にいえば特会に影響しない範囲での
建設国債などに頼る歳出なので、どうしても公共工事優先という
形になってしまうのでしょうね。今、日本が危機的状態にある、
との認識を早く政治家にも持ってもらいたいですね。

2 ■在野のアナリストさん

こんにちは。オツカレです。コメントありがとです。

おっしゃる通り口だけでなくしっかり現状認識を
していただきたいものです。

縦割りではない方向での景気対策は
できないものでしょうか。

今後ともよろしくです。

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