G7が機能せず 世界銀行総裁がG14推進
テーマ:経済オツカレです。
世界同時株安で各国が右往左往する中にあって。
[ワシントン 6日 ロイター]G7は機能していない、新興国加えた新グループ必要=世銀総裁
世界銀行のゼーリック総裁は6日、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)はもはや効果的に機能していないとして、中国やインド、ブラジルなどの新興国を加えたグループを設置するべきとの見解を示した。同総裁は10日にワシントンで開催されるG7会合を前に講演し、米金融危機が「警鐘」であり、より範囲を広げた各国の協力が必要であることを示していると発言した。「G7は機能していない。今の時代に適切な新しい多国間主義は、固定された単一のシステムではなく、柔軟なネットワークが適切だ」と述べた。G7に代わる新たなグループには中国、インド、ブラジル、南アフリカ、サウジアラビア、ロシアの各財務相が含まれるべきとする一方で、参加国は限定せず状況に応じて柔軟に決定することが望ましいと語った。
世界銀行は各国の中央政府または同政府から債務保証を受けた機関に対し融資を行う国際連合の専門機関である。注目すべきは世界銀行歴代総裁はすべて米国出身者であるという点。
G7の枠組みについて世界銀行総裁が発言すること自体異例だ。
また今後活躍することになろう国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事も欧州は集団で防衛する準備を進めるべきだと発言した。
国際通貨基金(IMF)は通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関。専務理事は欧州出身者。
共通するのは各国バラバラに対策を講じても無理であるという認識とG7でさえも手に負えないくらい事態が深刻になってきたという認識。
10日から始まるG7会合や国際通貨基金(IMF)や世銀総会に向けての発言であろうと考えられるが。
世銀総裁がG7の枠組みを広げた運営グループのメンバーに出た国は新興国のブラジル、ロシア、インド、中国、メキシコ、サウジアラビア、南アフリカ共和国の7カ国。つまりG14ということ。
この枠組みができたとすると世界の国内総生産(GDP)の70%、人口の56%、エネルギー生産の62%を占めるという世界に極めて大きな影響を及ぼす枠組みとなる。
サブプライム問題が表沙汰になってからもう1年以上になるが、今後本格的に巨大企業倒産というどころではなく国1つが破綻するかどうかまで進展しそうな雰囲気になってきた。
この間に日本はというと日銀以外は何もできず、ただ政局に振り回されていた。このことがG7が機能していない理由の一端を担っていることが非常に残念である。
EUの結束が強まる中、日本も過去頓挫したアジア共同基金(アジア版IMF)創設を今一度訴えるべきではなかろうか。反対された米国が金融危機で最大のピンチである機に乗じて。
外交戦略は国家間の強弱関係を見計らって策を講じるべきだ。
オツカレでした。





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