㈱OTS探偵社・梅木栄二の「グダグダ」小説!

現役探偵・梅木 栄二(既婚・40前)の日々考えている事を事務所に帰った時まとめてみるつもりだったのが・・・。
いつしか勝手に小説化!へタレでド素人な小説読んでやって下さいぃ~。


テーマ:



翌日Bさんは午後一番で事務所を訪れた。
「こんにちは。」
「すみません、昨夜は遅くに失礼しました。」
「いえいえ・・大丈夫です。」
「これ・・・つまらないものですが。」
そう言ってBさんが差し出したお菓子らしき手提げ袋を見て私は恐縮する。
「そんな・・・何も気を遣わないで下さい。調査でお金は戴いていますから・・。」
そう言いながらも目を泳がせる私。すぐに自分の好物のお菓子(ケーキ♡)だと気付いたからだ(泣)気持ちは受け取る訳にはいきませんと拒みながらも言葉と裏腹に・・・手を伸ばして受け取ってしまう悲しい性。
「Yくん。」
「っす。」
YくんにBさんから戴いたお土産を預ける。受け渡しの時、
「おい!俺のだぞ。」
「バカじゃないっすか。誰もお客さんから戴いた品物なんて取らないっすよ。」
勿論会話を交わした訳じゃあない。目と目のアイコンタクトでの一瞬の「会話」である。
自分自身の「食い意地」の悪さに落ち込みながら・・・私はBさんと向かい合った。
「昨夜は大変でしたね。ちゃんと眠れましたか?」
「いえ・・・あまり・・。」
「そうですか・・。」
大した事ではないが、フォローにはご依頼者様の心は勿論、身体の健康も気になるところだ。「健全な精神は健全な肉体に宿る」ではないが、心の動揺も行き過ぎると、難局を乗り越えるエネルギーが枯渇してしまうし、身体の健康も維持出来ないと同様の事が起こる。勿論、こんな時に心身共に万全な人間は存在しないし、ひとつの例外も無く皆辛いに決まっている。
しかし、必要最低限「何とか乗り越える」という強い気持ちを無くなりつつあるエネルギーの中から絞り出してもらわないと、上手くいくものもいかなくなってしまうのだ。私自身、本当に上手くいっているのか否かわからない時があるが、日々の会話の中で「叱咤」と「激励」を織り交ぜ、調査中からその後もご依頼者様が思い描く「解決」に向けて影から声援を送り続けるのである。
何度も会話の中で熱くなり過ぎるあまり「叱咤」が行き過ぎて・・・「やってしまった(焦)もう電話かかってこないかも(泣)」と電話を切った後真っ青になった事もある。話している時は気づかないのだが、スタッフから「言い過ぎじゃないですか!」とか、「逆に落ち込ませてどうすんですか!!」とか、様々な指摘を受け、私自身もガックリ落ち込む事はしばしばだ。しかし不思議と「あの時は本当に落ち込んだけど結果良かった」や「あの言葉に助けられた」等、最悪の結果を生んでしまった事は記憶にない。きっと、運良く、その時々で私自身も「必死」だったのが功奏しているだけなのかも知れない。
戒めとして、自分自身に言い聞かせている事はひとつ。「ご依頼者様の考えだけに偏らない」という事。勿論、ご依頼者様は何よりも大切だ。しかし、だからと言ってご依頼者様だけを擁護し過ぎても真の意味での「解決」には程遠い事が多い。
世の中の「争い事」は、極端に一方が「悪い」事なんてほとんど無いのではないだろうか。少し矛盾するが、調査を通し、相手方の「真実」をつぶさに拾い上げながらも自分自身をも見つめ直す。この「姿勢」こそが問題解決への近道の様に思えてくるのである。
その為には、いや、言い換えればそんな様々なご依頼者様に対し、偉そうに意見してしまう「私」も例外では無い。常に自分自身の凝り固まってしまいそうな「考え」をアップデートしながら日々の生活を見つめ直し、そこで得た「経験」を、ご依頼者様に「還元」していく事。うちはそんな会社でありたいと常々思っている。
そんな自分自身の一向に治る気配の無い「食い意地」に落ち込み、嫌気が指しながらもだ(泣)
話を元に戻そう。
「今朝はご主人どんなご様子でしたか。」
「疲れ切っていました。でも、出て行く際になんだか悲しい顔をして出て行きました。」
「そうですか・・・。」
私の想像の中でご主人であるB氏も実は苦しんでいるのではないかというイメージが湧いていた。通常「不倫」の被害に遭ったもう片方の配偶者は
「自分だけ楽しんで悔しい」とかいう発想、いや、感情が沸き起こるものであるが、実は違うと私は思っている。
勿論、全てでは無いと断ったうえでの話だが、こんなケースの場合、現に浮気を繰り返しているB氏もまた、様々な葛藤の中で苦しんでいたりするのである。その根幹は「良心」と言えるのではないだろうか。
誰だって不倫と言えど「恋」をした直後は「楽しい」と思う。今まで何ら変化の無かった日常や、つまらない毎日の生活が「パッ」と開け、まるでこれから先の人生が無限大に広がりを見せる様な高揚感を感じてしまう人も多い事だろう。それが「のめり込み」に繋がり、自分の家族を振り落としてでも一緒になりたいと願う様になる。しかし、それは同時に「罪悪感」を生むのである。どんなに浮気ライフ(?)を楽しんでいる人間にも罪悪感は存在する。恋している途中にはそれが小さくなり過ぎて見えないだけだと私は感じているのだ。
「夫婦再生」はその「罪悪感」に着目して行われる。罪悪感を大きくする事は「良心」を大きく育てる事であり、「恋」に落ちて溺れている「加害者」を「冷静」にする作業なのだ。

(続く)



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弊社は情報を管理する会社である都合上、上記のお話だけに限らずブログ内、全ての「グダグダ小説」は「フィクション」です。実在する人物、団体は私を含むスタッフ以外すべて架空の人物です。弊社で行われた調査とは一切関係ございませんのでご了承のうえお楽しみ戴ければ幸いです!それからお話の途中で「おかしいな??」と、感じる部分があっても所詮「ド素人小説」なのでくれぐれも気になさらないように♡

                        株式会社OTS探偵社
                        代表取締役   梅木 栄二












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