と言ってもまだ仮設部分もあるが、線形を決定してから今回の全工区のバラスト・パウダー仕上げをするる予定なので、とりあえず試運転まで問題なくできた。
内回り線の工事に伴うヤード改造はヤード終端の線形と機関庫の位置を変更し、その後の仕上げは後回しにし、トラス橋の架橋工事に取り掛かった。
今回は紫線部の工事で…
空中川床部の既存橋脚の隣2か所にだけ内回り線用の川床木材を接着した。
既存のトラス橋でチェックができていたので問題なく複線架橋できた。
ヤード内側2線は終端で15度カーブ
トラス橋を渡って右へ90度向きを変え外回り線との並走する線路の中心間距離の設定やレールのつなぎ目配置などが未定だが仮設線とし後回しにし、その先の井中駅の1・2番線のポイントをダブルスリップポイントに交換し2番線から直進する内回り線の延伸工事に着手した。
2・3番線の間にはプラットホームがあるので線路中心距離は55ミリある。
そして液晶テレビ後側はベースユニット外側いっぱいに道床を配置すると37ミリの中心距離がとれるのでダブルスリップの直後に15度カーブ2個のS字カーブで37ミリに寄せた。
そしてこのS字カーブの次の70ミリレールの切れ目がユニット端面とちょうど揃ったのでこのユニットはバラスト・パウダーを剥がして線路を貼りつけて簡単に工事終了!
この先トラス橋を渡った所まで外回り線は4ユニットあり、内回り線も同様4ユニットとする予定でそのうち直線2ユニットは既設ユニットにレールを貼りつけるだけでほぼOK、曲線部とトラス橋取合部には新規ユニットを製作する必要がある。
試運転は快調であったが、ダブルスリップポイントの電気特性から両端のホームに流れる電流がポイント方向により異なるので習熟が必要だ。
と、言うのは電源フィーダーは内回り線・外回り線・ヤード用の3つあり、給電場所は本線はトラス橋根元付近、ヤードは入口の付近にあり、井中駅では3番線(壁側)には外回り線の電流しか流れないが、2番線(中央)はダブルスリップがクロス方向の時は内回り線の電流が流れ、渡り方向の時は外回り線の電流が流れ、3番線にはそれぞれ逆の電流が流れる。
機回し線の方はもっと複雑で2つのダブルスリップやその他のポイント方向の組み合わせで本線(壁側)も含め4つの線路に3つの電流が輻輳するのである。
全ユニットに線路が固定できてからユニット間の隙間の修正後バラストとパウダー撒きをする予定。