2011年02月22日

けいおん!!ライブイベント Come with Me!! @埼玉スーパーアリーナ

テーマ:音楽
大手町デイズ-110221
「けいおん!!」のライブイベント、「Come with Me!!」へ行ってきました。
2009年のイベントは横浜アリーナ15000人。そして二度目のイベントは
さいたまスーパーアリーナ30000人。
ライブには色々いったことがあるけど、アニメのイベントは初体験。
動画サイトなどでその熱気は知っていたつもりですが、想像以上にそれは激しく、
立っているだけでは自分という存在がかき消されてしまいそうになるほど。

埼玉スーパーアリーナのスタジアムモードというのはめちゃくちゃ大きかったです。
大手町デイズ-110221
昔ケツメイシのライブをここで見たときはアリーナ席だったので実感なかったのですが、
今日は最上階の500レベル。東京ドームのスタンドで見ているのとかわりありません。

「けいおん!」のイベントってスクリーンにキャラクターが映し出されて、
バックバンドがそれに合わせて演奏するの?
と聞かれたことがあったけど、初音ミクのライブとは違ってキャストの声優さんが
ステージで歌うストレートなもの。

ライブの構成は、声優さんのステージ的な色合いの強いキャラソンパートと、物語のキャラクターを演じるような軽音部パートといった具合に絶妙に構成されていました。

ライブ始まる前の緊張感がハンパなかったです。
会場が暗転するとカラフルなサイリウムの宇宙にいるみたいで、500レベルからの光景は壮大。
会場の異常なテンションに引っ張られたままライブがスタート!
ダメだ、肉眼では爪程度のサイズにしか見えない。スクリーンで見る事に。
でも、いいのだ、ライブは音を感じるのだ!
オープニングから、2期のオープニング「GO!GO! MANIAC」とエンディング「Listen!」の連発。
ガツンと叩き込まれるわけですよ。
キャストは楽器を持っていますが、演奏はバックバンドがしっかり演奏です。

このままバンド形式で数曲やるのかと思いきや、すぐさまキャラソンパートに。
個人的にはキャラソンに思い入れはなく、簡単な予習程度だったのですが、
ライブで聞くとあっという間に5人分のフルコーラスがおわってしまいます。
流して聴いていたのに、ライブで聴くと凄く聞き慣れたように思えるから不思議。
アニソン系のライブではサイリウム(ケミカルライト)が欠かせないアイテムとなりますが、
キャラソンではキャラが切り替わる度に30000の客席のサイリウムの色も切り替わるんです。
このライブでは全部で9色近くのサイリウムを使い分けていたと思います。

軽音部5人のキャラソンが終わったところで、サブキャラのキャストさんも全員登壇。
そしてスペシャルゲストとして、アニメ「けいおん!」シリーズの山田尚子監督が登場。
あのゆるゆるな原作を、女の子のリアリティあふれる作品に仕上げた女性監督ってどんな人なんだろうも思っていたら、
緩いロングスカートにTシャツ姿の自分と同世代の(もっと若いかも)きれいな女性でびっくりしました。この人が監督さんなのか……。
アニメの監督っていうと、宮崎駿とかガンダムの富野、エヴァの庵野秀明とかね……
真っ先に思い浮かぶのがキワモノばかりなものですから、ギャップに衝撃。
そして監督からは劇場版「けいおん!」の公開日が発表され、
キャストからは監督に気になる内容について質問が出されました。
内容は総集編ではなくて、完全オリジナル。主人公の唯が高校在学中の話になるんだとか。
「よかった~」と肩を撫で下ろしていたのが、唯一の後輩である中野梓役の竹達さんでした。
そんな発表を挟んで今度はサブキャラのキャラソンが4曲。
そににしても、本編と関係ないキャラソンだけで10曲越えることになるんだぜ……。

キャラソンが一通り終わったところで、ステージは無人となり、
「ある日の軽音部」という紙芝居的なショートストーリーがスタート。
過去のアニメのカットを組み合わせた映像にキャストが声をいれていきます。
内容は部室として使っている音楽準備室が工事で使えないため、
みんなで練習場所を探し回るというもの。
歩き回ってたどり着いた不思議な建物のドア。
そのドアを開けると……軽音部のキャスト5人がスーパーアリーナのアリーナ席の通路に!
至近距離に現れた楽器を背負ったキャストに会場へ騒然。
そのままアリーナ中央に設置されたステージへ上がり、
放課後ティータイムのライブパートがスタートです。
「いちごパフェが止まらない」「ときめきシュガー」
そして唯一キーボードのムギがボーカルを務める「Honey sweet tea time」を演奏。
多分イヤモニがトラブっていたのか、澪役の日笠さんはボーカルがズレてしまって大変そう。
かけ声に360度+真上から囲まれる状況ではイヤモニで音を拾うのも一苦労なのかも。
エリアごとにかけ声を競い合うというのを曲の合間にやったんですけど、
会場の1/4の観客の声だけで欧州サッカーのスタジアムみたいでしたからね。
音が反響するからサッカースタジアムとは違うけど、Jのサポーター顔負けです。
地響きですよ、これ。
センターステージでの最後の一曲はアップナンバーの「ごはんはおかず」!
「1・2・3・4・ごはん!」と「どないやねん!」で地響きの連続。

アリーナ中央でのライブが終わると、ステージが不気味な光を発し、
軽音部の顧問、さわ子先生が高校時代に結成していたメタルバンド「デスデビル」のライブに。
ピンクのエクステ、ピチピチの衣装にフライングVを持ってキャストの真田アサミさん絶叫!
バリバリのメタルナンバーに炎の噴き出す演出。ステージ演出が一番凝っていたのがデスデビルかも。
メタル好きには嬉しい2曲のステージでした。
フツーにかっこよくて僕はこのデスデビルのパートが聴けて凄く嬉しかった。
(ギターのクリスティーナ役の浅川さんのtwitterにデスデビルの写真発見)

ステージは再び「ある日の軽音部」に。
今度はキャストが椅子に座って台本を読み上げます。
といってもメインキャストの5人は殆ど見ていないで演芸のように演じていました。
ストーリーは、お茶の時間を迎えた軽音部が、いつものゆる~い話をしているところに、
顧問のさわ子とデスデビルのクリスティーナがOGとして軽音部にやってくるのだが……
というストーリー。
このパートでは和ちゃんの「じゃあ、私生徒会室行くね」と唯を軽くあしらう人気のセリフ
が飛び出したところで1番笑いが置きました。
スクリーンにはアニメのカットが入るので、まるで新作を見ているかのような気分。
その話の流れで軽音部のメンバーがお茶を終えて練習することに。

「ここからは生演奏になります」
というMCで生演奏パートがスタート。
けいおん!ライブの魅力の真骨頂がこの楽器経験ゼロの声優さん達が、
アニメのキャラクターのように生でバンド演奏すること。
ベースの日笠さんは、澪と同じようにレフティのベースをプレイしながらボーカルも担当する。
ギターやベースをやったことのある方なら、このハードルの高さがわかるはず。
このパートでは物語と同じ、リアル軽音部が目の前に広がるのです。
しかもオーディエンスは3万人!
この素人には過酷すぎる極限シチュエーションが会場の雰囲気が変わります。
「がんばれー!」という人もいれば、固唾を飲んで見守る人もいる。
ピリッとした空気に包まれるのです。
1曲目は「ぴゅあぴゅあはーと」。当然音源のような巧みな演奏ではない、テンポも落としている。
だけど慣れない演奏をひたむきにやる、プロのミュージシャンでは絶対に見ることのできない
特別なひたむきさが心に響くのだ。
「アニメの唯ちゃんたちは2期になって成長していったけど、中の人達(笑)も
同じように少しでも成長しているところを見せられればと思って一生懸命練習しました」
と唯役の豊崎愛生(iPhoneの予測変換で出てきた!)さんが話し「U & I」へ。
この「U & I」が凄く良かった。バンド絶対上手くなってる。
演奏は簡略化されてるけどそれが気にならないほど引き込まれるし、
高校の軽音部のライブってこんな感じだよねっていう記憶が一気に蘇ってきました。
うわー楽器をやってる初心者の楽しさがこんなでかい会場で伝わってくるなんて!
「次の曲はボーカルに専念させてください。バンクバンドの皆さん、よろしくお願いします」
といって演奏されたのが、最終回で軽音部唯一の後輩梓に贈った「天使にふれたよ!」
これは3年生の4人だけで歌われ、スクリーンには最終回の梓の顔が。
おお、あの感動シーンが生歌で再現されますわけです。
しかもこの曲の一番聴き所といってもいい、日笠さんによる2コーラス目のサビなんですが、
日笠さん泣いてしまって歌えない。
ステージ袖から目を擦りながら梓役の竹達さんがもどってきて、本編最後は生演奏で「ふわふわ時間」。
放課後ティータイムの代表曲ですね。
前回のライブでもやっている曲だけど、前回の映像と比べると余裕が感じられます。

(これが前回の横浜アリーナ公演)

こうして本編は終了。
あっという間だったけど、この時点で2時間経過していました。
時計見てビックリ!これからアンコールですよ。

アンコールは「NO,Thank You!」でスタート。
日笠陽子さんのボーカルがライブならではの荒々しさでグイグイとオーディエンスを引っ張っていく。もたもと攻撃的なナンバーだが、曲の鋭さに力強さが加わった感じ。
お客さんのテンションも本編以上におかしくなってきて、もう大変なことになってるんですよ。
そして3番目のオープニングテーマ「Utauyo!! MIRACLE」。
けいおんの歌で多分1番難易度の高い曲。
極限まで歌詞を詰め込んだ曲なのでライブでちゃんと歌えるのか1番不安な曲だったけど、
豊崎さんは難なく、むしろ伸びやかに歌い上げてる!これちゃんと歌える曲なんですね。
作っているほうも計算していると思うんですけど、すげぇわ。
もうアンコールは色々わけわからなくなって記憶が曖昧なのですが、多分この2曲で終了。

ダブルアンコール。
「昨日からここでリハをしていて、この作品に初めて関わったときのことを思い出した」
というMCに続いて、1期のOP「Cagayake! GIRLS」へ。
OPは3曲ありますが、この曲が作品の雰囲気を最も表していると思います。
5人のキャラクター、楽器を演奏する楽しさみたいなものがギュッと詰め込まれていると改めて実感。
そして日笠さんのタイトルコールですかさず「Don't Say "lazy"」へ。
アンコールヤバいよ、これは殺しにかかってるぜ、汗が止まらんよ!
放心状態で2度のアンコールが終了。

そして最後、3度目のアンコール。
ここでさわ子役の真田さんがピアノを弾き、生徒達による合唱。
歌うのは「桜が丘女子高等学校校歌」。
ピアノの伴奏で歌うとホントの校歌みたい。

最後にキャストが全員登壇。一人ひとりコメントをしていきますが、これがもう涙涙の連続。
みんな一様にこの作品に出逢えたことの喜びを噛み締め涙交じりに話していましたが、
ライブを迎えるに当たって、様々な不安を抱えながら当日を迎えたことが伺えました。
特に泣いていたのが、このお二人でした。
律役の佐藤さんはボロボロと涙を流しながら
「歌とドラムの練習の音楽漬けで楽しいことだけじゃなかった。
何度も逃げ出しそうになったたけど、その度に私を励ましてくれたのが楽しそうにドラムを叩く律ちゃんの姿でした。今回も律ちゃんに助けられました」
そしてライブ本編から泣きっぱなしだった日笠さん
「このライブが決まってから本当に不安だった。果たしてちゃんと集まれるのか……」
ボロボロに泣きながら、ライブへの不安、葛藤を語ってからこう叫んだ。
「ライブが怖かったです。でもみんなに支えられたから、みんなを支えたいって思ったんだよ!!!!」
これ絶叫でした!
なんだよ、これ。こんな直球を泣きながら叫ばれる準備していないんだからさ……この人凄すぎ。
色んな意味でフツーのライブではありえないことの連続で、もう処理できなくなってきました。
そして正真正銘最後のナンバーは全員で歌う「Come with me」。
最後はカラフルな銀テープが舞ってライブは終了。

なんと3時間45分の濃厚すぎるライブで、序盤の映画版詳細発表も霞んでしまうほどでした。
「けいおん!」は、作品も凄いけどライブはヤバすぎました。
物語を共有した人達が集うのは他のアニメイベントも同じだと思うのですが、
目の前で本当に軽音部が繰り広げられる。リアルな成長を見せつけられるわけです。
このステージがまさに青春といってもいいでしょう。
そして3時間45分がひとつのドラマになっている。
グッズに長時間並んだ人間からしたら、クライマックスに辿り着くまで、
壮大なストーリーなわけです。
豊崎さんが「このライブを見てまた明日から頑張ろうって思ってくれたら」とか言ってましたが、
そういうレベルじゃないでしょう。

12月の劇場版が今からとても楽しみですが、ライブもまたやってほしい。
これはハマる、アニメで「けいおん!」見た人なら。
さいたまスーパーアリーナでさえ瞬殺なのだから、
もう東京ドームでやって欲しいよ、ここまで来たら。
5万人だってチケット瞬殺だよ、絶対。

いやー、ホントに凄いものを見てしまった。
この興奮を1ミリも共有できないことが歯がゆいくらいです。
しばらくこの余韻に浸っていたいくらいのステージでした。
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2011年01月03日

COUNT DOWN JAPAN 10-11 12/31、01/01

テーマ:音楽
大晦日のCOUNTDOWN JAPANは、15時開演と遅いこともあって
しっかり睡眠を取り、遅刻をせず、万全の体勢で行く事ができました。
大手町デイズ-110102

この日はギャラクシーステージで、世界の終わりというバンドのステージから見ました。
大手町デイズ-110102
前節の段階から凄い人のギャラクシーステージ。
世界の終わりは、キレイな声とやたらと世界平和を強調するような歌詞
(メッセージ性の強いといったほうがいいのか)が印象的でした。
ドラムがいそうなのに実はいないんですね。
曲は凄くキャッチーだし、若いし、これからが楽しみです。

大手町デイズ-110102
この日、全部持っていったのはサカナクション!
初めてライブを見たんですけど、もう凄まじかった。
メインステージのアースステージがぎゅうぎゅうのすし詰め状態で、みんなガンガン飛び踊りまくり!
勢いのあるバンドって、全部を味方にしちゃう魔法のような力を持っちゃうんですよね。
サカナクションの曲を知ってても、知らなくても、ハッピーな気持ちになって踊らな損って空気になるの。
もっというと本能が揺さぶられるような。
僕はアルバム2枚しか聞いていないけど、これ聞きたいなっていう曲が全部セットリストに入っていて
最初から最後まで震えまくりのライブでした。
2010年が終わろうとするギリギリのタイミングで、彼らを見る事ができてよかった。
今年ちょっと目が離せないです。

フェスのクライマックス、カウントダウンですが、
ギャラクシーのBAWDIESも凄そうでしたが、僕はメインステージでエレカシをチョイス。
大手町デイズ-110102
(エレカシのステージ準備中のところを1枚)

最近のエレカシ凄く好き。
ちょっと前まではかつてのヒット曲以外は冴えないなぁと思っていたくらいだったのですが、
ここ3年くらいのエレカシは、なんでだろう、凄く自分のココロにすーっとしみ込んでくる。
僕がトシをとっただけなのか、エレカシのなかで何か大きな変化があったのかわかりませんが、
とにかくエレカシの「今っぽさ」というのを僕は感じています。
ベテラン、大御所となると自分の世界観のようなものがある意味、時代を作ったり、
むしろそこに閉じこもってもファンがついてくるところがあると思うのですが、
今のエレカシは寧ろ開いていて、僕らを受け止めてくれるような包容力があるように思うのです。
話がメチャクチャになりましたが、そんなことを書きなぐってしまうくらいエレカシのライブは素晴らしかった。
2011年、彼らでスタートできてよかった、ココロからそう思えました。

カウントダウンのステージが終わって、ビールを飲んで、ここでフェスのテンションは嫌が応でも下がります。
ここで帰る人も少なくありません。しかし、フェスは朝方まで続きます。
メインステージではエレカシの後、トリとしてサンボマスターが控えています。
彼らのステージはエレカシよりもグンと人が減ります。
しかし……このサンボマスターが凄かった。カウントダダウンを迎えて一息ついたテンションに
再び火をつけてくるなんて!
や~、拳振り上げまくってしまいましたよ。
この一番難しい時間帯に彼らを起用したロキノンすげぇ!と運営側にも感動してしまいました。

この後、一休みするつもりでDJブースのあるアストロホールの椅子に座ったら、
そのままぐっすり寝てしまい気がつけば4時。
荷物を受け取って着替えていると、隣のギャラクシーステージではヒダカトオルの歌うビークルの曲が
聞こえてきました。
なんてリッチなBGMなんだと思いながら、幕張を離脱。

2日の参加ですが、なんとも濃厚な幕張での二日間、
音楽からたくさんのパワーをもらいました。
2010年12月31日

COUNT DOWN JAPAN 10-11 12/30

テーマ:音楽
photo:01



COUNTDOWN JAPAN、今年は2日参加します!

30日のベストアクトは、マキシマム ザ ホルモン。
photo:03


ライブ前からオーディエンスで溢れるアースステージ。

驚くべきことに、彼らがライブのクライマックスで演奏したのが「A•RA•SHI」。
説明不要、嵐のデビュー曲を、ハイパー攻撃的にカバー。
しかもフルコーラス。
紅白を見ないCDJ組への粋なカバーに感動です。

もちろんライブの方も大盛り上がり。
一万人以上が同時に頭振らせることができるのは、今やホルモンだけじゃないかな?
フェスなんて多様性溢れるオーディエンスで、頭を振るというハードルの高い行為をやらせてしまう。
これってすごいことだよ!

photo:02



明日はいよいよ今年最後のライブであり、
来年最初のライブ。
いい年明けにしよう。

今年のブログの更新はこれで終わりとまります。
一年間ありがとうございました。
良いお年を。

iPhoneからの投稿
2010年12月24日

LUNA SEA WORLD TOUR REBOOT 12/23 東京ドーム

テーマ:音楽

大手町デイズ-101223
一夜限りのライブやhide追悼ライブへの参加はあったものの、2000年の終幕から10年ぶりに
本格的に活動再開したLUNA SEA。
ワールドツアーのツアーファイルとして、国内の東京ドーム2DAYSが行われますが、その初日に行ってきました。

2007年12月24日の東京ドーム公演では前期~中期(ソロ活動以前)のナンバーが中心でしたが、
この日は現時点ではラストオリジナルアルバム「LUNACY」のナンバーまでを織り交ぜた
総合的なライブ構成になっていました。
(2000年のFINAL ACT東京ドーム2DAYSに近いかもしれません)

2007年のときにも感じましたが、ドームが似合うというか、5万くらいのキャパで
びっしりお客さんが埋まるのが凄く似合うバンドだと思いました。
オーディエンスとアーティストの一体感を作ることが重要視されているのでなおさらです。
しかし、いつの間にかクリスマスのドームというとLUNA SEAとなっていますね。
僕が初めてLUNA SEAを見たのも15年前の12月23日ですし。

さて、ライブの中身については明日のツアーファイナルも、
25日の黒服限定GIGと2日ライブを残しているので触れませんが、4点だけ。

【VIRGIN MARY】
この日ライブ中盤で演奏された9分をこえるスローナンバー。
FINAL ACTでも、どこか「消化不良感」があったのですが、 
10年経って確実にモノにしたなあと震え上がりました。
河村さんはミュージカル歌手みたいな歌い方で途中からイッちゃってましたし、
狂気じみた演奏に拍車がかかっていたので、もっともっと化けそう。
スローなナンバーだけど、ドンドン攻撃的なナンバーに変貌するんじゃないかという期待が高まりました。

【新曲】
アンコールで「数ある新曲のなかからこの日にぴったりな曲」として演奏された新曲。
「ダイス・オブ・レピュテーション」とかだったかな?
灰色の少女がいるかいないか、とかいう歌詞だったのですが、
軽快なナンバーでどう聞いても河村さんの新曲(爆笑)
明日、明後日はどういうどの曲が披露されるのか、行かれる方には楽しみがありますね。

【FOREVER & EVER】
ラストナンバー「WISH」の後、開演時間が延びたことへのお詫びも含めて急遽演奏されたこの日の最後の曲。
RYUICHIのMCの文脈からして、もう1曲新曲を披露するような話ぶりだったのに、
ファンにとっては大事な名曲のナンバーが告げられポカーンとしているうちに演奏スタート。
「え?この話の流れだったら新曲でしょ????」と。
そんな前振りはありましたが、この日最高のパフォーマンスを魅せたのは間違いなくこの曲。
中盤のJの語りから、ラストのクライマックスへの持っていきかた、気迫溢れる真矢のドラミング、
バンドの図太い音がドーム全体を揺らしていました。
LUNA SEAはアップテンポなナンバーもいいのですが、
ライブを重ねることで育て上げたミドル~スローテンポなナンバーはもっと素晴らしい。
音源とライブで受けてにかなり差が出るんじゃないかと思いました。

【Jの赤いチャンチャンコと真矢のマタギ】
かならず誰かが衣装のテイストを外し、いつもどこか統一感の取れないバンドですが、
この日はJがベースソロから赤いちゃんちゃんこのようなベストを着て登場。
「還暦か」と。
そして最後の感動的な演奏を魅せた「FOREVER & EVER」で真矢はマタギが着ている
ような上着を着用して演奏。凄いドラム叩いているのに、衣装のせいでコミカルに見えてしまう……。
こうしたちょっと外したところがあるのも、このバンドのライブを見る面白さ。
そしてライブの後に指摘するのも、醍醐味なのです。

僕はこの日だけの参加ですが、残り2日も凄く良いライブをしてくれる予感大。
「や~いいライブだったよ」と家に帰るまでに何度口に出したことか。
特に25日のフリーライブは、セットリストも含めてドキドキですよね。
23日24日は、このライブの前振りといっても過言ではない……。

新曲たくさんあるみたいなので、来年もライブが見られたらいいなぁ。
ああ、ホント楽しかったです……。
2010年09月15日

YUKI concert tour 2010 "うれしくって抱きあうよ" @東京国際フォーラム

テーマ:音楽
平日のコンサートは大変、なんとか開演ギリギリに東京国際フォーラムに到着。
大手町デイズ-100914

YUKIのツアー、東京公演に行ってきました。
東京国際フォーラムでは、昨日13日と今日14日の他に金曜・土曜にも行われるため、
具体的な内容にはできるだけ触れず、簡単に感想を。

僕は、先月にROCK IN JAPANでYUKIのステージを見ていたのですが、
当時既にツアー中だったということもあって、フェスのステージはまさにこのツアーのダイジェストだったのだな、と。

このツアーは、なんといってもストリングスとホーンがバンドに加わっていることは一番の特徴。
かなりリッチなサウンドを味わうことができます。
ツアーと同タイトルのアルバムを作って行く途中で見えた着地点が、赤い糸を針に通して手縫いしたときの
ざらざらした、「刺繍っぽい肌触り」だったそうで、デジタルが普及している一方、
デジタルに対する人力っぽい感じを大切にしていきたい、という意向があったそうだ。

ファンレターも最近はみるみる減って、メールになったそうだが、各会場でこんな話をすると、
手紙をもらうことも増えてきて、手書きの文字が伝える感覚っていいなと思っているんだとか。

このMCにライブが凝縮されていると思います。
リッチな生演奏に、森の奥深くにある合奏団のステージに迷い込んだかのように手の混んだセット、
ホールで、座って、音楽に耳を傾けるのにぴったり。

あっという間の2時間半でした。

僕は今日発売の新曲、「2人のストーリー」が最近のYUKIの曲では一番好きかも。
ちょっと90年代前半~半ばのJ-POPっぽい雰囲気が感じられて。
歌も聞きやすい、こういう曲もっとないのかな。

ツアー19本目ということもあってか、ノドのコンディションが万全とはいえず、
「頑張れ!」と思いながら見ていたところもありましたが、元気の出るステージでした。

帰りは豪雨とバッティングしてビショビショになってしまったのが、
ちょっとだけ残念でした。明日も着るはずのスーツが……。
2010年08月25日

ROCK IN JAPAN FES. と スタジオジブリ

テーマ:音楽
なんてことはない、いつものフェスの風景ですが……
おや……コイツは……。
大手町デイズ-100823
「ハウルの動く城」が遠くに見えます。
今回のRIJは、スタジオジブリとのコラボレーションを行っている……なんて確かにオフィシャルサイトに
書いてあったのをちらっと読みましたが、これがなかなか良かった。
いや、かなり良かった。

というのも、飲食スペースには、ジブリ作品の展示物がいたるところにあるわけです。
そのクオリティといったら、ジブリアニメと同じように立体的な展示物の質も圧倒的。
ジブリの展示を見ているときは、ひとりワンダーフェスティバルみたいなモードで見入ってしまいました。
一眼レフがなかったのが、本当に悔やまれます。
大手町デイズ-100823

大手町デイズ-100823

大手町デイズ-100823
ゲドは見ていないんだな……。

大手町デイズ-100823

大手町デイズ-100823


大手町デイズ-100823
このお城だけは、唯一左右に動きました。

大手町デイズ-100823


大手町デイズ-100823
「ポンポコ」の写真は省略。
こうしてジブリ作品を眺めていると何かが足りないことに気づきます……
そう「ラピュタ」がないのです!

これはフェスの会場でもかなり皆さん気になったようで、渋谷陽一の朝礼で彼はラピュタの場所を
たくさんの人に質問された、と話していました。
(ラピュタは用意できなかったそうです)

ジブリの鈴木Pも2日目にやってきて、フェスの様子を見学していったんだそう。
こういう試みは面白いですね。
ジブリとの関係の深い出版社ならではの企画だと思います。

今年は、ジブリとコラボしたフェスTシャツも販売されていましたが、
これはどれも瞬殺モノだったみたいです。
僕はシンプルなナウシカのTシャツを買ってみました。
バックプリントは普通のフェスTなので、来年の夏にでもまた着ようと思います。


2010年08月23日

ROCK IN JAPAN FES. 2010 8/8

テーマ:音楽
2日目のJですっかり燃えかすようになってしまった私ですが、
フェスはちゃんと3日間あるわけで、この日も4時間睡眠で7時半には翼のゲートに到着していました。
大手町デイズ-100816
……なんでみんなこんなに朝早いんでしょう。
世間の人ってこんなに朝型生活送っているのでしょうか?

【POLYSICS】
3人になってはじめてのポリシックスのライブは、ひたちなかからスタート。
しかも、グラスステージに立つのもはじめてなんですね。
4人でやっていたことを、3人でやっていく、4人でやっていたこと以上のことを
3人で実現させていく、高い志や意思がないと成し遂げられないことだと思います。
この日は、彼らの新たな門出を暖かくオーデェンスが見守っていたように感じられました。

【斎藤和義】
この1年でガツーンとヒットを飛ばした斎藤和義。
神曲「歌うたいのバラッド」「ずっと好きだった」なんて曲を伸びやかに歌い上げ、
色気をプンプンさせながらも、MCはやっぱり下ネタ全開。
僕は上の2曲を聞いたところで、力つきてしまいグラスステージで座り込んで
彼の歌に耳を傾けていました。
30歳のフェス3日目、これが老いというものでしょうか……。
20代も半ばの頃は、1日に何度もモッシュピットに直撃してもピンピンしていたというのに。

【THE BACK HORN】
ケツメイシをちょっと聞いて、ここでレイクステージへ移動。
俺も、みんなも大好きなTHE BACK HORNのステージ。
胸の奥底から力がわき上がってくるのが、バックホーンの音楽だよ。
さっきまでぐったりしていた体調も、完全復活。むしろメーター振り切れ気味。
バックホーンの輪は、年々力強くなっていってる気がする。
ふと客席の反対側を見ると、メイド服のコスプレをしたねーちゃん2人がゴリゴリに踊っていたからね。
一番暑いレイクステージはたぶん36度くらいあったと思うんですけど、あんな服でよくやるわ。
最後の曲は、みんな大好き「コバルトブルー」。
イントロの体が引き裂かれそうなリフでこの日も悶絶。

【The Mirraz】
パークステージ。
カウントダウンのときから気になっていた「ミイラの面白いTシャツ」を販売していた
The Mirrazのステージを拝見。
Tシャツが気になったからという理由で見たステージだったのですが、これが激アツ。
いたるところでモッシュの嵐。シンプルなノリの良さと、意味があるのかよくわからない不思議な歌詞。
だけど、ノリがいいし、勢いがあるから、それだけで一気に乗り切っちゃうようなパワーがありました。
MCのどこか舐めた感じも面白かったです……今後はちょっと大きいステージでやりそうな予感。

ぐるっと巡って、再びグラスステージに帰還しました。
大手町デイズ-100816
【Dragon Ash】
「ミクスチャーロックバンドのDragon Ashです」と何回言ったんだろう?
自分たちをどう定義づけているのか、はさておき、世間でどう認知されているのか、
曖昧なバンドなのは確か。そこを積極的に修正していこうという意図なのかな。
アルバム「Freedom」のラテンな音楽が好きなんですけど、この日はラッパ我リヤが登場し、
まさかの「Deep Impact」を披露。ヤバい、なつかしすぎるだろー!
他にも山嵐の人らを呼んで、新曲披露していたけど、予定時間を大幅オーバー。
このフェス、時間にすごく厳しいって噂だけど、このバンドに限ってはペナルティないだろうな。

【グループ魂】
いつもなら、「そんなにダラダラやって時間大丈夫?」と心配してしまうグループ魂のライブも、
上での延長なんかがあったからか、いつもよりもキビキビ。
相変わらず、えぐい下ネタ全力投球だし、僕の大好きな名曲「ペニスJAPAN」もライブ終盤で!
だけど、どこか抑えていた感じがしたのは、絶対にDragon Ashの遅延のせいだよな、きっと。
そういう意味では、彼らの遅延が与えた影響が、その後のアーティストに大きく影響を与えていた気がします。

3日間にわたるフェスもいよいよ終盤。
大手町デイズ-100816
グラスステージ前方から、振り返ってみると後方はこの人だかり。

【チャットモンチー】
カウントダウンで見たとき、あまりに内に向きすぎているように感じられて
「ちと大丈夫かな」と思っていたのですが、夏のチャットはあの日とうってかわってオープンだった。
バンドがうまくいってるのか、危ないのかわからないですけど、ステージは凄く良かった。
トリの1つ前という難しい時間帯ではあると思うんですけど、緩いシルエットのパンツにTシャツという
部屋着みたいなカッコで、情熱的なギターと歌声をあげる橋本嬢の力強さよ。
女の子3人のビートはとても力強くて、地面からびりびりとした揺れを心地よく感じ取ることが出来ました。


【YUKI】
RIJ FES.はじめての女性の大トリは、YUKI。
ツアー中ということもあって、ツアーのメンバーで構成されたと思われるストリングスやホーンを
交えた豪華な編成のステージ。
「Prism」のピアノ弾き語りではじまったステージは、通常のこれまでの曲も新しいアレンジで次々に披露。
僕はキャラバンの「ハミングバード」という曲が凄く好きで、
それさえやってくれれば……と思っていたのですが……なんと披露されましたよ!!!
もうこれでご飯50杯はいけちゃうくらい満足なステージでした。
ステージ脇の最前列で見ていたのですが、女の子が1曲あたり10人近く運び込まれていて、
スタッフの人も大忙し。
人がたくさん集まりすぎて、圧迫感は激しいでしょうし、
前で見ていた女の子には過酷な環境だったのかもしれません。

終わってみればあっという間の3日間。
大手町デイズ-100816
「また来年も来たいね」と毎年同じことを想い、ひたちなかを去ります。

帰り際、みなとやに寄って飲み物をいただいたり、
DJブースで終わりを惜しんで踊る人たちを見つめたりしながら、
東京行きの最後のバスで23:55ゆっくり帰ってきましたです。

更新が遅くなりましたが、また来年!
2010年08月20日

ROCK IN JAPAN FES. 2010 8/7

テーマ:音楽
ROCK IN JAPAN FES.2010の2日目は、3日間のうちで僕が一番楽しみにしていた日です。

グラスステージ一辺倒だった初日とはうって変わって、スタートはウィングテントから。
大手町デイズ-100816
【Galelio Galilei】
スタートは、ガリレオ・ガリレイ。COUNTDOWN JAPANで漏れ音をちょっとだけ聴いていましたが、
ライブをがっつり見たのはこの日が初めて。
北海道の稚内出身で、ガレージでバンドをしていたんだとか。
若くて、さわやかで、歌を聴かせる。昔のレミオロメンを見ているようでした。

その後、レイクステージへ移動。
大手町デイズ-100816
このレイクステージ、くぼみになって風が吹き込まないからなのか、
コンクリートが原因なのか、このフェス会場で一番暑かったです。
【NICO Touch the Walls】
初見のバンドですが、勢いのあるという話を聴いていたので楽しみにしていたのですが、
日陰にいながら完全にダウン。曲が全くアタマに入ってこなかった。
ソフトな熱中症だったのかな。残すところ1、2曲でステージを離れ、ポカリと水を飲んで、
日陰でぐったり倒れていました。
日陰でライブを見ていたというのに、この有り様。
これまでの夏フェスで一番厳しいフェスと感じたのは、これ故です。

【DEAD END】
NICOのときに失われた体力も回復に向かったところで、見たのが伝説のバンドDEAD END。
まさか、彼らのステージを、しかもRIJで見られるなんて思ってもいなかったです。
ウィングテントは人もまばらでしたが、それでもステージは暑かった。
90年代ヴィジュアル系バンドの原型となったバンドの存在感、
というかボーカルのMORRIEさんの年齢不詳っぷりと、圧倒的な存在感。
時代は変わる、だけど色褪せない、佇まい。
「だってさ、1分1秒延長したら次出られないっていうしさ」
とMORRIEさんは話していたけど、まさか次も出るつもり!?
ヤバいよ~。

サウンド・オブ・フォレストの歌姫、YUIの歌声を草むらで寝っころがりながら聴きつつ、
この日のメイン、パークステージへ移動。
大手町デイズ-100816
【J】
もう、この日、このライブのために、僕はひたちなかへ行ったといってもいいでしょう。
なんとJのライブがひたちなかで見られるなんて!
最前列でがっつり見ちゃいましたよ。ひょっとしたら武道館ワンマン以来のライブかも!!
バットマンのTシャツ着て、僕の知ってるJがひたちなかにぱーっと出てきたときは胸が熱くなりすぎて
気を失いかけてしまいました。
こんなにニコニコしていたっけ?っていうくらい笑顔でベースを弾いて、歌う。
歌が上手になっている、ボーカリストになっている、昔の歌を聴くと特にそう感じる。
夢のようなライブでした。あっという間だったけど。
「また来たいと思います」だって、ホントに来てくれるのかな。
どこかの野郎が「待ってたぞ~!」とライブの最初に叫んでいたけど、ホントその通り。
この3日間のベストアクトは思い入れが強すぎてこれに決定www

【ACIDMAN】
この日は、テントを立ててからずっとグラスステージから離れていたので、
ここでやっとメインステージに帰ってきました。
ACIDMAN、う~ん、カッコいいですね。ステージには3人しかいないのに、
3万人を相手に堂々とパフォーマンスしている。
もうこのステージは慣れたものなんでしょうね。
スケールの大きい曲が多いから、野外の大空が映えるんだろうな。
いつかトリで見たいよ、この3人のサウンドを。夜の野外もきっと素敵だと思います。

【スピッツ】
スピッツ、たまにひたちなかへやってくるスピッツ。
あまりに楽曲が強烈すぎるんですけど、あまりストレートな球を投げないバンド、
フェスだからといって大衆ウケする曲ばかりをやるわけじゃない、というセットリストが
これまで多かったのですが、今年は大変でした。
「チェリー」「渚」「放浪カモメはどこまでも」「夏の魔物」、最後は「空も飛べるはず」
僕はちょうど彼らのステージが疲れのピークで、ぐったり座り込んでしまったのですが、
それでも染み渡る、マサムネの声よ。

【ユニコーン】
グラスステージ、最後のアーティストはユニコーン。
ユニコーンは、今年夏という期間限定で活動しているんだそうだ。
今年はアクエリアスのCMでたくさん歌を聴いていたから、バリバリやっているのかと思っていました。
最後にプレイした曲、なんかの曲に似ているという違和感が冒頭からつきまとう。
ワンコーラス聞いて、確信。これ、新曲だっていうけどさ「Don't Look Back In Anger」(oasis)だよね。
吹いてしまった。この曲、初日はRADが最初に演奏したんだよね。
そしたらユニコーンw
アンコールの「ヒゲとボイン」の一体感が気持ちよかった。


2日目は、「Jとの遭遇」というこのフェス最大のビッグイベントがあった都合、
何もいえねぇ、というライブになってしまいました。
ホントにこうして日を置いてこの日のことを思い出すと、鮮やかに蘇るのはJのライブ(笑)
といった具合で、本当に申し訳ありません。
2010年08月17日

ROCK IN JAPAN FES. 2010 8/6

テーマ:音楽
このブログを書いている8/17現在、このフェスを振り返ると、
もう随分昔のことのように感じられるのですが、実はまだ10日くらいしか経過していないんですね。
感覚的には先月の出来事なのですが。
大手町デイズ-100816
更新のタイミングをすっかり逃してしまった「ROCK IN JAPAN FES.2010」について、
僕の見たステージの感想などを簡潔に、例年以上に簡潔にまとめます!頑張るぞ!

ついた早々、ハムを食べたり、ほっけを食べたり、あなご丼を食べたり……。
9時くらいから喰いまくっていました。
食べるのに夢中になっていたら、開演時間を30分後だと思っていたという。

【くるり】
『東京』の途中から見たトップバッター。
完全にフェスの波に乗り遅れた次第です。
くるりは新曲中心のメニューで、ポカーンという感じだったのですが、
一番の衝撃は、岸田が、HIATUS細美や、アジカン後藤よりも年下だとMCで話したこと。
細美さん、若いなぁw

【BEAT CRUSADERS】
解散前、僕が最後に見たステージ。
これまで活動停止を発表し、このフェスが僕の見る最後のライブになるな、というバンドは、
ELLEGARDEN、ウルフルズと2組あったけど、どのバンドも最後の残り火みたいなものを感じたんですよ。
最後は最後で華々しく、力強くといったものと、そんな彼らに応えるオーディエンス。
両者、キレイな思い出はつくっていこうよっていう。
だけど、ビークルに関しては全然そういうの感じなかったな。
ステージとオーディエンスとの間に大きな開きを感じたし、ステージ上でもなんか気持ち悪かった。
全然一体感感じない。
ホントはそういうことないのかもしれないけど、見ていて気持ち悪くて、解散も納得という。
バンドの生々しい現状をそのままステージに持ちこんだようなライブ、って感じがしました。
もっと簡潔にいうと、「寒い」っていう言葉がぴったり。
(これは凄く主観的な意見ですから)

【10-FEET】
この上のビークルのライブと比べると、この3人は素晴らしかった。
キラキラしてる。夏の暑苦しさもぴったりだ。凄く前向きに夏と向き合ってるよ。
エンターテイナーであり、懐の広い兄貴分でもある。
最初の頃、このバンドは生理的に受け付けられないと思っていたんだけど、
聞くたびにドンドン好きになっている珍しいバンド。
感想は短いけど、凄く好きです。終盤『RIVER』のイントロのリフで震えたよ。

【Perfume】
おじぎの深さとユニゾンから、色々なことを想起させられるPerfume。
東京ドームの営業で大変そうだ、なんとか5万人埋めたい!という必死さが伝わってきました。
去年も思ったことなんですけど、やっぱり5万クラスの野外では、ちょっとキツい。
良いステージも悪いステージもバンドの生々しい音がぶつかり合うステージで、
彼女たちの定められた音と歌声では、音の伝わり方にどうしても差が出てしまう。
まだMAX1万人のレイクステージではそれを感じさせない。
だけど、グラスステージの草原では、音が拡散すれば拡散するほど、
隙間が広がって、輪郭を曖昧にしていく。
それでもオーディエンスは大盛り上がりでしたが、生身に勝てないもどかしさを
どうしても感じてしまうのでした。

【KREVA】
ファンとそれ以外に完全に優劣をつけるKREVAは相変わらず健在。
そして圧倒的な営業トークのラッシュも相変わらず。
今年のフェス、12本出るらしいけど、ものすごい営業ですね。ドブ板。
「ここまでやるか」という感じですけど、彼自身割り切っているのかも。
今年のKICK THE CAN CREWは『マルシェ』。
僕はこんなクソ暑い酷暑だからこそ『イツナロウバ』を聴いてみたかったよ~。

ここでやっとこさステージを移動。
パークステージです。
大手町デイズ-100816
【黒猫チェルシー】
ポスト銀杏BOYZ的な存在感の黒猫チェルシー。
ただ、銀杏っぽいのを期待しすぎたのかもしれない。ステージパフォーマンスで迫り来るものはあまりなく、
座って、目を閉じて音だけを聴いていたほうが「良い曲じゃないか」と思いました。
過激でグワッって胸ぐらを掴まれるようなパフォーマンスで撃ったかけるのか、
もしくは、演奏で俺たちを飛ばしてくれるのかってところの立ち位置がまだハンパなのかも。
でも曲はいいし、お客さんいっぱいいたし、これからが楽しみです。

夕方、再びグラスステージに移動。
大手町デイズ-100816
この日はグラスまみれです。

【RADWIMPS】
3年前レイクステージの大トリ以来のRADWIMPS。
グラスステージで堂々のステージでした。
BUMPと音源をきくとそっくりな印象があるRADですけど、
ライブで両方見ていると、違いがはっきりわかりますよね。
ステージでのバンド内のグルーヴ、駆け引き、そういったモノが凄く繊細ですね。
最新アルバムや最新シングルの曲中心かと思ったら、
「これがRADWIMPSです」という代表曲中心のメニューでした。
はじめて彼らのライブを見る人が多いということもあるのかもしれません。
なんかアルバムの話を最後にちらっとしていたけど、年内に発売されるのでしょうか?

【THE HIATUS】
初日の大トリはTHE HIATUS。
満を持しての大トリではないでしょうか。
ELLEGARDENよりもスケールアップしたバンドで、帰ってきたなという感じ。
細美さんは高音域を伸びやかに歌い上げていて、このままどこかへいってしまうのではないか?
と思ってしまったほど、バンドサウンドだけでなく、
ボーカルスタイルにも変化が出ているように感じられました。
僕は1stアルバムの『Centipede』という曲が好きだったので、この曲のイントロが流れた途端
発狂してしまいそうになっちゃいました。
今まで他の誰かのようになりたいと思っていたけど、今日は自分自身を出した気がする
みたいなことを最後にMCで話していましたが、ホントに出し切ったという印象が強いライブでした。
すごくかっこいいバンドだな。

おまけ
大手町デイズ-100816
もう10年もこのフェスに来ているのに、一度も乗ったことのない観覧車。
これクーラーが効いてて涼しいみたいで、今年の夏は特に暑かったので、かなり魅かれました。
2010年05月26日

小沢健二 ひふみよ 小沢健二コンサートツアー 二零一零年 五月 六月 @中野サンプラザ

テーマ:音楽
中野サンプラザは超満員。
大手町デイズ-100524

小沢健二の13年ぶりの全国ツアー、東京公演へ行ってきました。
6月にも東京ではNHKホールで公演があるので、詳細は述べないほうがいいですよね。

小沢健二が「LIFE」を出してブームのまっただ中にいたとき、僕は中学生だったんですね。
で、その頃の僕はといえば愛読書が『FOOLS MATE』というくらいヴィジュアル系に
どっぷり浸かっていまして、この辺の音楽シーンをまったくカバーしていなかったんです。
間違いなく異端だと思うのですが。

で、テレビで流れた音楽を軽く聴いてたり、紅白歌合戦で見たりした程度だった僕が
ライブに行くことになってしまったと。
しかも「LIFE」の曲を中心にしたツアーなんだとか。
これは大変だ!ということで、慌ててiTunesに入れていた「LIFE」や他の音源を聴いて
ツアーに臨んだわけです。

さあ、僕の青春に欠けた伝説を見せてもらおうか。

超満員の中野サンプラザの客電が落ちる。
30代後半~40代が中心のオーディエンスは、客電が落ちても動じない。
しかし前のほうのお客さんが、壇上の人影に気づくと歓声が一気に響き渡る。
後方の僕も思わず立ち上がる。
ステージは一向に明るくならない。
しかし、会場全体が真っ暗で前も隣もよく見えないまま、音楽はスタートする。
「流星ビバップ」
アコギと歌声、拍手が響く。まだ暗い。歌は進む、でも暗い。
突然、曲は終わる。
そして突然、詩(文章)の朗読が始まる。
2003年×月、ニューヨークで起きた長い停電の話をする。
ぼんやりとオザケンの姿が見える。凄く、ぼんやり。
彼が読み上げる詩を再現するような真っ暗なステージ。
再び「流星ビバップ」が演奏される。
まだステージは暗い。
そして次の曲が畳み掛けられる……まだステージは暗い。

……うわっ、ちょっと書いちゃったね。書き出すとキリがないから省略。

初めて見た小沢健二は、僕が想像していたフェミニンな、ちょっと細い体格というよりも
随分たくましく見えた。音源で聴いたより、声もずっとたくましかった。
イメージと現実は随分違う。
凄くアグレッシブなスタイルで、中野サンプラザの椅子がなければビョンビョン飛び跳ねたいくらいだった。
曲は「LIFE」「刹那」の曲が多かったと思う。
何度も何度もサビが繰り出されるオザケンの曲が音源でもいいなと思っていたんだけど、
ライブで見ると一体どこまでいけばクライマックスにたどり着けるのだろう、
どこまでも、上へ上へと気持ちが高揚していく感じがとてもつもなく気持ちよかった。

曲と曲との合間に朗読される文章が、彼の空白の時間を述べているのかもしれない。
文章が上手で引きもまれる。才能のある人は色々な分野で活躍できる。
エッセイストとしても、彼は大活躍間違い無しだ。

ライブは時間にして3時間。
間違いなく、日常とは違う世界を作り上げた、夢の時間だった。
(岡崎京子さんは、このステージをどう見たんだろう)

ある程度のポジションを築いたアーティストは、セットリストでベタな名曲、売れ線ナンバーを
控えたりするものだが、この日のライブはおそらくみんなが見たい小沢健二を
今風に再現してみせたライブだと思う。
(まさか「カローラ2に乗って」がエスニックなテイストになっているとは思わなかった)

新曲もありました。
非常にユニークなそれは、彼の読み上げた文章と強くリンクしているように感じられた。

なぜ彼が、今、13年ぶりに新曲の発表も無く、こうして音楽シーンに帰ってきたのかわかりません。
新曲は歌っていたけど、音源は出るのだろうか?
ライブは撮影していたようだけど、映像は発売されるのだろうか?
先が見えない不思議なアーティストだ。
そして強烈にひきつけられるものを持っていました。
すげぇんだよマジで……ガガ様のライブでも驚愕しっぱなしでしたが、この日のライブもそう。
とんでもないものを見ちゃったぞと。

あまりに強烈で、一度だけじゃもったいない。
今度は屋外で、ビョンビョン飛び跳ねながら見てみたい。
活力の溢れる楽曲に反応して、思わず体がウズウズしてくるんだ。
音楽の力って凄いな。ホントに。

大手町デイズ-100524
ツアーTシャツ、終演後に行ったら買えませんでした。
一人1枚で購入制限まで入ってしまって……。
欲しい人は早めに会場へ行った方がいいかも。

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