米早期利上げを警戒し全面的に軟調。
だんだん相場が複雑かつ、難解になっています。
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おはようございます。
先週発表されたタカ派的なFOMC議事録と相次ぐタカ派的な米地区連銀総裁の早期利上げの可能性に言及するタカ派的な発言に市場も流石に利上げ警戒に株式市場、商品市場とも全面的に軟調でした。
実際の利上げの織り込みも30~40%までは進んだでしょう。
6月のFOMCは7月の会合を含め利上げをするか否か議論がされ、利上げするにしてもしないにしても僅差の決定になるでしょうし、実際に市場もそう見ているでしょう。
実際に6月のFOMCの利上げに関しては、50%以上の確率で利上げをするかといえばそうではなく、市場の利上げ織り込みが10%にも満たなかったので、米金融当局者が意図的に発言しているということも報道では多いですが、それも否めない事実でしょう。
小生は米利上げに関しては年内に多くて2回、1回も行わないとういうことは無いであろうとの予想は変わりません。
27日にはイエレンFRB議長の講演が予定されており、金融政策への言及があった場合その内容には注目があつまりそうですが、無用な混乱を避けるために発言をしないか、どちらともいえない内容を発言するかでは?
NY金市場は続落ですが、下げ幅は小幅。
東京市場は為替分、下げが大きめになっています。
SPDR保有金の残高が昨日は小幅増も3トン以上増加しており、今月に入り増加しなかったのは3営業日のみです。
米早期利上げが警戒される中、投機筋が金ETFの市場で金の保有を増やしていることは事実で、そのことは需給の引き締め要因になります。
米利上げに関しては、来月のFOMCまでの経済指標次第で市場の織り込み度はある程度の上下動はあっても五分五分までの織り込みまででしょう。
現状では米地区連銀総裁の利上げ発言は一通りでましたから、イエレン議長の重要な発言でも無い限りは更なるドル高や、米利上げ警戒での動きも無いでしょう。
経済指標はこちら (クリックで開きます)で確認してください。
為替市場下記の通りです
ドル円は109円20銭台、
ユーロ円は122円50銭台
豪ドル円は78円80銭台です。
の東京金時間外市場は下落して始まり、一時4355円(-36円)まで下落し、4372円(-19円)で引けました。
ウィリアムズ・シカゴ連銀総裁も『年内2~3回利上げ、来年は3~4回がおそらく正しい』との発言し、引き続き連銀総裁の利上げの可能性を支持する発言は継続しています。
利上げは金市場の下落要因として実際にNY金市場も小幅に続落しましたが、金ETFの代表格であるSPDRの残高の増加は継続しています。
投機筋は金市場への資金流入を続けています。
米国の利上げはあっても年二回が最高でしょうし、それであれば米の金融引き締めはきつくなく、他の中銀の緩和的なスタンス継続に金市場は下げないとの見方も可能ではあるのでしょう。
小生は買い方針継続とします。
NY白金7月限は10.2ドル安の1013.1ドル。換算値は40円安です。
昨日の東京白金時間外市場は下落して始まり、一時3534円(-57円)まで下落し、3556円(-35円)で引けました。
金市場の下落や原油が下落に下げました。
下落調整継続ですが、下値も限定的との見方です。
今後3800~3900円台まではまずは上昇するとの予想は継続させていただきます。
白金市場は買い方針継続で。
<原油>NY原油⑦48ドル台です。
ゴールドマンの価格見通し引き上げに上昇も、予想は年末で50ドル。
更なる上値を追えるかは疑問です。
<ハンターポイント>
引き続き米利上げの下げ材料と金ETFの増加。
金市場のパワーバランスを見極める
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