一時期、Amazonで8万円のプレミアが付いた、任天堂の歴史を知る上で外せないある人の本 | おしょ~の激コアゲームライフ

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今どき珍しいゲーム専門店『PAO(ぱお)』に勤める私、おしょ~が激コアなゲームのことを気ままに書き連ねていくブログです。好みのゲームが偏っていますが、そこは生暖かい目で見てもらえればと思います(*´∀`)

今日はTVゲーム、特に
任天堂が生み出してきた商品について
よく知りたい!という人へ
オススメの本の紹介です。





横井軍平ゲーム館 RETURNS
─ゲームボーイを生んだ発想力



横井軍平さんを知っている方は
そこそこゲームの歴史に
興味がある人なんじゃないかなと思います。


とりあえずどーいう人かと言うと


・ゲームウォッチ作った
・十字ボタン考えたよ
・マリオブラザーズのプロデュースしたよ
・ゲームボーイ生み出したよ


と、任天堂が花札メーカーから
一大ゲーム機メーカーへ転換するのに
非常に大きな貢献をした人です。




↑帯の裏には、氏が生み出した
数々の商品名がズラッと載っています。


任天堂のゲームクリエイターとしては
宮本茂氏が有名ですが、
氏が師匠と仰いでいる人が
この横井氏だったりします。



この本、もともとは1997年に刊行された本を
2010年に復刻させたものです。


1997年に発売された方は、
一時期Amazonで8万円を超えるプレミアが
ついており、非常に手に入りづらかったのですが
復刻されてからは2100円で買えるようになりました。
おしょ~が持っているこの本も復刻版のほうです。



それほどのプレミアが付く本なので、
内容もゲーム好き、特に任天堂が
アナログな花札メーカーから
一大デジタルゲーム機のメーカーとして
変わっていくことができた理由の1つが
この本を読むとわかるようになっています。



↑ファミコンより前に大流行したゲームウォッチ。
おしょ~もリアルタイムで遊びましたね。



↑上下2画面タイプの『ドンキーコング』は
ニンテンドーDSにかなり似ています。
でも発売は1982年。当時の少年たちの
あこがれの1台でもありました。




↑十字ボタンを考え出したのも横井氏です。
ファミコンよりも前、ゲームウォッチ



これらヒット商品を、どういう思考の流れで
生み出したいったのか?
天才とも言える横井氏自身の言葉が
ふんだんに掲載されているので
ゲームに関する書籍の中でも
非常にためになる一冊だと思います。





あと、十字ボタンの最初は
こんな形だった、ということも
この本ではじめて知りました。




オッパイ型だったとは…(*´∀`)