シン・ゴジラ

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仕事が一段落した訳でもないのですが、

昨年映画館で観て大きな衝撃を受けた「シン・ゴジラ」の

地上波OAに際し、

改めてこの作品について考えまして、

自分なりに思いついたことを記しておきます。

宣伝以外のエントリをアップするのは、

とても久しぶりです。

 

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「未曾有の危機が日本を襲い、危機感を身につけた人間だけが生き残る」というのは

九十年代以降の村上龍作品に多く見られる主題(理想的マッチョイズム)だが、

村上作品をしばしば引用する庵野監督の「シン・ゴジラ」が

同様の枠組みに基づいているのは偶然ではないと思う。

(老夫婦を見殺しにできなかった総理は

内閣総辞職ビームで死亡し、

犠牲を覚悟した矢口蘭堂は生き残る)

 

一方で、村上龍は「ラブ&ポップ」や「イン・ザ・ミソスープ」など

「危機感を持たない人間がひどい目に遭う」という、

同じ主題を扱いながらも表現方法は真逆

(現実的ニヒリズム=理想的マッチョイズムの裏返し)の

作品も書いているが、

庵野監督の代表作であるエヴァンゲリオンは、

どちらかというとこちらの系譜に近い。

エヴァンゲリオンの主人公である碇シンジは

自己の確立に不安を抱くあまり

周囲に依存しており、

友人たちの命と世界の危機を

天秤にかけることができない。

危機感に満ちた矢口とは

正反対の人物造形である。

 

庵野監督は過去に「ラブ&ポップ」を実写化しているが、

監督自身のメンタリティは、

理想的マッチョイズムよりも

現実的ニヒリズムに近いのかもしれない。

矢口が庵野監督の理想像ならば、

碇シンジは

監督の自己の投影なのかもしれない。

 

「ダメな自分を認めてほしい」というのが

エヴァという作品のメタ・メッセージなら、

エヴァがいつまでも完成しない理由にも説明がつきそうだ。

畑違いのシン・ゴジラをわずか二年弱で作り上げた人が、

お家芸のアニメ製作に六年もかかるとは思えない。

物理的な制約よりも、

精神的な制約があるように思うのだ。

 

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レルゲンの胃痛

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ごぶさたしております。

大塩です。

 

今年の頭ぐらいから、

8月の終わりまで、

ずっと仕事しておりました。

 

まあ、仕事するのは

生きている以上当たり前なのですが、

例年ですと、一年半分ぐらいに相当する原稿量を

半年ぐらいの期間で書いておりました。

遠出する機会もほぼなかったので、

特に報告することもなく、

そのためにブログの更新が滞っていたのです。

 

どうにか一段落したのですが、

さすがに疲れ果て、

それから二週間ぐらいは、

まともに頭が動きませんでした。

 

このところ、大きめの案件をいただくことが多く、

それに伴って作業のスパンが長期化しつつあります。

 

個人的には、小回りの利く案件を

いくつかかけ持った方が、

精神的には幾分か楽であり、

リスクヘッジにもなると思うのですが、

今後のことを考えると、

今は重めの案件を大事にしていくべき時期なのかな、とも思います。

 

どのような案件であれ、

自分にできることを尽くす、という点は

変わりません。

 

さて本日、カドカワ様より

漫画版幼女戦記第7巻特装版が発売されます。

こちらに付属するドラマCD「レルゲンの胃痛」を

担当いたしました。

アニメ版と同じ豪華キャストにより、

迫力のあるやり取りが展開されております。

チェックしていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

 

 

ごぶさたしております。

大塩です。

 

ここ半年ほど、ずーっと

とある案件に専念しておりまして、

あまり更新できておりませんでした。

 

案件が長期に渡る場合は、

精神力のみならず、体力の管理も

非常に重要になってきます。

疲れている時に無理やり書いた文章は、

後で読み返すと、がっかりすることが多いです。

おのずと、リライトの回数も増えます。

体調が万全の時に納得のいくものを書いた方が、

トータルの作業期間は短くなる気がしています。

 

体力管理といっても、日頃の気遣いレベルではありますが。

糖質制限は、以前ほどのタイトさではないものの、

ゆるく継続しています。

お酒は、一度飲んだら最低でも二日は

禁酒機関を設けるようにしました。

(ノンアルコールビールの市場が拡大していることに

希望を感じております)

最近は、週に一度か二度はサウナにも

通っております。

就寝前のストレッチも、欠かせません。

 

これらに加えて、本当は

適度なトレーニングも実施したいところなのですが、

生粋の文系体質であるせいか、

なかなかそこまでの余裕はありません。

 

そろそろアラサーとも呼べなくなる年齢に

差し掛かってきておりますので、

十年、二十年先を見越して

生活習慣を改善していきたいところであります。

 

さて、既に取り扱いのある書店もあるようですが、

漫画オーバーロードの最新刊が発売されます。

リザードマン編も佳境に差し掛かっております。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

香港・マカオ

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香港・マカオに取材で行ってきました。



景色や食べ物も素晴らしかったですが、
旧友と再会し語らえたのが
何より嬉しかったです。

バルセロナでも、
タイでも、
NY時代の友人に
助けてもらいました。

あの時、勇気を出して
踏み出せて良かったと、
心より感じています。

世界中の人に、
作品を届けるために、
今年もがんばる所存です。

大塩




漫画「オーバーロード」の第六巻、

およびドラマCD&手帳を同梱した特装版が

今月26日に発売されます!!

 

 

実際に完成した物を手にしてみると、

とても感慨深いです。

深山先生のイラストも相俟って、

「世界征服手帳」の名に恥じない、

非常に雰囲気のある仕上がりとなっております。

 

ドラマCDの収録にもお邪魔させていただきまして、

皆さま大変素晴らしかったのですが、

原由実様のあるシーンの演技を見た時など、

凄さのあまり笑ってしまいました。

 

こちらも併せて楽しんでいただければと思います。

 

少し前に編集様より

漫画版の累計が50万部を突破したと伺いました。

誠にありがたいことだと思います。

 

一層気を引き締めて

取り組んでいく所存です。

よろしくお願いいたします。