お喋り笛吹きの音楽&ベルギー見聞録 #4

ヨーロッパの小王国ベルギーに住む笛吹き、神田望美の海外生活&音楽活動記。フルート&篠笛吹き。ヨーロッパ中心に時々日本で活動中。演奏活動のほか、音楽祭、コンサートやフルート&篠笛教室の企画運営をしています。


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早くも師走!12月は誕生月!始まった瞬間の焦り度が他の月とは違います。

 

年が始まった瞬間から「今年で23歳かぁ」と思ってるので、12月に行き着く頃にはまだ22歳なのに、既に23歳な気分になっていて、誕生日に「24歳かぁ。23歳あっという間だったー。時が経つのは早い!」ってなりがちです。(年齢は例え)

 

でも絶対に間違えるもんか!という意地が働く年齢になってきたので、今年は間違えてません。

 

師走、第一週末はナミュールでコンサートからのパリ出張レッスンの中間発表会で講師演奏。

 

金曜日はナミュールで、とっても久しぶりのアルトフルートでのコンサート。王子のアンサンブルと細川俊夫さんの断章llを演奏。アルトフルート重いけど楽しいビックリマーク

 

上の写真はちなみに、リハーサルです(セーターで本番ではない)

 

本番前にご飯中、東京ブリュッセルトリオのメンバーでもあるニコラ君と、日本好きのソフィーとで、スタジオジブリの映画の話をしていました。ソフィー曰く、火垂るの墓は、ものすごい覚悟をしてから見ないといけないのだとか・・・。子供(ニコラの子供)にはショックが強すぎるかもしれないから気をつけたほうがいいとか言ってました。こちらは年齢制限があり、千と千尋も確か10歳以下禁止とかなので、そういうのに敏感なのかな…

 

日本では「パソコンしすぎて目がムスカ」といえば、「目が!目がぁ!」というシーンを想像出来るので「目が痛い」と通じると説明したり、私は仏語の映画タイトルがわからないので、「この映画のタイトルは?」と、主題歌や挿入歌を歌って、ソフィーとニコラがタイトルを言うというカルトキューみたいなことをしたりして盛り上がってました。

 

現代音楽コンサートを演奏しに来た音楽家が、”ランラララランランラン♪”とか、”あのちーへいせーん♪”とか、”カントリーロード♪”とか歌ってたので、会場の人やジブリに興味のない王子は、不思議そうな顔で3歩くらい引いて見てました。

 

コンサート後は、東京ブリュッセルトリオに曲を作ってくださった、ジャン=ピエール・ドゥールーズさんも会場にいらしていて、色々お話し出来ました。日本の音楽にも詳しい方なので、私が思う戦後くらいの邦人作曲家の奏法についてなどをお話ししたりしたら、共感していただけて嬉しかったです。ニッチな話で楽しいひと時を過ごしました。

 

細川俊夫さんの断章ll、中々素敵なので、もう少し内容をつめて今度また演奏したい。自分のアルトフルートで。。。

 

 

↓プロモーションビデオの”冥” 16000回再生達成。

 

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今週金曜日は現代音楽祭LOOPのシリーズ9。ナミュールのIMEPで細川俊夫さんの断章llを演奏します。

 

弦楽四重奏+アルトフルート。弦楽四重奏と演奏するのは去年のFestival Mozartのバクリさんの曲以来かな?さらに、とても久しぶりのアルトフルート♫

 

”断章ll”は、刀で斬るが如く、息で斬る!!という感じの表現が沢山出てきて、かっこいい(というより怖い?)曲。最後は侍乱切りはじめたか!狂ったように切りまくってて、結構頭が酸欠でクラクラします。アルトフルート管太い…。ピエール=イヴ・アルトーさんの音源見つけて聞いたのですが、めちゃくちゃかっこいい(おどろおどろしい)です。↓これくらいしっかり息が持てばねぇ。循環呼吸ですかね。

 

来週、武満徹、デービッド・ローブさんの篠笛の曲、福島和夫さんの冥を録音する予定で、つい先日までご機嫌な曲を練習してたのに、ここ最近は急に三途の川みたいな曲や、侍の乱切りでビョーーーッ!!!という音を出しているので、ご近所さんは私が発狂したかと思ってるんじゃないかとちょっと心配。

 

 

武満徹のエアはF女時代に邦人現代音楽のエキスパートだった西沢先生に少しだけ見てもらった記憶があります。

 

 

西沢幸彦先生

迷った時に思い出す横浜の景色

 

昨日はフォーレをコンサートで聞いたので(私はフォーレを聞くと何故か横浜を思い出す)横浜や西沢先生を思い出しました。

 

現代音楽は意外と、というか、意外じゃなくて当たり前だけど、音色(おんしょく)が物を言う…と思う。西沢先生の何物にも代えがたい音色(ねいろ)が懐かしい。

 

先生にも(当然カウントが出来てる前提の話なのだけれど)カウントだ、fだ、pだ、そういった話はあまりなかったです。

 

しかしながら

 

”それ何でもないな”

”なんか綺麗に収まっちゃってるね”

 

とよく言われたりしました。

 

あまりに譜面がごちゃごちゃだと、書かれてることに夢中になっちゃうのですが…。

 

「あの方は、現代音楽ばかりしてるから(古典を吹いた時に)音色汚い」とか聞きます。で、多分実際そういう方もいるのでしょうが…それが現代音楽の結果みたいに言われると微妙。”汚い音”も使うけど、音色パレットが”汚い音”のみだったら、それはそれでどうなんかいなぁっていう。西沢先生の音は他の人から決して聞けない、艶っぽい甘美な音色でした。

 

気がつけば、先生にお会いした時の私の年に帰るより、お会いした時の先生の年齢の方が近くなってしまったよっていう噂です。見た目と中身が幼いので調子に乗ってましたが、確実に年取ってます。

 

先生のように、エキスパートと言われれるように、急いで精進・研究。

 

↓これは自分のプロモーションビデオの”冥” 16000回再生されてるみたいで感謝。

 

 


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今後の予定

11月4日(金)パリ

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11月7日(月)ナミュール

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12月2日(金)Namur @ IMEP

Festval Loop (ARS MUSICA)

細川俊夫作品

with Ensemble Mendelssohn

 

 

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自分で書いておいて、”仏語でラジオ体操!”って読んでしまいました。

 

先週末はラジオ。始まる前は緊張で、声が緊張で震えてメぇぇえぇみたいになったらどうしようとか、適切な仏単語が出て来るかしらとか心配でしたが、単語が出て来ないのは仏語だけじゃない!日本語もだ!と開き直り。始まったら意外と落ち着いて一安心。

 

パーソナリティの方から、”若手をインタビューする番組持ってるから、30歳以下なら招待するよ!”って、ちょっと上かもなぁと心の中で思ってるという感じに言われました。30歳なんて、さらば懐かしの日々ですあせるそこにいるだけで渋い三國連太郎オーラ出したいのに、一向に若く見られてしまう… でも30歳だったらまたラジオ出れたのになぁとちょっと残念。

 

 

それにしても、浅い母音発声、口周り筋肉の使い方の甘さなどが要因している発音の悪さが、マイク通すと強調されます。

 

 

壊滅的崩壊はなかったけれど、ルドゥーさんの尺八協奏曲の感想を聞かれた時に、日本音楽に限らず、歴史背景を知らないベルギー人に、ほんの1分程度で私の感じたことを説明するのは不可能だなと汗

 

 

オーケストラの音もアジア大陸的な響きだったり、全く関係なく現代音楽的な響きだったり、雅楽のような音使いだったりなので(ヴァイオリンが笙の如く)、「尺八の音楽」だけに固執したわけではない、尺八コンチェルトだったようです(作曲者ご本人もそう仰っていた)

 

 

曲の中に「アイヤー!」とカンフー風の叫び声が入ってて(打楽器奏者担当。かなり楽しんで叫んでいた。)、この「アイヤ〜!」と、日本の音楽の色んなところに出てくる「イヨっ」みたいな声は全然違う。全然違うけど、よくベルギー人とかに、日本語の真似とか言って、アイヤー!みたいなことを言う輩がいるくらい、違いは知られてない。

 

 

一瞬「アイヤー!」と「イヨォ!」と両方、公共電波を通して叫んで違いを聞かせようかと思ったのだけれど、まだラジオ慣れしてないから、自己解放しきれず躊躇して出来ませんでした。仏語ブログにでも書いておきます。

 

 

まぁ全ては、

 

「尺八協奏曲だけど日本に固執してたわけではない、ミックスされた音楽でした」

 

と言いたかった故なのですが。

 

 

Un beau mélange (アン ボ メロンジュ)って言ったのだけれど、「じゅ」をはっきり発音出来てなくて、アン ボン メロン(美味しいメロンメロン)みたいになってました。発音矯正したいショボーン

 

 

王子とか結構マメにラジオやテレビのインタビュー出てるから慣れてますよねぇ。私も頑張れば話せる!ということが分かったので、精進して、またいつか。

 

Concert @ Musiq'3

 

 


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今夜のMusiq'3(ラジオ)での生放送番組にゲスト出演することになりました。ベルギー人作曲家クロード・ルドゥさんの尺八コンチェルトの演奏がBozarでありその際に少し話すようです。仏語なので今から緊張。こっそり話してこっそり帰ってこようと思ってたら、サイト上で名前が出てたので公表しておきます。

 

バンブーフルートの立場は完全に尺八に取られてる篠笛です。篠笛のコンチェルトも多少書かれてはいますが、篠笛の宣伝少しでも出来るでしょうかね。だんまり笛吹きにならないように(ラジオだし)頑張ります。

 

さて、先週末の書き溜めブログの最後。Wi-Fiがようやく直ったのでガツガツ上げてますニコニコ

 

阿波踊りのワークショップの話。

 

パリを練り歩く阿波踊り祭などが去年夏にある予定だったのですが、シャルリ・エブドのテロで1年持ち越され、バタクランのテロで消滅してしまいました。とはいえ、フランス地方都市のMetsでイベントはありました。

 

↓Metz( メス)繋太鼓さんと菊水連さん。

 

©Tsunagari Taiko Center 

 

少しずつ広がる阿波踊りin ヨーロッパ。繋さんは日本のテレビにも取り上げられてもいます。

 

講師をされた米村鮎子さんは、阿波踊りをベースに創作ダンス的なこともされていて、そのレッスンが個人的には最も面白かったです。

 

私が即興で笛吹いて、受講者さんが踊る。

 

 

踊りとのコラボはF女の恩師の故西沢先生(現代音楽の第一人者)もされていて大学時代からの憧れ。横笛の西川先生も「日本の音楽は、踊りと語りと切っても切れない関係」と、現代邦楽でもその要素を取り入れているとおっしゃってたので、今度是非やってみたい。舞台として魅せるには研究が必要かな。

 

ダルクローズ・リトミック専門学校で習ったことも色々思い出しました。鮎子さんはマイム出身の方で、マイムの要素や、技術も使ってるのだそうです。ダルクローズの原理はその昔劇団に依頼されてワークショップしたことがあり、マイムと劇って共通点感じるので繋がりがあるのかもしれない。

 

阿波踊りも現在の”形”が形成されたのは戦後の話で、その前はもう少し自由だったようです。ヴァイオリンとかトランペットが入ったチンドン屋的鳴り物(音楽)伴奏もあったとか。意外と自由に適当にやってたみたい(笑)。

 

今は伝統民俗芸能として、芸術的になってきてるのかもしれない。一度確立されると、それ以外は異端となるという面もあるかとは思うのですが、でも人の発想は自由でいいはず。特にアーティストは。伝統の継承も大事ですが、新しい形の発生も大事な気がします。歌舞伎も、ピアソラのタンゴもそうやって生まれましたからね。

 

ということで、そんな感じのWEEKENDでした。

 


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五人囃子の笛太鼓ー♪

 

と歌う通り、笛と太鼓は切っても切れない関係。笛太鼓ってもう一語ですよね。

 

アントワープの日の夜は太鼓のイベント。急な準備で盛況とは言えないものの、欧和さんとようやく初めて一緒にイベント、繫さんをベルギーに呼んだり、打ち上げも含めて楽しかった!

 

繋さんのオリジナル曲(いくつか初めて聞いた新曲が)、阿波踊り、私もソロで、即興、生徒と笛二本の曲、アメリカ人作曲家David Loebさんの現代曲を演奏。太鼓という大衆音楽的な要素の中にさりげなく現代音楽入っていても違和感ない(はず)。大衆イベントでも、さりげなく自分の専門分野を入れてます♪

 

欧和さんとは個人的に長いお付き合い。随分前から時々イベントの話してたけど漸く第一弾!欧和ビールはもちろん、たい焼き&おにぎりも売ってくれて♪パリの生徒も「Japanese Waffle!(たい焼き)」と言って大感動(^^)なぜJapanese Waffleは魚の形してるの?って聞かれなくてよかったです(答えられないから)

 

また何かの機会に欧和さんと何かやりたいね~♪ 次のイベントはもっと大きな会場で。

 

↓イベントの後

 

欧和さんはお友達ってことで、ベル通に大分以前にインタビュー記事を載せてます。って振っておいて、私の記事じゃない(笑)礼欧さんのビールの道に入った最初の切欠の記事に特に共感してます。私もずっと防音室閉じこもって練習しながら、この一本道しかないって必死だったけど、違う道や生き方はバリエーションに富んでいて、未だに新鮮・発見続きで楽しい。必死であることには変わりないけど汗

 

 

繋さんに限らず、ここ最近で太鼓の人に一気に沢山出会って、全般的に価値観というか、見方がクラシック畑とは違うので本当新鮮。こっちだとディプロムもないせいか、自分たちの舞台の魅力とガッツで広めてる感じ。音楽観も自由だし、自分の芯がある人達が多い。本当偉すぎて「私も頑張ろ」って思わされますね。

 

 

最近は篠笛吹く機会が多いですが、ずっと篠笛は宙ぶらりんだったので、ようやくここ数年で一匹狼以外のことを、心にシコリなく出来始めて嬉しい。古典だけの演奏とか、古典奏者じゃないから罪悪感あったので(^^;

 

横笛はまだまだ日本の外じゃ知られてないけど、日本でもずっと民俗音楽と芸術音楽と両方で使われてきたから、同じように民俗的なものと、芸術的なものと自分が出来る形で篠笛を吹いていきたい。尺八に比べて個性薄いとか、限界があるとか言わせないよ!(言われたことがある)

 

さて、明日18日金曜日の夜8時ー、ボザールで現代音楽祭の一環でクロード・ルドゥーさんの尺八コンチェルトのベルギー初演がありMusiq'3という国営クラシック音楽番組で生中継されます。どうやら私も少しだけ番組内のどこかでお話しするようです。生中継なのでカットされちゃうとかはないと思うけど、仏語で生中継とか緊張しそうです。私の仏語は大丈夫なのでしょうか。英語よりかはマシですが…。お暇な方はお聞き下さい。

 


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