お喋り笛吹きの音楽&ベルギー見聞録 #4

ヨーロッパの小王国ベルギーに住む笛吹き、神田望美の海外生活&音楽活動記。フルート&篠笛吹き。ヨーロッパ中心に時々日本で活動中。演奏活動のほか、音楽祭、コンサートやフルート&篠笛教室の企画運営をしています。


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先週末から、明日のコンサートのためのリハーサル。

 

今日は会場でのホールでリハーサルが出来るということで、朝からえっちらおっちらとコンサート会場のあるモンスへ。

 

フランス国境近くのベルギー南東部の街モンスは、私が勉強してた街。

 

今日のモンス @グランプラス

 

時々帰国時に足を伸ばす横浜は、我が心の故郷感満載で、毎回ノスタルジックな思いに駆られるのに、モンスは全然。4年間これでもかって位大真面目に勉強したのに。

 

ベルギーに未だいるせいですかね。今の生活も、私の中では留学の延長くらいな感覚です。いつまで留学してるんだ。

 

旧市街は特に私が通ってたころと殆ど何も変わってないのですが、私の時代にはなかったコンサートホールが出来、明日はそこで演奏。多分モンスの市内で演奏するのは音楽院時代以来じゃないかと?

 

ホールリハ(休憩中)

 

明日はジョリヴェの曲で最後の楽章がピッコロ。ピッコロを演奏するのが久々で楽しくて堪らない♪

 

ピッコロの低音&中音域、高音域の前半の音は、可愛いくて、どこかノスタルジックで、温かみのある音です。

 

が、高音域の後半は人柄が一変し「あの可愛かったピッコロはどこいったの?」という狂気のマッハ高速超音波。近辺の人にとってはまさに殺人凶器。

 

凶器のピッコロ

 

 

前回の自宅での合わせの時は、王子は耳鳴り防止のため、ピッコロの楽章になったら耳栓してました。

 

耳栓は音楽用耳栓で、本当は私が使う用なんですけど・・・耳鳴りがするとか言われ、申し訳ないので貸してあげました。

 

家での練習時は、ピッコロ高音域や能管とかは耳栓してます。室内楽だとそんなにバリバリ高音域出てこないけど、高音域の高速連符とか出てくると、運指も練習しないといけなくなり、

 

被害を最小限に抑えるために、指だけまず練習して、大体回るかな??って思ったら

 

さっ耳栓、耳栓・・・・

 

そして、実際にピピピピピーー!!!っと吹いてます。

 

はっきり言って、うちの狭い部屋じゃ反響しすぎて、何が何だか。耳栓すると少しはマシ。

 

 

それこそ留学時代、反響が全くない外練ならいけるだろうと、平日の公園に行って誰もいなさそうな藪の中に入り込みました。そしたら藪の中で、注射器とゴム紐(血管を浮かせて薬を打つため)を見つけてしまい、ここは入らない方が良さそうだガーンということがありました。

 

 

ピッコロを練習出来る場所はあまりない。でも身の安全を思うと、広々したところで堂々練習するのが良いと思います(^^)

 

 

本人楽しくピロピロ吹いてるのに、自分以外の人は皆んな耳鳴とかちょっと切ないので、この音楽用耳栓をピッコロ吹きはパートナー用のために持ってるべきなのかも。。。。直撃するのは、大体真横の人くらいだから、まぁワンペアー余分に持ってれば大丈夫かな…。

 

まぁオケや吹奏楽レベルだと練習場所が広いから問題ないですけどね。

さりげなく他人迷惑なピッコロ高音域練習中

 

王子は環境に優しいヴィオラ

 

明日は久しぶりのドビュッシーのソナタと、イスラエル人作曲家 Jan Freidlin(ヤン・フライドリン)のMusic for the Passing Summerという曲でカウントを頑張って、その後ジョリヴェの小組曲という詩的な曲です。最後だけピッコロで、アイルランド民謡みたいな雰囲気で、最後は超高音域でびっくり!って感じで終わります。詳細はこちら:フェイスブックイベントページ

 

さて、全く話は飛びますが、フルート&篠笛教室のフェイスブックページを作りました。

https://www.facebook.com/atelierdeflute/

 

演奏活動と並行してこちらも頑張らないと。おヒマな方は覗いてください。寛容な方はイイねしてください(^^)

 

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先週末は篠笛教室@パリ。

 

今年度も早くも来月で終了。月1回で7月&8月はヴァカンス。年間10日間しかレッスンないので本当あっという間。

 

でも今年度はひょんな事からベルギーでも2回、11月と3月に外部イベントが出来たので、生徒も楽しんだし、教室も少し活発な感じになったのが嬉しい。フランスでは繋太鼓さんのお陰で生徒が色々演奏する機会があるし、有難い事です。

 

11月のイベント@アントワープ

 

来月は繋太鼓センターさんのスペクタクルに毎年恒例混ぜてもらいます。今年は過去最大7人が出る予定。3年目の今年は、お初、箏の方に伴奏していただいたり、太鼓の生徒と一緒に一曲披露キラキラ

 

箏との伴奏

 

 

こきりこ節の練習

 

太鼓の生徒とリハーサル

 

 

掲げる目標は高く、追いつく現実は少なくアセアセ

 

何だか何も発展していないように思える篠笛教室ですが、何となく少しずつなら発展しているのかもしれないと思ったり。

 

日本人から見たら、外国人が横笛吹いて、外国人が太鼓叩いて…って不思議な光景かもしれないですが、私には日本人がモーツアルトしてるのと同じくらい日常的で普通の光景。

 

本当に全ての人に普通になったら面白いけど、私が生きてる間は無理かな?

 

面白いのは、こっちの人はやはり和楽器をやるからには、「和」って曲をやりたがり、日本の邦楽の人たちはむしろ和を脱することにチャレンジしていることでしょうか。

 

どちらにしろ、邦楽器は今熱い!と勝手に信じてます。

 

開拓は楽しいキラキラ

 

私も日本人&西洋クラシック音楽畑の人間なので、新しいこと、現代音楽から大衆音楽まで(ポップ的なのとはちょっと違うけど)色々やりたいことは満載。

 

いつか、フルートでも篠笛でも、私が先生方の技術や音楽性だけではなく、生き方(演奏スタンス?)を見て、「この人から教わりたい」と思い、沢山の音楽家の中から自分の先生を選んだように、「お喋り笛吹きさんから教わりたい」って思わせられるような、そんなアーティストになりたいですね。

 

”に、なりたいです”とかいって。もういい歳なんで、”で、ありたいです”と言うのが正解っていう噂も。

 

大学の時の将来の夢、仙人。当時は仙人になるまでまだうん10年あるから大丈夫だろうって思ってたけど、仙人へのタイムリミットが刻一刻と迫ってます。お喋り仙人笛吹きを目指して頑張らなければ。

 

でも焦ると仙人の精神から反してるのか。

 

のんびりいきましょう!

 

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アメブロに公式ジャンルが出来たようで「音楽」がなかったので、ヨーロッパからお届け・・ジャンルに登録しました。

 

書いてる本人がベルギーに住んでるので、ヨーロッパから届けてるというのは間違えはないかな。

 

ちなみに、フルートの専門的なお話はフルートを始めよう!楽しもう!極めよう!に書いてますので、フルート吹かれる方はそちらも御覧くださいニコニコ

 

ということで、ヨーロッパからお届けって感じの話しで。

 

先日ヨーロッパ人と日本人と数人でお話をしていた時のこと。

 

名前の話になり、私の名前はHope&Beautyって意味ですとか、よくある話しをしてました。日本人Bさんは「わたしは太陽にこんにちはって意味です」ちょっと面白い訳なんだけど、そう伝えると、それを受けて、日本人Aさんが、Bさんに

 

「あなたの名前はどういう字?(日本語)」

 

と聞いたので、Bさんは「えっとですねー」と宙に自分の名前を書き出し始めました。すると、

 

 

彼は一体何してるんですかね?

 

 

と、ヨーロッパ人は不思議顔。そう。スペルを空中に書くという動作は漢字文化。

 

西洋人からしたら、人差し指で空中を斬るジェスチャーをする人は、魔法使いか、宇宙との交信者か、何かに取り憑かれた人か、指揮者か。日本人がしてると、ちょっとしたサムライ?(刀振り回してるのかなぁ?)

 

私も、来た当初、仏語だか英語だかのスペルを「なんとかってどうやって書いたっけ?こうだっけ??」と、空中に書いたら、ギリシャ人に「何してるの???」って大笑いされたことがありました。私も何を笑われてるのかわからず、その時はそのままに。

 

10年後くらいに、ある中国人に出会い、その人と食堂でメニューを見ていた時、彼女がVeal(英)もVeau(仏)もわからなかったので、テーブルに「子」(中国語でニンベンつくかわからなかったので)「牛」って、書くと彼女は「oh!」と言って理解。

 

その様子を見ていたヨーロッパ人は目を丸くして、何の魔法?みたいな。

 

 

机に漢字書いたんです

 

 

と言うと、なるほどーーー!!と感嘆。机にフランス語を書く振りをして、「あっっ!スペル間違えたよ」ってジョーク言って大喜びしてました。

 

 

なるほどねー。西洋人は空中にもテーブルにも字書かないのね。

 

 

とベルギー10年目にして理解。確かに、あの読めない字を書かれても意味がナイ。

 

日本人・中国人は、読むときも視覚からの理解が多く、その辺がアルファベット語圏の人とは、脳の使い方が違う(そのためアルファベット文字で書かれた書物の理解が日中人には難解)と聞いた事があります。慣れなのでしょうが。

 

 

逆に、西洋人にどこかの街の名前や、人の名前を言われ、私が

 

 

「コモンサセクリ Comment ca s'ecrit?」(スペルは?)

 

 

と聞くと、

 

 

アエージェウエヌテウユイエル

 

 

と間髪入れず呪文を唱えてきて、全然付いてけない。ゆっくりお願いします!と言っても、

 

かーーーーなーーーーーりーーーーーすろーーーーーーりーーー

 

レベルで言ってもらわないと付いていけない。結局、携帯メッセージで送ってくださいって頼むという。

 

日本人が、日本人に「あなたの名前はどのように書きますか?」と聞いたら、神様の神に田んぼ、希望の望に美しいです。って答えます。

 

こちらの人は、Jeanはどう書きますか?と聞かれたら、Jeanは聖書のヨハネの福音書のJeanですと答えるより(まぁJeanは普通はそのJeanしかないですが)、ジェ・ウ・アー・エヌと子どもの時から答え続けてるのでしょう。

 

大人になり、綴りを唱えるスピードが増して来るところに、そんな経験のない日本人が呑気に『コモンサセクリ?』なんて、尋ねるから大変なことになっちゃうのね。聞くは易し、聞き取るは難し。

 

 

語学の壁はいろいろなところに潜んでいるのでございます。

 

 

しかし、笛にも語学にもボーボーに燃えて、毎日が笛の練習と語学勉強で1日が終わってた学生時代。先日本棚の整理で語学の本を整理しながら色々思い出しました。

 

努力は実ったか実らずか。仏語と英語は従兄弟だから、主に仏語勉強して来たのに、英単語の量もセットで増えてお得感はありますね。

 

 

いまは、あの情熱が嘘のように鎮火

 

 

ボーボーに燃えてた頃は、クラシック音楽分野のせいか、常に自分は年だからと焦って、全てにおいて30歳までに!と色々焦って色々燃やしてましたが…

 

人生には意外な事が起きた方が面白いのかもしれないと思う今日この頃。しかし燃える火は実にとろ火で、意外なことを呼ぶ力も起こす力もないようで。また色々燃やしたら意外なことが起きるかもしれないですね。

 

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↓頑張ってた頃に買った本(ただいま譲渡中)

 


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死海ーエルサレムに続き、イスラエル旅行記の続き。

 

イエス降誕の街ベツレヘム in パレスチナ自治区。

 

街の入り口の方。オレンジ色の車はタクシー。

 

エルサレムで岩のドーム内を見ることができなかったのですが・・・だいたい主要なところは見て外に出てしまったので、じゃぁベツレヘムにでも行ってみる?となりました。

 

当初は綿密な計画を立てる日本流旅行だったのに、結局その場で決めるベルギー流(お喋り笛吹き流か…)旅行にアセアセ

 

ベツレヘムといえばイエス・キリスト降誕の地で、馬小屋のイメージだけど、打って変わって立派なイエス・キリスト降誕教会がある観光地。

 

友人も聖地ツアーで訪れていたのもあって、名前だけはとっても馴染みがあり親しみ感じてる私。でもパレスチナ自治区内に夫は行きたがらず、イスラエル4回目にして日本人と共に初パレスチナ自治区の街へ。

 

パレスチナ自治区ときくと、あまり心穏やかな響はないかもですが(イスラエルって時点で心穏やかな響きでないと言われそうですけど)、留学してる人も治安は良いのだと言ってました。

 

イスラエル側もそうですが基本的な治安はかえってヨーロッパ諸国より良いです。最近じゃヨーロッパでもいつ何があるか分からないし、泥棒とか麻薬も多いし、結果どちらが治安良いのか分からないかも。

 

とはいえ、○の歩き方にもパレスチナ自治区への渡航に関しての注意書きや、イスラエリナンバープレートでは入れませんと書かれたり(借りていた車はイスラエリナンバー)、私もパレスチナ自治区は入ったことないし…。どうなんだろう?と。

 

とりあえず地元民に聞いてみる?

 

私たちの頭は結構メディアで見るイメージに洗脳されてるから、地元民の意見を聞くのが良いかな?と。ブリュッセルの街も昨年はメディアでおどろおどろしいBGMと共に「暗黒の街ブリュッセル」的な扱いでしたが、私たちは普通に生活していますし。(選択肢もないけど)

 

とりあえずそこらへんのおじさんに聞いてみると、

 

「そうだねぇ。観光客なら問題ないよ。いいところだよ。イスラエル市民にとっては問題で、行くことを禁じられてるけどね。でも観光客なら平気だよ。」

 

とのこと。なんと禁止されてるのですか。

 

でも観光客なら平気と言われ、とりあえずベツレヘムをナビに入れて出発しました。

 

エルサレムの山を下り、高速はすぐに降りて、しばらく荒野の山を背景に長閑な公園沿いを走行。子供達が遊んいて平和そのもの。そしてまた山の側面を登り始め、その山がまたえらく高くて・・・聖書にはマリアとヨセフがロバに乗ってえっちらおっちらと書かれているのに、えらく高い所まで登って行きました。臨月でロバで登るのも下るのもきっと大変だっただろうなぁ。

 

なんて思いを馳せていると、そこで問題発生。

 

ちょうど国境付近に差し掛かったところで、イスラエルのSIMカードを使ってる携帯のカーナビアプリが、

 

「こっから先はダメ」

 

と赤字の”Warning”を地図のど真ん中に出してきました。

 

ナビ強制終了

 

そこには赤字の看板が立っていて、

 

「こっから先はパレスチナ自治区。イスラエル市民は立ち入り禁止。命の危険に関わり、イスラエルの法律に違反してます」

 

 

と書いてありました。

 

書いてあることも恐ろしいけど、赤色というのは自動的に恐怖心を煽る…。

 

もし、キティちゃんが描かれていて「こっから先はダメよ!命が危ないわよ!」と言ってたら、赤い看板でも雰囲気は多少和らぐのでしょうが…

 

日本だったら何しろ「イスラエル大使館ゆるきゃら、シャロウムちゃん」が存在するくらいだから、キティちゃんが描いてあってもおかしくない。

 

©️在日イスラエル大使館 ゆるきゃらシャロウムちゃん

 

 

が、ここはイスラエル本拠地。徹底的に怯えさせる感じ。視覚効果は大事。

 

彼らの意図通り、ちょっと弱気腰になった私。

 

「イスラエリナンバープレートで走ってると石を投げられるから、イスラエリナンバーは物凄い勢いで走り抜ける。それが益々自分たちのテリトリーを暴走する輩に見えて腹がたつ」

 

という話を以前聞いたのを思い出したり。でもその話は入植地の話なので、ベツレヘムは普通の街だから全く状況が違うからなぁなんて思いつつ…

 

しばらく脇に止めて観察。

 

その間、私たちの目の前を、イスラエルナンバープレートの車が何台も颯爽とゲートを越えて行きました。砂漠走って来ましたっていう感じの車はあれど、石を投げられたって感じの車はない。

 

恐ろしい看板がある割には、黄色のゲートはオープンのままで、特に検問はなく兵士が一人いるだけ。

 

とりあえず、そこにいたイスラエルの兵士に(友達が)こっから入って良いかと尋ねると、兵士のお返事は「あなた次第。でもここはベツレヘムだから気をつけるように。」というお返事。いわゆるひとつの自己責任。

 

ということで、とりあえず行ってみるかと、ゲームオーバーのカーナビを諦め、グーグル先生で再スタート。

 

初ベツレヘム@パレスチナ自治区

 

教会にもミッション系学校にも関係ない人でも、クリスマスと馬小屋に生まれたイエスキリストやマリアの図・・・などは見ている人は多いかと思います。クリスマスといえば、むしろ西洋文化の象徴ですが、本来はこの地に起きたことでイメージしてることと色々だいぶ違うのであります。

 

現在のベツレヘムの街はとってもザックリしていて中東そのもの。でもきっと当時もそんな感じで、実はそっちが正しい姿。

 

このすぐ横に結構立派なホテルがあった


KIT KAT。その下のアラブ語は、have a break, have a kitkat!だろうか。英国統治の名残・・・なわけがない。

 

子どもの頃から歌っていた賛美歌の地に来る日がくるなんて。オムレツとベツレヘムは仲間だと思っていた保育園児の私が聞いたら驚くでしょうねぇ。人生は意外な展開に満ちています。

 

ベツレヘムとあってか、いろんな宗派の教会がいたるところに立っていました。過去にベツレヘムにいる牧師(パレスチナ人)によるちょっと怖い話も聞いたことはありますが、他の地同様、モスクと教会の共存っていう印象。

 

しかし、建物が中東風な以外は、ベルギーの移民街と大して雰囲気は変わらず?ここはアンデルレヒトですと言われれば、そうですかって感じもします。強いて言うならパレスチナの旗が立っていることくらいかしら。

 

普通に走るイスラエリナンバー(黄色のナンバープレート)中央にパレスチナの旗。

 

でも結局、グーグル先生でも車で生誕教会まで行き着くことができず。グーグル先生が行けという道が狭すぎて。駐車場らしき駐車場もなく、お借りしてる車、しかも良いメーカーのピカピカ新車なので路駐もちょっと・・・ということで、結局ベツレヘムドライブスルー。

 

ドライブ中

 

パレスチナにはパレスチナ用GPSがあるみたい?アマゾンで売ってましたけど…。

 

観光するならバスツアーかな。個人で行くには徒歩チェックポイントから徒歩、またはタクシーに乗るしかないようですねぇ。私たちもちょっとパレスチナのタクシー運ちゃんにアピールされましたが、車乗り捨てられないので。

 

エルサレムと比べたら、観光化!までは行ってなかったけど中国人(かどうかは分からない。日本人ではないアジア人ツアー客)もいました。

 

ちょっとぐるぐる回ってから、友人共々、とりあえずパレスチナ自治区に入れただけでも記念すべき旅行であるということで満足し帰途につくことに。次回はもう少し計画的に。現地にお金落とさないと経済的な助けにもならなさそうだし。

 

 

まぁせっかく来たのだからSNSにチェックインしてみるかと試してみるも(チェックインすると、俺は今ベツレヘム!という投稿が自動的にされるシステム)チェックイン不可。

 

不可の理由予想その1:イスラエルの携帯会社の電波だから

不可の理由予想その2:Facebookが不可

不可の理由予想その3:GPSシステムが制限されてるとか、そんな感じ

 

 

ということで帰途につくため、テルアビブのアパートの住所を入れると、

 

 

「そんなルートはございません」

 

 

とグーグル先生・・・・。

 

ベルギーでいう所の、アントワープ(オランダ語圏)からナミュール(フランス語圏)への道のりを検索かけたら『フランス語圏?そんなのあったっけ?』って言われちゃった感じでしょうかね。何となく想像がついてしまうのが切ないベルギー人な私。

 

 

エルサレムならルート出してくれるんじゃないの?と入力してみたら出してくれました!

 

 

で、再スタート。

 

 

ところが・・・分離壁に突き当たりーーー。

 

 

 

グーグル先生は壁のことを知らないようです。壁は登録されてないのか。そんな壁の写真を撮る中国人(?)観光客団体に会いました。

 

 

どうやらその壁のところが、徒歩チェックポイント地点なようですね(参照ブログ)。壁の裏まで車で来て、その後徒歩で市内に入るという感じでしょうか。自治区に入るのは簡単なんだけど、自治区から出る時に検査が面倒だという噂のチェックポイントらしいですが、別ルートだと、あの看板の脅しだけでスルー・・・よく分からない審査基準。

 

 

さて唯一のナビであるグーグル先生は壁をぶち破って通過する方法しか教えてくれないけど、そんなことしたら銃撃されそうなのでNG。

 

とはいえ、来た道も割と単純だったので、多分これだろう・・・という感じに戻って行き、お陰様で問題なくルートを見つけて、無事に再び赤い看板地点を通過して、イスラエル側に戻り、カーナビアプリも復活し、テルアビブの住所を入れて再スタートを切ったのでありました。

 

巨大な壁で遮るところもあれば、斜めちゃってるゲート(黄色いの)だけの入り口もあるという・・・

 

高速道路には時々検問所があって、兵士も何人かいるのですが、そんなに厳しくもなく。我々アジア人は、サングラス外してスローダウン程度で検問されずに通過でした。これは恐らく情勢の状況によりますね。

 

ということでイスラエル車の旅、便利でした。ありがとう!車借りてくれた&道中ずっと運転してくれた友人!!!

 

夜には、テルアビブで知り合いの音楽家、元イスラエルフィルの首席チェロのミハ・ハランさんに会いました。ミハさんにベツレヘムに行ったことを伝えると、王子(夫)もだけど、「なんで行きたかったの?」とちょっと驚き顔。

 

イスラエリにしてみたらベツレヘムもパレスチナ自治区の一つの街でしかないのかもな。

 

ミハさんは「今は政府が右派だし、彼ら(パレスチナ人)にとってはより難しい。大変に違いない。」と言っていました。

 

ミハさんはそれこそ紛争を何度も体験している世代で、兵役義務のあるイスラエルなので、彼も若いころに兵役経験者。

 

私はイスラエリでもパレスチナ人でも、ユダヤ人でもアラブ人でもなく、その地に住んでもいないし、想像がつかないえので、何も意見は言えませんが…

 

どこの国の人でも、人間1人1人を取れば十人十色なのに、○○人という枠があり、国という枠があり、そこに政治があるんだなぁと。

 

日本人といえど千差万別なように、〇〇人ではなく、個人を知ることの意義を感じてしまいます。中々遠い国の個人を知るチャンスはないのですが。

 

というイスラエル旅行記でした。

 

 

砂漠と5000年の歴史の街を見た後に着くテルアヴィヴはまた一段と近代的

 

テルアヴィヴ最後の朝食。キャロットジュースとコーヒー

 

友人も私に倣ってシャクシュカ

 

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ちょっと時間が経ちましたが、イスラエル旅行その2です。

 

今回はエルサレム旧市街。

 

よくわからないどっかの高台から撮った写真

 

エルサレムの旧市街は、イースター(復活祭)&過越祭(ペッサハー)の時期のせいか、当初予定していた土曜日はイベントがあるとかで、人間数オーバーで入れませんでした。朝の段階で中に5000人いるとか言われてガーン参照その1

 

やっぱりイースター期間中は混むらしいアセアセ

 

ちなみにこの二つの祭典は毎年必ず被ります。というのも、ユダヤ教の大事な過越祭のために、イエス・キリストは聖地エルサレムにやって来て、そしてその時に捉えられ十字架につけられ、そしてその三日後に復活し、それを祝うのがイースターだからです。

 

ということで、この時期は、世界中のキリスト教徒&ユダヤ教徒が集まるので混むのね(でも現地イスラエル人はどっか旅行にいっちゃうらしい)

 

死海から帰って来て土曜の夜。日中閉ざされた門も、夜には開放されたので聖墳教会に行って見ましたが、夜もおしくらまんじゅう状態。本来(?)人々がキスしたり祈ったりしてるんですが・・・あまりの人の多さにガードマンがいて、近づけない状態。ガードマンはその石の上に持ち物を(ネックレス、ハンカチなど)を置いてくれるという作業をしていました。

 

 

これはイースター礼拝があるであろう日曜日は大変そうだ!ということで、翌日日曜日は朝早くからGO!

 

聖墳墓教会の外。昨夜はここが夏休みのディズニーランド状態に。

 

朝はそこそこ空いていて10年前同様、みなさん至る所にキスしたり、コラールを歌う人々、カントリーソングみたいなワーシップソング歌う人、色んな国からクリスチャンが集まっていました。厚着な人から、すごく薄着の人まで。葉っぱ持ってたり、豪華な神器持っていたり。宗派によって、色んな格好があり、ちょっと仮装大会みたい。

 

香油の石も朝は解放されていて、みんな祈ったり色々できるようになっていました。中には涙を流す人も。私はイスラエル四回目だけど、多分そんなに頻繁に来る人は珍しく、遠くから大枚叩いて一生に一回とこの聖地に来る人たちもいるんだと思います。

 

イースター中だからか、日曜日だからか、年がら年中か・・・は分かりませんが、時間毎に区切って宗派毎に礼拝が執り行われているようでした。教会の中を色々見ている間にあっという間に人が増えて来ました。

 

お墓の上の部分と教会の天井

 

イスラエルの地や、エルサレムという街、旧市街には感慨深さを感じつつも、10年前も同じだったのですが、何かこう色々圧倒されて、私は何していいか分からなくなって、実はあんまり居心地が良くない聖墳教会タラーあと炊かれている香が、私の鼻にはアレルゲンみたいで、キリストの十字架を思い感極まって涙を流される方々がいる中、私は涙ならぬ鼻が出る状態で…。

 

それにしても、結構人がいる中、みなさん今が旬の白アスパラガスの束をマルシェで購入!というが如く、火がついた蝋燭の束(私のアレルゲンの匂いはこの蝋燭かもしれない)を持って歩いてるのですよ・・・危険危険ガーン エルサレム旧市街、消防法とかはあまりないようです。そもそもルートが狭すぎて、あれは火事とかになったら、逃げるのが大変そう。

 

聖墳教会を出たあとは、苦難の道(ヴィア・ドロローサ)を逆流していくことに。普通は、苦難の道を登って行き十字架が立てられたという聖墳教会がゴールなのですが、なにぶん日が高くなるにつれて教会が押し競饅頭になっちゃうので、先にゴールから。

 

ヴィア・ドロローサは聖書の内容に基づいて、チェックポイントがあり、ここは聖書の何章何節の部分・・・などと(ガイドブックが)説明してくれているので、聖書を知ってると思いを馳せることが出来ます。私たちは逆流してるので聖書巻き戻し状態。

 

第8留-イエスがエルサレムの婦人たちに”自分のために泣くな(ルカによる福音書 23:27~23:29)”と語る地点

 

第6留ーベロニカのベール地点(マタイによる福音書9:20−21

 

説明には載ってない都市伝説みたいなのがあるのか、皆さんいろんなところを触っては写真を撮ってらしたので、私たちもとりあえずみんなが触ってるところを触って写真。なんの意味があるのかは分かりません。

 

ただチェックポイントの数字が途中消えちゃうのね(っていうか最初がない)。ヴィア・ドロローサの始まりがどこだったのか、結局よくわからないまま旧市街の出口にたどり着いちゃって。丁寧なような、ザッパなような案内。

 

まぁいいっかってことで、お昼。どこかの教会のすぐ横の東欧系ユダヤ人のお店に入り、暖かいので外でご飯。

 

 

教会の真横とあり旧市街の喧騒とは裏腹に静か。フレッシュジュース飲みながらまったりしてると、そこにモスクのお祈りの放送が入って、まさにいろんな宗教がゴチャゴチャ状態な街(というか国全体が)なのねぇと。まぁそれ言ったらヨーロッパもですが、モスクのお祈り放送は禁止だったかで流れてないですね。

 

そしてお昼後、今度はエルサレムの街の代名詞の一つ嘆きの壁と日本語では呼ばれてるユダヤ人地区の西の壁へ。過越祭中ということか、兎に角人がいっぱい。

 

 

男性はキパさえ被っていれば、多分誰でも壁に近づくことは出来るのではないかな?黒い帽子と、中東系の顔の方々に混ざって、アジア系男性がウロウロしていました。もしかしたらユダヤ教徒の方なのかもしれないですが。

 

この西の壁は、男性パートと女性パートと別れてます。女性は何を区別としているのか分からないですが、どちらにしろ私は中に入る勇気ないのでタジタジ外から見てました。

 

前回はそこでバルミツバ(ユダヤの仕来りの13歳の元服式)を行なっていたりと特別な景色でしたが、今回はウォーリーを探せ並みに混んでました。

 

とりあえず壁に祈りを捧げてる人達は圧倒的に超正統派(ウルトラオーソドックス。黒い帽子の人達)。

 

ウルトラオーソドックスの発祥は東欧のユダヤ人で、東欧は寒いけどエルサレムやイスラエルは暑いので、彼らの格好は見てるだけで汗が出て来る…。モコモコの帽子、あの灼熱太陽の下被っていて毛根から蒸れそう。気候風土と格好が何ともマッチしない気がするのだけれど、今や嘆きの壁の写真といえば彼らが写っているし、エルサレム写真といえば彼らが写っているし、イスラエルのイメージは彼ら。

 

十二単でラクダに乗って砂漠を旅していたら明らかにおかしいけど、何十年もそれが続き常に十二単の人がラクダに乗って旅してたら、きっと砂漠のラクダっていったら十二単じゃない?ってなるのかもしれない。イメージとはそんなものなのかもしれない。

 

実際には普通の格好の人たちもいるし、敬虔なユダヤ教徒とも宗派が違えばあの格好ではないです。

 

嘆きの壁のすぐ後ろには、岩のドーム(黄金ドーム)のモスクがそびえ立っています。そこに入るためにモロッコ門(未信者はそこからしか入れないらしい)に行くと、2時まででーすと、並んでる途中で閉鎖…モスクは未信者に対しては大して解放する気あまりないみたい。

 

こんなご時世というか、前からというか、セキュリティーが厳しく何かと入るのに時間が掛かる。嘆きの壁も、私たちは旧市街内部から入ったので、セキュリティーチェック(10年前はなかった)もあっという間に通れましたが、外から来ると相当並ぶ様子でした。しかも男女別ぽかったですね。一緒に行った友人うち一人は男性だったので、別々に並ぶのはちょっと寂しいから、内側から入って正解。

 

旧市街内、他にも3000年前の街の一部の遺跡が覗けるところなど、色々あるのですが、一応、岩ドーム以外メインコースは多分見た・・・。しかも一回外に出ちゃったしどうするかねぇと。

 

そこで、ベツレヘムに行ってみようかねということに。

 

ベツレヘムはキリスト降誕の街で、最近降誕教会がユネスコ遺産になったのもあり観光地でもあります。私の祖母が90年代に聖地旅行をした時も行っていたような???

 

ベツレヘムと書かれた土産物も至る所で見つけることが出来ますが、パレスチナ自治区の街なので、ユダヤ系イスラエル人はあまり行きたがらないため、私も行ったことがありませんでした。日本人とならいけるかな?

 

ということで、長くなっちゃったから、ベツレヘムの話はまた近いうちに。

 

2017年、残り35週頑張りましょうニコニコ
 
見つけた日本語ガイドブック。文字化けが多すぎて謎の文章に(中は普通に読めた)

 


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