先日のブログ
http://ameblo.jp/oscarexpress/entry-12152755210.html
で触れた、『真の主権を取り戻すための自主独立・対米自立デモ』を本日行った。主催は『真の日本独立を目指す、対米自立実行委員会』。
正午過ぎ。渋谷の宮下公園を出発したデモ隊は、安倍政権が定めた『主権回復の日』に反対するべく、日の丸を掲げ、抗議文読み上げとシュプレヒコールを繰返しながら安倍首相の私邸がある渋谷区富ヶ谷一丁目を目指しデモ行進した。
一水会・木村代表によるスピーチ
富ヶ谷交差点を通過するデモ隊。
デモの集会場所ではこんなのものも。川内原発は止めなければいけません。
デモの参加者は決して多くなかったが(一方で事情により、私服警官の数は尋常では無い程に多かった)、その顔ぶれはカウンター右派、一水会・木村代表、主権回復を目指す会・西村修平氏から共産党員まで多彩。会場ではNO NUKESのパンフまで配られ、左右の垣根を超えて集まった有志達が 「自主独立・対米自立」「主権回復の日粉砕」「安保法制反対」「安倍退陣」を叫びデモを行った。
以下は私が本日のデモ中、街宣車内にて読み上げた抗議文。
ご近隣、ご通行中の皆様、大変お騒がせしております。
こちらは「真の日本独立を目指す、対米自立実行委員会」のデモ行進です。
三年前。第二次安倍内閣は四月二十八日を、サンフランシスコ講和条約が発効した昭和二十七年の同日に因んで『主権回復の日』と定めました。私たちはこれに反対し抗議活動を行っております。
サンフランシスコ講和条約によって「回復した」と云う、わが国の主権の及ぶところに沖縄・奄美・小笠原等は含まれていませんでした。特に大戦中、最も激戦が行われた沖縄県民の心情を思えばこの日を『主権回復の日』として祝う所業は、今尚米軍基地問題を抱える沖縄を見捨てる行為でもあります。四月二十八日は沖縄にとって『屈辱の日』、奄美にとっては『痛恨の日』なのです。
さらに南樺太、千島列島は未だロシアに不法占拠され、わが国の主権が回復したとは言えません。北方領土問題が解決せぬままで何が主権回復でしょうか。
そして、今、皆様の頭上に広がる渋谷の空、この東京の、関東の空はわが国のものではありません。横田空域・横田ラプコンと呼ばれる、アメリカ空軍の官制する空です。首都の制空権なくして何が主権国家でしょうか?
四月二十八日は旧日米安保条約並びに地位協定発効の日でもあります。神武天皇以来の歴史を有する葦原の千五百秋の瑞穂の国であるわが国が米国の属国に成り下がった屈辱の日です。
安倍政権の唱える『主権回復の日』とは、単に連合国との戦争状態が集結した「終戦の日」に過ぎません。回復したというわが国の主権はその一部のみです。四月二十八日は戦後七十一年に及ぶわが国の米国属領化、形を変えた巧妙な占領に対し決起し、真の日本独立・対米自立を訴える日に相応しく、よって私たちは政府主導の『主権回復の日』に反対し抗議します。
安倍政権は『主権回復の日』式典を中止せよ!
日本の真の主権を取り戻せ!
『主権回復の日』を粉砕せよ!
日本をアメリカに売り渡す売国奴、安倍晋三は辞職せよ!