絵が下手な人・・・
コツをつかんで、練習すれば誰でも描けるようになりますよ!!
・・・デザインも同じかな?
ちょっと違うかも・・・。
デザインするって事と絵を描く事は別物ですねぇ・・・・。
でもデザインする為に絵は重要ですが・・・。
今日の記事は、絵を描くこと、コピーや真似することについて。
今日、テレビの『世界の果てまでイッテQ』で手越くんが グリッターペンティングを描いてました。
イッテQ!カレンダープロジェクト9月編
~手越画伯が挑むグリッターペインティングinフランス~
黒いキャンバスに透明の接着剤で描画して、最後にキラキラした粒状のものを振りかけて、絵を浮かび上がらせるものです。
(詳細は、日本テレビのサイト イッテQ で見れます。・・・写真あり)
http://www.ntv.co.jp/q/oa/20121014/02.html
手越くんの絵・・・・。
出演者が声をだして笑うようなクオリティ。
でも番組最後では、見事にスキルアップして拍手喝采!!
放送されていないところで、一生懸命練習したんでしょうねぇ。
特に番組中で挑戦していたような描き方は、
絵が苦手だという人にとって敷居が高いものです。
通常私たちは、
『白い紙』 に 『黒で線や影を描く』 ことに慣れているので
『黒い紙』 で 『線や影を描かない』 ような絵って難しいですよっ!
特にあの手の絵画では、
目を描く!
鼻を描く!
口を描く!
っていう概念は取り払わないといけません。
それを手越くん、マスターしたんだからスゴイ!!
絵を描けるようになるためのコツ・・・
描くことよりも、見ることを重視する。
見ることが出来ないと、描けるようになりません。
イッテQで手越くんが修行しているとき、絵の先生がグリッド状に縦横のマス目に線を入れていましたよね。
あれが、見たままを描くためのコツです。
単純に、黒い部分と白い部分を書き分ける。
目や口や鼻を描こうとするとダメです。
(・・・現に番組中の先生も、はじめに白黒の原画を先に作ってから描いていました。)
ひとマスずつ白と黒の形状や割合のバランスを確認しながら、白と黒の境界線を描く。
最終的にすべてのマスが集まった時に絵として出来上がる。
マス目が多ければ多いほど、そっくりに描ける様になります。
慣れてきたらマス目の数を減らしていき、最後はマス目を無くす。
白黒の2色に限らず、写真やイラストでも応用できます。
周りとの位置関係やバランスを見て、境目や影の線や色を再現する事で絵が描けるようになります。
目はこうあるべきだ。
鼻のカタチはこうだ。
口は唇がある。
・・・このような既成概念を取り払って、見たままを描く。
これを身に付けると、頭の中のイメージしたものが描けるようになってきます。
見る、描く。
見る、見る、描く。
見る、見る、見る、描く。
・・・を繰り返して、絵画のテクニックは磨かれます。
私が他の記事でも書いていることに通じるのですが
真似することやコピーすることって、何かを習得しようとするときに必要なことだと思います。
好きなバンドの曲をコピーしようと練習をくりかえして上手くなったり、
ウェブのHTMLやCSSでもサンプルを参考にして何がどうなるか覚えたり。
出来るようになると、うれしくなって次のステップに進み、少しずつ上達する。
イッテQの手越くんのアートに挑戦する姿をみて、
コピーすることや真似する事は、絵画だけではなくテクニックを磨く為の第一歩であることを再認識した気がします。