長崎、ながさき! | カメラマン長谷川修のブログ

長崎、ながさき!

 

 

先週の木曜日から日曜日まで、長崎へ行ってきました。
佐世保で感動的な風景の中で過ごし、週末は障害者乗馬のメンバーとのひと時があり、日曜日は平和公園や原爆資料館へ行きました。
原爆資料館で黒く炭化してしまった、本来だったら14歳の少女が食べるはずだったお弁当に胸が詰まり、平和祈念の像の姿かたちの意味をあらためて心に刻みました。
 

 

 

 

歴史博物館は、時間をかけてじっくり見ました。
ただ、なぜ門戸を開いた出島が長崎だったのか、なぜ中世の人たちは見たことのないキリシタンを受け入れたのかなどが、どうもしっくり理解できないのが残念でした。
けっして、キリスト教を排他するのではないのですが、中世の人たちにとって、人相も髪や肌の色も自分たちとはまったく違う、見たこともない南蛮人って、まさに未知との遭遇だったと思うのです。
ということは、現代のボクらにとっては火星人のようなもんだと思うんです。
火星人と友好関係を築き、火星人が信じる宗教を受け入れるって、なかなか難しいと思うのです。
となると、中世の人たちが南蛮人やキリスト教を受け入れたのは、なぜなのだろうかと、不思議なのです。
そのことが、いまいちわからなかったのが、ちょっと残念です。

 

 

 

 

坂本龍馬がいろは丸号を沈められた後処理の会談場所だったといわれる聖福寺にも行きました。
立派な山門と本堂が、往時をしのばせます。
 

 

 

 

土曜日の夕方には、対岸から軍艦島を望みました。
ちょうど日没時間で、オレンジ色でグラデーションになる空を背景に、軍艦島がシルエットになり、とても印象的な風景でした。
波の音、潮の香り、冷たくなっていく空気。
そういうものが寄り添って重なり、さらに見事な風景を見せてくれました。
 

 

ほんと、良い4日間でした。
さてさて、次は、どこへ行こうかなあと思い始めています。
 

 

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