適齢期の男女の未婚率が増加しているなかで、
理想の相手にめぐり合えない結婚難民が多いと聞く。
結婚はゴールではなくてスタート。
環境も境遇も全く違う他人同士が同じ戸籍を作り、
新しい家族として社会に仲間入りをする責任を伴う儀式。
愛という不確かなものをよすがに、運命共同体として
お互いの影響を受けながらの人生修行。
さて、ご覚悟は?ということで、昨今の婚活事情を取材した。
自分でお相手は探します!出会いを求めて「ひらコン」
人ばかりでなく中高年の応募も含めてすぐに定員となった。 実行委員長の松尾勝代さんは、「今や女性の方が積極的で男性はコミュニケーションが苦手な人が多いですね」と、男性にエールを送りながら「こんな企画をして言うのも何ですが、今はIT時代。ネットなど出会いの場が格段に広がりました。相手に惚れ込む前に自分は過大評価、相手は過小評価の目で無限大に探してしまう。昔は知り合う範囲が狭くて、自分なりの等身大の相手を見ることができたのではないでしょうか」と問題定義も…。「何でも手に入りどこにでも行ける時代で育ってきたので、理想の相手もどうに 「まずはお友達から」というノリで、飲み会を開き異性と知り合うチャンスを作るのが合コンの目的だが、今夏、枚方で20歳以上の独身男女300人が出会う「ひらコン」が行われた。 市民による手作り企画で、見知らぬ男女が市内14ヶ所の飲食店の各店舗を巡り、ルールに従い60分間の制限時間内に会話を楽しんで、気が合えば連絡先を交換というもの。出会いの場づくりとともに地域活性化が目的。市内外の人にもインターネットなどで呼びかけたところ、気軽さが受けたのか若いかしたら手に入るのではと勘違いしているかもしれません。相手の欠点を可愛いと思えるくらいの我慢をしてもいいのではないか。養う、養われる、ともに助け合っていく感覚が希薄になってきているのでしょうか」と分析をしながらも、いい結婚相手に巡り会ってほしいと願う。10月には、第2回目の「ひらコン」が開かれたが、次回の開催は未定。
(問)℡090・6733・0148(受付時間:9時~19時 日曜日定休)
自分で探して合コン VS 親が決めてお見合い
親だからこそ吟味します!真剣に探して「良縁親の会」
恋愛中は二人の世界で全てがバラ色。だがいざ結婚となり話が進むと、こんなはずじゃなかった事実が発覚することも。それだけでなく晩婚化が進み、ますます独身男女の恋愛結婚は遠くなる。ならばと、本人に変わって親同士が出会う「代理見合い」が評判となっている。2005年に発足した「良縁親の会」は全国で結婚支援フォーラムを展開、すでに72回を数える。結婚を望む独身の子供を持つ親が、事前に提出されている子どもの年齢や職業などを明記したリストをもとに交流を図り、お互いに関心をもった場合のみ身上書や写真を交換するシステムで、会の参加費用と書類作成の実費のみで、入会金や結婚報告は一切不要。今年2月にフォーラムの様子がNHK全国放送で取り上げられると、多くの問い合わせが殺到し、子どもの結婚に悩む親の思いの切実さを物語った。同会代表・脇坂章司さんは「少子高齢化の時代になり、結婚への出会いがないお子さんをお持ちの親御様の心境は大変です。その悩みを少しでも解消して安堵していただきたいとの願いで開いてきました」と発足の動機を語る。脇坂さんは「成婚に至ったという」感謝の手紙が届くのが何よりの喜びと言う。また、未婚の人たちが増えることで無縁社会になっていく風潮を憂え、一民間人として社会貢献をしたいとの心意気に燃えている。
(問)☎075・213・0506(受付時間:9時~17時)
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