それともう一つ、周りの環境への影響も忘れてはなりません。

農薬は、畑にいる生物を無差別に殺します。それに農薬は近くの川などに流れ込み、水質を悪化させ、水棲生物を殺します。特に途上国では残留性の高い、 分解しにくい農薬が使われることが多いため、生物への被害がより深刻になります。

農作物を食い荒らす害虫以外の生物の生命にとっても脅威になるという点で、農薬の使用はできる限り減らしていく必要があります。

「安全性」というと消費者の側からだけの安全性ばかりが問題にされる傾向にありますが、生産者や他の生物、環境にとっての安全性の方がずっと大きな問題なのです。フェアトレードでは、オーガニックコットン製品の販売の際、消費者にとっての安全性も当然アピールしますが、生産者や環境にとっての安全性も同時に訴えるべきでしょう。

フェアトレードの第一の目的は、生産者の支援です。綿をオーガニック農法で栽培することは、それを作る農家の健康を守ることにつながります。そして、畑の周りの環境を守ることにもつながります。そんな「安全な」方法で綿を生 産している農家を支援するため、フェアトレードではオーガニックコットンを継続的に通常の綿より高い金額で購入を続けているのです。

安全性は、消費者よりもむしろ生産者や生産地の周りの環境にとって大きな 問題だということを、ぜひ理解していただきたいと思います。

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