筋肉アプリ 第8話 ~ 絶滅の危機 ~
テーマ:筋肉アプリ物語前回のあらすじ
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筋肉アプリが予測不可能な動きをし
気持ち悪いと感じた藤沢。
削除しようとした瞬間、スマホは光り、アプリは消えていた。
しかしそのあと、自分に異変が起こっている事に気づく。
筋肉が、喋っている。
そして、筋肉に告げられる。
これが、筋肉対話なんだと。
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筋肉アプリ 第8話 ~ 絶滅の危機 ~
「これが・・・筋肉対話・・・・!!!」
「いきなりで驚いたよね(笑) 」
筋肉が、笑う
「僕の名前は、筋肉の上腕2頭筋(じょうわんにとうきん)だよ。よろしくね!」
筋肉が自己紹介してきた。
これは幻聴??錯覚??いや、現実。
まさか、こんな事がありえるっていうのか。。
「じょ・・・・じょうわん・・・にとう・・・君?」
長い。。やたら名前が。
「あ、言いにくいかな?ニックネームつけてもらってもいいけど。」
「え?う・・・うん。ごめん、じょうわんにとうきんだっけ?」
ちょっと考えた、
絶対また言い間違えるし長いからニックネームをつけたい。
上腕2頭筋(じょうわんにとうきん)
まず、
上腕と2頭筋に分ける
そしてそれぞれの名称の頭文字の読みを繋いでみた
上腕の「じょう」
2頭筋の「に」
じょうに・・・・、
ジョーニー、・・・あっ。
ジョニーって名にしよう
「ジョニー、君の事を上腕2頭筋の意味でジョニーって呼んでもいいかな?」
「OK!ジョニーだね!なんか嬉しいね!」
筋肉、喜ぶ
しかし現実にこんな事があるとは・・・。
筋肉は僕の名前など、そんな基本的な事はすでに知っていると説明してくれた。
だって、僕の筋肉なのだから。と。
昨日まで平凡な日常だった、
それが、今、突然おかしなことになっている
僕は。筋肉と、喋っているんだ
「しかしまー、僕は君と話す事ができて本当に嬉しいよ。
やっと未来の可能性が見えてきた」
「ジョニーさ。
教えて欲しいんだけど、
誰でも筋肉アプリさえあれば、
自分の筋肉と話せるってことなの?」

「・・・それは、残念ながらまだ難しい。
あのアプリは、誰がどう作ったのか良く分からないけれど
たぶん、ただのクソアプリだよ。」
え?どういう事?
「今の所、あの筋肉アプリを使い、
筋肉と喋れるようになれたのは、君だけだと思う。」
どういうこと?
なんで僕だけなの?
今、ジョニー、君と喋れているのはどうしてなんだ
「君は、筋肉と話せる種族の数少ない生き残りなんだよ(サラッ)」
え?

「大事な事だからもう一度言うよ?筋肉アプリの仕組みは僕もまだ良く分からない。
ただ君は、筋肉と喋れる数少ない種族の生き残りなんだ。
それだけは僕はずっと知っていた。
でも時代の流れによって、その種族はどんどんと消えている。
筋肉対話できる種族は・・・、まさに絶滅の危機にある。
そしてその子孫である君は筋肉アプリに出会って、
それがキッカケとなり、偶然にも能力が一気に呼び起こされたんだ」
筋肉対話の種族、
絶滅の・・・危機!!!
僕は筋肉に恐る恐る訊いた
「でもさ・・・正直、その能力が不要だから、ぶっちゃけ絶滅の危機なんだろうし、
絶滅してもいいんじゃないの?」

「・・・・君は分かっていない!全然筋肉の事分かっていないよ!(怒)」
筋肉、怒る

「基本的に世の中の人は僕ら筋肉と喋れなくてもいい。
だがしかし、
人間は、やはり筋肉なしには生きれない。
筋肉と人間は、もはや力をあわせなくてはいけない時代に突入しているんだ。
その為に、筋肉対話できる種族はまだ絶滅してはいけない、
重要な架け橋となる。
君は筋肉と喋れる数少ない生き残りとしての自覚を、今すぐ持って欲しいんだ!!」
落ち着いてくれ、ジョニー
何が起こっているんだ、
今、時代はどう向かっているというんだ!!
僕は次のアルバイトを見つけないと、生活できないんだよ!
家賃は払えないんだよ!
筋肉対話をしていって、いったい僕に何ができるっていうんだよ!!
つづく
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