それぞれの海時間/無風の工場萌えな夏 | <オリハルコン>山下健一公式ブログ

それぞれの海時間/無風の工場萌えな夏





 


    きのうは、先日一緒に沢歩きに行ったりセーリングにも来てくださったMさんが、


    お友達をたくさん連れて乗りに来てくださいました~~!


    山口の気象台発表の天気予報では、


   「岩国は夕方からを伴う雨が激しく降るでしょう!」 


    えっ!と、思いながら聞いていたら、


   「正午から午後6時までの降水確率はゼロパーセント。」 とのこと。



   いったいどっちなんじゃ~~!って感じだったけど、


   実際に空を見て大丈夫と判断し、出航してきました~~。

    

 

    玖波湾には、LPガスやら、この工場に補給する燃料 やらなんやらを積んだ本船が、


    何隻か、錨を静かに降ろして停泊しています。


    ほんのわずかに風が吹きはじめたら帆に風を入れて、本船のすぐ前を通り過ぎ、


    さらに工場の方へ近づいていきます。

 


 

完全に風がなくなったら、デッキの上も蒸し暑いので、

エンジンをかけてゆっくり歩くくらいの速度で、街明りを眺めながら


のんびりした時間を過ごしていきます。



 

       

       それぞれの時間が、流れていきます。


 



ヨットのデッキで、ゆったりした時間が流れはじめました。

夕暮れ前に、フルーツ&エスプレッソタイムです。



太平洋横断や南太平洋を周っているとき、、果物を食べるのが好きでした。

 

無人島に着いたら、野生のライム、マンゴ、椰子の実をたべまくったのも想い出。



とくに夕暮れの海は、フルーツが合います。
 


おっと、話は瀬戸内海からとんだけど…、


良いか悪いかはわからないけど、

とくに風の無い時は…

3年間の太平洋航海のときの海のお話を、

フルーツやエスプレッソに添えるのが、街のカフェとも遊覧船ともちがう、

冒険Cafeの特徴~~。



 


       きょうはゲストの方から、

       「またどこかへ行くんですか~?」


       「冒険に行く人って、なぜ、行くんですか?」って、質問をいただきました。



       街でくらしていたら、心より頭でものを考える。


       将来設計、こうしたら、こうなるだろう…って。


       心が動いても、頭で考えたことを優先させる。


       夢や冒険って、


       頭の中をいくら探しても、答えはおそらく見つからない。


       街の真ん中に立って空を見上げると、社会の価値観や掟が地球の掟のように


       思えてしてしまうことがあるけど…、


       でも、その掟は地海を含む球全体から見たら、ごく一部の地域でしか通用しないと、


       原野に出たら、すぐに風や岩や波が教えてくれる。


       そんな地球の声をいちど聞いてしまうと、地球の掟”に会いに行くために、


       生きたくなるんだな…。

 


帰りに、ほんの一瞬、ひき波に何度か、夜光虫が白く光るのが見えました。

太平洋でも見たことが無い鮮やかすぎるブルーの夜光虫ではなかったけど、、


今年初めての夜光虫でした。


 

今回も、安全に航海ができました。

Mさんはじめ、ゲストのみなさんと、海の神さまに、感謝!