オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」という小さな工務店を経営する社長のブログ。高性能・エコハウスを当り前にするために日夜奮闘中。住宅はもちろん、ド!ローカルな新潟情報、建築、子育て、アート、暮らしの知恵などごった煮でお送りします。


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飯塚豊さんの2冊目の書。 

「新米建築士の教科書」が発売されました。

 

 

 

飯塚さんの「建築知識の豊富さと説明能力の高さ」は、この業界でもずば抜けていて、

氏のサイトは10年前ぐらいから目をつけていました。

2016年から設計協力をお願いしていますが、仕事っぷりを拝見すると、

やはり間違いなかったなと確信しているわけです。

 

 

 

(笹口の家は間もなく完成、 内覧会もしますよ~)

 

 

我々実務者にとってみれば、画期的な本で、 

アマゾンにて、カテゴリーで1位を記録です

(3/25付け)

ノウハウ本は陳腐化しにくいので、前作同様にロングセラーになることは確実でしょう。

 

バリバリの設計本であるが、建築専門の出版社であるエクスナレッジから出さず、

パソコンソフトの「解析マニュアル」シリーズで知られた、秀和システムから出版されたのがいい感じです。 同社は、専門分野の実務ノウハウの解説書に非常に強い。

たぶん編集のスタッフも 「学びをサポートする」 ための構成や表現のノウハウを持っているのだろうから、適切な出版先だったのでしょう。

 

本書も、「建築士になるための本」ではなく、

「建築士として食っていくための知識」の本と、

表紙裏に明確に宣言しております。

 

設計事務所を開設したいと夢見る若者向けのマニュアル本という体裁になってます。

今迄は具体的なこういった書籍はないので、みなさん苦労してきたんだと思います。

事務所開設を志向する 建築学生にはバイブルになることでしょう。

 

また、工務店の設計部をいかに 戦力向上させるためにも最適な本でもあります。

そのための具体的なメソッドが体系化されているし、

飯塚さんの事務所で活用しているチェックリストなどの帳票も 

そのまま収録済みなので、実践で 即使えるというのがすごい。

 

オールフルカラーで、図と写真も豊富。 大変わかりやすい。

内容としては 例えば・・・・・・

 

建築地を物色している人には、

「敷地の概要はグーグルマップで8割把握できる。」

というノウハウは役に立つはずです。

周辺環境 ・ インフラの整備状況・  地盤 ・ 自然災害リスクなどは、

現地に行く前からパソコンでチェックできます。

 

「何にどれくらいお金がかかるかを知っておく」 を読めば、

「本体以外にこうしたお金がかかるんだな」とわかります。

 

でも あくまで設計事務所の業務マニュアルの本なので、

「クライアントにプランを選ばせない」

「クライアントにプランを描かせない」

「でも、聞く耳は持つ」という、

あまりお客様にはあからさまにしたくないようなノウハウまで書かれております。

 

これから住宅計画を予定している人で、気合十分な人も買ってもいいかなと一瞬思いましたが、設計事務所にとっては都合の悪い面もあるようなので ご遠慮願います。(笑

 

プロ向けとしては、コンセプトをシートで整理する方法が、

ありそうでなかったオリジナルノウハウで、大変に参考になりました。

 

最後にまとめると、 

我々のような実務者にとっても 基本の確認として精読する意義を感じました。

みんな手元に置いておきたい、設計実務者の座右の書です。

 

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